ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1273、ガレージ・セール

2011年09月10日 | Weblog
先日、シカゴに住んでいる友人からメールが来ました。
今、シカゴはさわやかな季節で人々はスポーツやジョギングを楽しんでいるようです。
シカゴの冬は厳しく、今の時期を楽しんでいます。
最近、ガレージ・セールをやった、と書いてありました。
週末の3日間(金、土、日)、庭の芝生の上にいらなくなった衣類や家具などを並べ、販売したようです。
3日間で3万円ぐらいの売り上げがあったようです。
週末にアメリカの住宅街をドライブしていると、ガレージ・セールをしている家をよく見ます。
彼らは家にたまった不要品を整理します。
お金というより訪ねてきた人たちとのコミュニケーションを楽しんでいるようです。(もちろんお金も)
アメリカは使い捨て社会のように思われていますが物を大切にし、リサイクルします。
日本でガレージ・セールを見たことはありませ。
日本ではリサイクルの車が回っていて、私の地域にも毎週来ます。

691、東京書店(57丁目)
823、ヤードセール」などを参照

1272、なでしこ五輪へ

2011年09月09日 | Weblog
サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選が昨日、中国山東省の済南市で行われ、なでしこ・ジャパンが3大会連続4度目の五輪出場を決めました。
勝てば五輪出場が決まる対北朝鮮戦は前半を0-0で終えますが、後半38分に北朝鮮のオウンゴールで1-0とリードします。
この1点で選手もサポーターも勝利を確信したと思います。
しかし、北朝鮮もしぶとく、ロスタイム2分過ぎにゴールを決め、1-1で引き分けました。
勝って五輪出場を決めたかった主将の沢選手は試合後、「勝てた試合。自分たちのミスで失点したのは悔しい」と厳しい表情でした。
そのあと行われた中国対オーストラリア戦で中国が0-1で敗れ、五輪出場が決まりました。
日本は3勝1分けで勝ち点10、北朝鮮は2勝2分けで勝ち点8、オーストラリアは勝ち点6、中国は勝ち点5で、あと1試合を残して五輪出場権が得られる、2位以内を確定させました。
五輪出場を決め、沢選手は「正直ほっとした。ずっと目標にしていたロンドン五輪出場を決めることができて良かった。」と、語っています。

7月17日にワールドカップ優勝を決めたときは神がかり的で、「フロック」という言葉も浮かびましたが、実力は本物でした。
国民栄誉賞を受賞し、日本中の期待を背負った今大会は相当なプレッシャーもあったと思いますが、重圧を感じさせない堂々とした戦いぶりで、安心して見ていられました。
来年のロンドン・オリンピックが楽しみです。


上は日本のゴール、下は北朝鮮のゴール

1271、アポロの足跡

2011年09月08日 | Weblog
米航空宇宙局(NASA)は6日、39年前アポロ17号の飛行士が探査した場所の画像を公開しました。
1969年にアポロ11号のアームストロング船長が月に一歩を印してから、NASAはたて続けに着陸船を月に送り込んでいますが、1972年の17号は最後の有人月着陸船です。
月周回衛星ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が上空21キロ・メートルから撮影したもので鮮明な画像です。

1972年に月面に着陸したアポロ17号の探査した場所。(NASAのホームページより)

着陸船「チャレンジャー(中央)」の左右に、宇宙飛行士が歩行した跡や月面車が走行した車輪の跡が線のようにくっきり残っています。
左上は実験装置(ALSEP)で着陸船から約100メートルの距離です
月には大気が無く(真空)、風が吹かないので跡がそのまま残っています。
着陸船のすぐ上には旗(flag)も見えます。
当時の月面映像ではflagが風ではためいているように見えますが、布地の中に旗を展開させるための水平材が仕込まれているからです。
アメリカ国内のスタジオで撮影されたのではないかという疑惑も持たれていましたが、人類は本当に月に行ったようです。

1270、的は?

