2166、白銀

金、銀の次は白銀です。

白銀というと幻想的なイメージですが、今回の雪の量は多すぎます。
14日から15日にかけ、各地で観測史上最高の記録的大雪が降りました。
前橋市は15日朝8時、120年の観測史上最高の73cmを記録ました。（従来の記録の倍近い量です。）
これだけ積もると恐怖を感じます。
雪の重みによる崩落事故も相次ぎました。

群馬県の富岡市では車庫が倒壊して1人が死亡、1人が重傷を負いました。（左）
埼玉県の富士見市では体育館の屋根が崩落しました。（右）
近所の家の車庫も何軒か潰れ、中の車も被害にあいました。
高崎市では商店街のアーケードが落ちました。

木の枝が折れて電線に引っかかりました。

前橋市は施設園芸が盛んです。

多くの農業用ハウスが潰れました。（近所のハウスで16日朝10時撮影、左右は違う農家）

交通網も大混乱でした。
知りあいの娘さんは16日が大学受験で、15日中に東京に行かなければなりませんでした。
車の運転は危険で、タクシーを呼んでも来ません。
電車の在来線は運休でしたが高崎・東京間の新幹線は動いていたので15日夕方、前橋の自宅から高崎駅まで歩いて行きました。（20キロ位）
無事に着いて試験を受けたそうです。（合否は？）
17日（月）は群馬県の小、中、高校は臨時休校でした。
3日経った今（18日朝）も孤立地域、車の立往生などが続いています。


大雪

ソチ速報：スキー・ジャンプ男子団体は銅獲得（4：00am）

2165、銀

16日早朝（日本時間）行われたソチ冬季オリンピックのジャンプ男子ラージヒルで葛西紀明選手が銀メダルを獲得しました。
41歳の葛西選手は世界のジャンパーからレジェント（伝説）と呼ばれています。
7度目の出場で初めて個人種目のメダルで、冬季五輪の日本人最年長メダル獲得です。
ソチ五輪日本選手団の団長。
他の選手から慕われ、葛西選手がメダルを獲得したとき後輩たちが駆け寄って抱き合って祝福した姿は感動的でした。
1度でもオリンピックに出るのは難しいのに7回も出るのは至難の業。
41歳という年齢からみて、正直メダルは難しいと思っていましたが「金」に匹敵する「銀」です。
長年挑戦し続けた不屈の闘志に「あっぱれ！」

表初代で銀メダルを手にする葛西選手

15日の羽生選手に続いて日本人選手連日のメダル獲得。

2164、金

15日早朝（日本時間）行われたソチ冬季オリンピックの男子フィギュアで羽生結弦選手が待望の金メダルを獲得しました。
日本中の期待を背負って、大きなプレッシャーの中での演技は立派で、日本中が歓喜に沸きました。
昨日は大雪の影響で外に出られなかったので、家でテレビを見ていましたが、羽生選手の映像が1日中流れていました。
日本だけではありません。
世界のメディアがその快挙を称えました。
何かと日本にいちゃもんを付ける韓国も羽生選手の金メダルを称賛しています。
YTNテレビは「アジアの選手がこの種目で頂点を極めたのは初めて」と快挙を称えました。
羽生選手があこがれたロシアのプルシェンコ選手は金メダル候補でしたが腰痛のため棄権しました。
羽生選手について「僕のアイドル！、よくやった！、天才だ」とツーとしています。

フリーの演技を終えた瞬間（左）、金メダルが確定し日の丸を持つ羽入選手（右）
金メダルも素晴らしかったが試合後のコメントもすばらしい。
イタービューに答える姿は謙虚でしっかりしています。
外国メディアのインタービューではほとんど英語で受け答えをしていました。
メダルを逃した女子ジャンプの高梨選手もそうですが、最近の若者はしっかりしています。

日本の未来は明るい？
モーニング娘も「日本の未来は Wow Wow Wow Wow 世界がうらやむ Yeah Yeah Yeah Yeah」と、歌っていました。
昔から「最近の若いもんは」というフレーズは、批判的な意味があります。
最近の若者もいろいろですが。

