ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1129、風、熱、or太陽

2011年04月19日 | Weblog
地震と津波による福島第一原子力発電所の事故によって、今後日本での原子力発所の建設は事実上不可能になりました。
火力発電も二酸化炭素を排出し地球温暖化を加速させるので、これからの発電の担い手にはなりません。
脱ダム宣言でダムの建設も難しくなりました。
でも、電力消費量は増える一方です。
どうするか?
電気の無い生活に戻るか、計画停電を我慢するか?
風、熱、太陽などの自然の恵みがあります。
今こそ本気でこれらの効果的な利用法を考えるべきです。
今までは石油やダム、原子力に頼って本気になっていませんでした。

風力発電は世界的に注目されていますが、1年を通じて一定の風が吹かないと効率的な発電は望めません。
883、風力発電」を参照(昨年5月にシアトルに行ったとき撮ったもの)

火山列島、日本は全国いたるところで温泉が湧き出て地下は熱くなっていて、地熱発電が注目されています。
東京電力の株は地震後、上場以来最安値を付けましたが、地熱発電関連の株は注目されています。
有望株なので買っておいた方がいいと株をやっている友人が言っています。
私も勉強とボケ予防でデイトレーディングをやっています。(少々)
402、ニューヨーク証券取引所」を参照

私が最も注目するのは太陽光です。
無尽蔵に降り注ぐ太陽光をもっと利用すべきです。
夏場は太陽の熱が最も強く、気温が上がります。
気温の上昇による冷房の使用で大量の電気を必要とし、今回の電力不足も夏の電力不足が最も懸念されていて、企業や民間で独自の節電を計画しています。
1125、政府がだめなら」を参照
太陽の熱を利用し、冷房すれば一石二鳥です。
梅雨のある日本ではあまり期待できないという声もあります。
また、太陽光発電には広大なパネルの設置が必要だという意見もありますが、もっと効率的に利用する画期的な方法を開発してもらいたいものです。

アメリカから帰って(1993年)すぐのころ(1995年頃)、友人の紹介で新潟県の柏崎刈羽原子力発電所を見学に行ったことがあります。
東京電力を利用する人を無料で招待し、原子力発電に対する理解を高めてもらおうとするものだと思います。
大型バスに50人くらいが乗って行き、発電所内を見学したり原子力発電について説明を受けました。
昼食は近くの寺泊で食べました。(無料)
このときアンケートで、「将来の電力を担うのは何か?」という質問がありました。
東京電力としては「原子力発電」という答えを期待したと思いますが、私は迷わず「太陽光発電」と記入しました。

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