2011年09月07日 | Weblog
昨日は「讃美歌」について書きましたが、今日は「銃」について書きます。
このブログのテーマはバラバラで一貫しません。
夏休みに息子がシアトルに行ったとき、「GUN SHOP」に行ったようです。
去年5月に私が行った店です。
825、ガン・ショップ」を参照


アメリカでは護身用に銃を持つ人が多く、銃の撃ち方も練習します。
この日も混んでいて女性も多くいたそうです。(下段左)
「ロビーでガンをいじるな」の看板も見えます。(下段右)
的は丸を書いたものからゾンビ、アメリカの敵ビン・ラーディンなどいろいろで、自分で選びます。(上段)
中段右は息子で、初めてだったので店員が丁寧に打ち方を教えてくれたそうです。
的は天井にあるレールで運びます。(中段左)
奥にはマシンガンを撃つ部屋もあったと言っていました。(護身用にマシンガンを撃つ人はいないと思いますが。)
この店では銃を撃つだけでなく、銃の販売もしています。
ライフルを打った時の衝撃は相当大きいなものがありますが、銃もかなり衝撃があるそうです。
880、クーポンためて」も参照

1269、誰でもどうぞ

2011年09月06日 | Weblog
「私はキリスト教徒ではありません」と、このブログでも何度か書きました。
でも、讃美歌の美しいメロディは好きで、いろんなところで耳にします。
讃美歌を歌いたいと思ってある教会に行ってみたら、「聖歌隊で讃美歌を歌っているが、そのためには洗礼を受けてください。」と言われました。
幾つかの教会を訪ねて、洗礼を受けなくても讃美歌を歌えるところを見つけました。
その教会は日曜日の礼拝では信者による聖歌隊が讃美歌を歌いますが、「土曜日に讃美歌を歌っているので誰でもどうぞ。」と言われ、行ってみました。
教会員もいましたが一般の人も多く、教義ではなく音楽としての讃美歌を楽しんでいました。
もちろん、その中から教会員になる人もいると思いますが。
先日行ったとき何曲か歌いましたが、讃美歌194番はドイツ国歌としても知られていて、オリンピックの表彰式などでなじみの曲でした。
パティ・ページが歌う「いつくしみ深き」は讃美歌312番です。
782、Sacred」を参照

教会で歌う曲には讃美歌、聖歌、ゴスペルなどいろいろありますが、その違いがよく分かりません。
今度勉強してみます。

1268、ボルト劇場

2011年09月05日 | Weblog
韓国の大邱で行われていた世界陸上最終日の4日、男子400メートルリレー決勝で、ジャマイカが37秒04の驚異的な世界新記録をマークして優勝しました。
従来の記録は2008年の北京五輪で記録した37秒10。(ボルトも走ったジャマイカチーム)
圧巻だったのはアンカーボルトの走りです。
規格外の走りで最後は10メートル以上の大差をつける圧勝でした。
400メートルリレーの国際大会でこれだけの差をつけた優勝は見たことがありません。
アンカーは各国のNO,1選手が走っていますが、他の選手がまるで子供のように見えました。
これを見て、東京五輪のヘイズの走りを思い出しました。

大会序盤に行われた男子100メートル決勝ではフライングで失格し、フライング1発失格の「新ルール」に対する賛否両方の話題を沸騰させました。
リベンジンをかけた200メートルでは優勝。
最後の400メートルは今大会唯一の世界新で圧勝と、今回の世界陸上は「ボルト」で始まり、「ボルト」で終わる「ボルト劇場」でした。
520、ボルト200も世界新」などを参照

一方、日本チームのメダルはハンマー投げの室伏広治選手の「金」1個でした。
世界との差は開くばかりです。
唯一のメダルを獲得した室伏選手も36歳、あと何年競技を続けられるか分かりませんが、室伏引退後の日本陸上界を想像すると、ぞーとします。
陸上競技好きの私としては頑張ってもらいたいと思います。