2163、またも大雪

関東地方は今冬2度目の大雪に見舞われました。
天気予報では前回ほど積もらないと言っていましたが、東京は15日午前2時に27cmの積雪を記録し前回に並びました。


14日午後4時（9cm）

15日午前零時（27cm）
前橋の午前4時の積雪は60cmで120年の観測史上最高です。

15日午前6時（65cm）
3時頃から雨に変る、という予報でしたが雪が降り続いています。
これだけ積もると恐怖心が出てきます。


アメリカ東海岸も冬のストームに襲われました。
今冬はアメリカも雪が多く、何度目か？
各地で交通事故が多発し航空便の欠航も相次ぎ、数十万世帯が停電となりました。
首都ワシントンの連邦機関の多くが閉鎖、ボストン、ニューヨーク、ニュージャージー、ノースカロライナ、サウスカロライナ、アトランタなど東部一帯が雪に見舞われました。
I-95は北から南まで雪に覆われました。

雪に煙るI-95。（CNNニュースより）
松坂選手がボストンからフロリダまで運転したときは晴れていたのかな？

今回は強風による被害も大きかったようです。（マンハッタン）

ソチ速報：
羽生結弦選手、日本男子フィギュア史上初の金メダル。

2162、2253キロ

ニューヨーク・ヤンキース移籍か決まった田中将大投手の入団会見がヤンキースタジアムで行われました。
300人を超える日米のメディアを前に華々しい入団会見で、目標はと聞かれ「ワールドシリーズで優勝すること。」と答えています。
その数日前、2000万円のチャーター機で東京からNYへ移動していました。
会見の様子はニューヨークのメディアで大きく報道されています。

左は会見の様子、右はニューヨーク・ポスト誌の記事
11日に会見した田中投手は12日にヤンキースのキャンプ地タンパに移動し、自主トレを開始しました。（バッテリーのキャンプは15日から）

かつて同じような会見でレッドソックスに入団した松坂大輔投手は通訳と2人、自ら車を運転してフロリダのポートセントルーシーに行きました。
その距離、2253キロ。
ボストンからフロリダまで車で移動したということはI-95を南下したと思います。
私がディズニー・ワールドに行ったときはニューヨークからフロリダまで行きました。
ボストンはニューヨークよりも北にあるので、もっと長い距離です。
最も、金が無いので車で行ったわけではなく、I-95は1度は走破したいハイウエイです。
松坂投手も「休憩は1回だけ」と疲労困憊の様子で「1回やってみたかったんだけど、次からはもう飛行機にしようと思う」と言っています。
私は何度かフロリダに行きましたが車で行ったのは1回だけ。

6日にフロリダ入りし、11日にキャンプ地で初練習。
去年後半ニューヨーク・メッツと契約し、いきなり3連敗しますがその後3連勝しました。
今季はやるでしょう。

メッツのキャンプ地ポートセントルーシー（青丸）は、ディズニー・ワールドがあるオーランドとマイアミの中間辺り。
緑丸はタンパ
「534、キーウェスト」の地図から

2161、4位

直前のワールドカップ（W杯）で13戦10勝と圧倒的な成績を残し、メダル確実と期待された高梨沙羅選手ですが、4位でメダルを逃しました。
不規則な風が吹く中、出場30選手中不利な追い風を最も強く受け、距離が伸びませんでした。
高梨選手は「自分の力不足」と言って一切言い訳せず、中継カメラに向かって申し訳なさそうに頭を下げました。

試合後のインタビューに答える高梨選手

高梨選手のジャンプを見ていて1994のリレハンメル・オリンピック荻原健司選手を思い出しました。
荻原選手も直前のワールドカップ（W杯）複合で圧倒的な強さを見せ、メダル確実と期待されていました。
複合個人のジャンプで不利な追い風を受け飛距離が伸びず、得意のジャンプで得点を稼ぐことができませんでした。
結果は4位。（団体は優勝）
＊スキージャンプは向かい風の方が浮力がついて距離がでる。

