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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.161 今でも貫禄充分 BMW 7シリーズ(E32)

2008-10-21 | セダン蒐集癖。


750ですな!

というわけで、二代目の7シリーズ(E32)です。

登場は1986年。そんなに古いのか、とびっくりしますよね。
もはや旧世代BMWの中に入ってしまうのかもしれません。


初代7シリーズは1977年に出てます。6シリーズのセダン版のようなスタイル。
3ナンバー、外車なんて夢のような時代に、メルセデスのSクラスと並んで
夢憧れのような一台でした。


余談ですが初代7シリーズの最高峰745は、4.5Lではなく、3.5Lターボエンジンでした。



で、二代目の登場。

BMWが日本で爆発的なヒットとなって
手の届く印象になったのは二代目の3シリーズ(E30)からだと思うので、
その頃と相前後して生産されていた二代目7シリーズも、
折からのバブル経済という時代の背景もあり
初代よりはずっと親しみのある存在になりました。

だけども当時の絶対的なプレステージ性はメルセデス560SELの勝ち。
7シリーズは、当時から自らステアリングを握るオーナ向け、
という性格づけで、バブルとはいえ台数的には後塵を拝していましたっけ。


そんな日本にも導入されたフラッグシップである「750i」は、
BMW初のV12エンジンで、300馬力。
今となっては「おとなしい」スペックですが、
当時は1500万くらいしたような...。
さすがに今見ても貫禄充分。
乗るのには勇気が要りそうですけどもね!



>>バンパーバンパーしたデザイン、水平基調、大きな窓の古典的BMWスタイルですが、
初代よりは明らかにモダンで、古さを感じさせませんね。


>>この7シリーズなら、初期モデルの直6版730iがいいかなあ...
途中から730iはV8になっちゃうんですけど、やっぱりBMWなら直6、
しかもビッグシックスだよねえ...
って思うのはもう古いのでしょうか(号泣
コメント (5)
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