今週、1988年式の車両をお預かりしました。少し点検して、試乗し、外装を外して修理見積り等を行っています。

試乗前は、最低限のチェックをします。

試乗中です。大きくは壊れていませんが、経年劣化があり、全体的に痛んでいます。

エアクリーナーは、真っ黒ではありませんが、スポンジが劣化しています。

積んであるバッテリーは平気そうでした。

始動後も、電圧は出ていますが、セルモーターの回りが遅いです。

外装を外してチェックです。

置いてある状態で、フォークオイルは、床に垂れています。フォークシールは両方ともダメですが、インナーチューブに傷があるので、シール交換では治りません。また、ステムベアリングも引っ掛かりがあり、要交換です。

ゴムジョイント類は、切れているかひびが入っています。

クラッチは、滑っていますので、要交換です。

クラッチレリーズ側からフルード漏れがあります。
やはり古い車輌なので、分解を始めると、交換部品は増えると思います。
2015.07.25 作業担当 ヤダ(矢田)