1、2、3位はメダル、表彰台の栄誉が与えられますが、4位はありません。
女子モーグルの上村愛子選手は2大会連続の4位でしたが「やりきった」という、すがすがしさがありました。
高梨沙羅選手は悔し涙もありましたが、次への期待がさらに大きくなりました。

メダル情報：
ノルディックスキー複合個人で渡部暁斗選手が銀メダル獲得。
男子ハーフパイプの平野歩夢選手の銀、平岡卓選手の銅に次いで3個目のメダル。

2160、Why Not Me！

数日前シアトルの友人から電話がありました。
シアトルも雪が降って寒いそうです。
シアトルはスーパーボウル初優勝のフィーバーが続いていて、「Why Not Me！」が流行語になっているそうです。
シーホークスのメンバーの一人が言って言葉で「私にできないはずがない」という意味。
盛大なパレードも行われたそうです。

2159、雪景色

「2157、45年ぶり」の続きです。
何十年ぶりの大雪が降ったので、近くを散歩して雪景色を見てきました。
子供たちは大喜びで、雪だるまやかまくらを作って遊んでいました。（生れて初めての大雪）
下の写真は9日朝11時過ぎに撮ったもので、雪が溶けてきました。

畑は雪で真っ白。

Googleストリートビューの画像と比較

赤城山、

浅間山（左端）、榛名山（右）

9日、私は外出を控えましたが、ぐんま武道館で「上毛かるた」競技県大会が開催され、県内各地の予選を勝ち抜いてきた小学校低学年・高学年、中学生の部の個人、団体で熱戦が繰り広げられました。
「1726、今冬は寒くなりそう」などを参照

2158、神通力失せる

昨日の東京都知事選で舛添要一氏が当選しました。
注目された細川元首相は3位で落選。
陶芸などをしながら静に暮らしていた細川氏を引っ張り出したのは小泉元首相でした。
郵政民営化選挙に大勝したときは圧倒的人気でしたが、神通力も無くなったようです。
「脱原発」で世論を味方にしようとしましたが、思うようにはいきませんでした。
都知事選公示前の1月19日に開設したツイッターも閉じるようです。

「原発は無い方がいい」と誰もが思っています。
でも再生可能な自然エネルギーなどは、まだまだ実験段階で不透明です。
原発を無くせば化石燃料に頼らざるをえません。
2009年に鳩山首相（当時）が国連でした、2020年までに1990年比25％の温室効果ガス削減の「国際公約」実現は難しく、逆に25％UPになってしまうかもしれません。（2020年まで、あと6年。）
最近は温室効果ガス削減の話題はあまり出ません。
「407、目標20％」
「1129、風、熱、or太陽」
「1320、やっぱり！」
「1414、31年ぶり」
などを参照

2157、45年ぶり

20年に一度の雪が降る、という予報でしたが東京都心の積雪は27cmで、45年ぶりだそうです。
前橋は31cmでした。
これだけの雪が積ったのは私がアメリカから帰ってから初めてです。
子供の頃に30cmくらい積った記憶があります。
そうすると50、60年ぶりの大雪？（アメリカにいた20年間のことは分かりませんが。）
昨日夜出かける用事がありましたが、やめました。

8日午後4時の積雪は20cm位でした。
2階の窓から

今朝7時
雪は昨夜10時頃には止んで溶け始めています。
今日は朝から出かける予定でしたが、やめます。

ニューヨークでは30cm以上の積雪は珍しくありません。
「1059、懐かしの我家」などを参照

ソチ速報：女子モーグルの上村愛子選手（34）は4位。
初出場した98年の長野五輪から7位、6位、5位、4位と一歩ずつ順位を上げてきました。
順番から行くと今回は3位でしたが、5度目の挑戦も悲願のメダルにあと一歩届きませんでした。
4年前は「す、すごい！」いでしたが、今回は「す、・・・、すごい！」です。