1267、ナマズだけじゃない

2011年09月04日 | Weblog
先月23日、米東海岸でM5.8の大きな地震が発生し、首都ワシントンDCでもワシントンモニュメントにヒビが入るなどの被害がありました。
1258、米東海岸で地震」を参照

昔からナマズは地震を予知すると言われますが、ナマズだけではありません。
ワシントンの国立動物園の人気者、オランウータンの「アイリス」(上の写真)は、普段はおとなしい性格ですが地震の前に冷静さを失い、異常な行動を起こしたそうです。
ゴリラは悲鳴をあげ、動物園内は遠ぼえと叫び声で満たされ、 ヘビはのたくり、 ビーバーは池へ飛び込みました。
地震のとき、最初は比較的弱く動きの速いP波が来て、そのあと強力なS波が来ます。
動物はP感じるようですが、人間はP派を感じないので地面が揺れるまで分かりません。
人間も動物なのに?
動物たちが地震の15秒前から騒ぎ出したのは、P波がS波の15秒前に到達したと考えられます。
他に、空気中のイオン濃度の変化を敏感に感じているなど諸説あり、正確には解明されていません。
2009年の地震(イタリア)ではヒキガエルが何日か前に高い所に避難したそうで、P派以外の何かを感じたのか?
自然界の動物たちは生き残るため敏感ですが、人間は進化と共に鈍感になっていったのかも知れません。

ナマズならぬ「どじょう宰相」には危機(いろんな危機がある)をいち早く察知し、的確な行動を期待したいものです。
どじょうに地震予知能力があるか分かりませんが?

1266、ドジョウ宰相

2011年09月03日 | Weblog
2日、新内閣が発足しました。
野田首相は自らを泥の中で生きる地味な魚「どじょう」に例え、「泥にまみれて、汗にまみれて政治を前進させていく」との意気込みを示しました。
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の発生からまもなく半年になりますが、復興は遅々として進まず、円高問題や財政再建など課題山積です。
菅政権で停滞した政治を地道に進めてもらいたいものです。

海外メディアは、自身を「ドジョウ」にたとえた野田新首相について「謙虚さの表れ」と好感を示していますが、難局に直面する日本を率いる指導力がどれほどあるのか注視しています。
お手並み拝見、と言ったところです。
ワシントン・ポスト紙は5年間で6人目の首相が交代する日本の政治状況を「回転木馬」になぞらえ、「野田氏が(首相交代の)回転木馬の速度を緩めることを望む。長く首相でありますように。」と、安定した政権になることを期待する社説を書いています。

若い人で「どじょう」を見たことのある人は少ないと思います。
まして、食べたことがある人はほとんどいないと思います。
私も子供のころ食べたことがありますが、この50年くらい食べていません。
「どじょう」で連想するのは「柳川鍋」、「安来節のどじょう掬い」、「トキの餌」などです。
「柳川鍋」は食べたことはありません。
大学の同級生に島根県出身者が何人かいましたが、納会などでは安来節を歌いながらどじょう掬いを踊って、場を盛り上げていました。
子供のころは私の住んでいる地域の水田にシラサギが群れで飛んできて、どじょうを漁っていました。
最近は、用水路などはコンクリートで固められていて、どじょうの住めない環境になり、シラサギも見ません。
以前、小学生のときに、うさぎを飼育して小遣いを稼いだ、と書きました。
もう一つの小遣い稼ぎはどじょう獲りでした。
用水路などに「洞」という、どじょうを獲る道具を仕掛けます。
夕方仕掛けて、翌朝行くとたくさんかかっていました。
近所に顧客のおじいさんが何人かいて、「どじょうは体に良い」と言って買ってくれました。
主に佃煮風に甘辛く煮つけて食べますが、私も子供のころよく食べました。


洞:竹で編んだ筒状の道具(50cm位)で、入り口は大きくなっていて、どじょうは入れますが出ることはできません。(上の写真右)
後ろの出口は竹の輪で絞めておき、どじょうを出すときは輪を取ります。(上の写真左)
どじょうの大きさは10~15cm位ですが、たまに20cm位の大物もかかりました。

1265、日本人全滅

2011年09月02日 | Weblog
「USオープンテニス」がニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで8月29日に開幕し、9月12日まで熱戦が繰り広げられます。
この大会は今年最後のグランドスラムであり、ニューヨークの夏の終わりを告げる大会でもあります。
大会が終わると季節も一気に秋めき、人々も長かったバケーション気分から仕事モードに切り変わります。
904、USオープンテニス2010」を参照

日本人選手6人が出場して期待されましたが、1回戦で全員敗退しました。
男子シングルスに日本人が3人出場しました。
女子は3人以上出場することは珍しくありませんが男子は快挙です。
しかし、伊藤竜馬が2-6、 4-6、 4-6のストレートで敗れ、予選から勝ち上がった添田豪も1-6、3-6、0-6で完敗。
女子は世界ランク57位のクルム伊達公子(40)がケガを押して出場しましたが、世界ランク142位のシルビア・ソレルエスピノサ(23)に6-7、6-7で敗れ、16年ぶりの勝利はなりませんでした。

期待された若手3人は何れも途中棄権で敗退です。
男子のエースで3年前の2008年にはベスト16入りした錦織圭(21)が、フラビオ・チポーラ(27)に4-6、2-6と2セットを連取された後、腰痛により棄権。
女子は、森田あゆみが第2セット途中で右肩の痛みを訴えて棄権。
土居美咲は第2セット2-5から逆転し、最終セットに持ち込んだ後、両太腿がけいれんを起こして棄権。
世界で戦う強靭な体力が不足しているようです。


ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターの略図
マンハッタンからは車、電車でも行けますが、便利なのはサブウエイです。
7 Trainで東に向かい、終点フラッシング駅の一つ手前、メッツ・ウイレット駅(グリーン四角)で降ります。
ボードウオーク(赤丸)の高架を歩き、階段を降りたところが入り口です・(黄丸)
駅の北に見えるのはニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドです。
以前はシェイスタジアムがありましたが、新球場になり名前も変わりました。(2009年)
駅名もシェイスタジアムからメッツ・ウイレット駅に変わりました。

1264、ユニクロ5番街へ

2011年09月01日 | Weblog

ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは、10月にニューヨークで大型2店舗をオープンすると発表しました。
世界の高級ブランド店が並ぶ最高級ストリートに「ニューヨーク5番街店」をオープンします。(10月14日)
売り場面積は約4620平方メートルで同社としては世界最大の広さです。
5番街の他のブランド店に比べて、単一ブランドの店としては最も大きな規模の店になるようです。(5番街にはサックス5th アベニューなどのデパートもあります。)
翌週の21日にはエンパイアステートビルと同じ一角に、売り場面積約4290平方メートルの世界で2番目の規模の「ニューヨーク34丁目店」もオープンします。
2006年にオープンした「ソーホー店」に次ぐもので、経済の減速が懸念されるアメリカへ本格的な進出で、成功するか注目されています。
上の写真はユニクロの宣伝を屋根に乗せて走るイエロー・キャブ

5番街はマンハッタンの中心を南北に走るまっすぐな道です。
南はワシントン広場が起点で、そこから北のハーレムリバーに突き当たる142丁目まで続きます。
その中の42丁目~69丁目の27ブロックが、いわゆる高級ショッピング街です。
5番街はマンハッタンを東西に分ける中心の通りで、5番街の西をウエストサイド、東をイーストサイドと呼び、番地も5番街で分れます。
96、マンハッタンのストリートとアベニュー
396、5番街全体図」などを参照