ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

591、ソーイ・ソース

2009年10月21日 | Weblog
590、オクラ」でオクラに醤油をかけて食べた、と書きました。
醤油の思い出を書いてみます。
醤油は英語でソーイ・ソース(Soy Source)と言い、原料の大豆(Soybean)からきています。
104、ニューヨークの灯台」で書いたように、1974年から1985年頃まではよく旅行に行きました。
アメリカ旅行をしていると朝食はタマゴ、ベーコン、トースト、オレンジジュース、コーヒーがセットになったお決まりの料理です。
(ベーコンがウインナに、オレンジジュースがトマトジュースに変わることもあります。)
タマゴはスクランブルか目玉焼きで、塩コショウやケチャップをかけて食べます。
これを毎朝食べていると少々飽きてきます。
そんなとき「醤油はあるか?」と聞くと、田舎のレストランにも置いてあったりして嬉しくなったことを覚えています。
半分くらいのレストランにあり、日本のメーカーの営業努力に脱帽。
日本の醤油とちょっと違う味の醤油もありました。
最近は日本食のブームもあって、どこのスーパー、レストランにもソーイ・ソースはあります。
アメリカのみならず世界中で「ソーイ・ソース」は知られていて、世界で最も多く使われている「ソース」と言われています。
103、エッグドロップ・スープ」も参照

590、オクラ

2009年10月20日 | Weblog
家の畑でとれたオクラを長女のフィアンセが「美味しい」と言ってパクパク食べました。
(軽く煮てオカカと醤油をかけただけ)
ニューヨークに住んでいたときにオクラを食べた記憶がありません。
アメリカではオクラを食べないのかと思って彼に聞いたら、南部ではよく食べるそうです。
「ガンボ」は野菜や魚介類、肉などを入れオクラでとろみをつけたシチューのような料理で、そのままスープとして食べたり、ライスやスパゲッティなどにかけても美味しいとのことです。
「ガンボ」とは西アフリカの言葉で「オクラ」のことを言い、「オクラ」は英語です。
アフリカ原産の野菜で奴隷として連れてこられた人々が持ち込み、南部でよく食べられるようになったようです。
それぞれの家のレシピがあって、南部の人たちにとっては子供の頃から親しむ料理で「おふくろの味」です。
その他、テンプラのようにして食べるフライド・オクラもあるそうです。

写真は畑のオクラで、2メートル以上になります。(10月19日撮影)
写真は朝撮ったもので花は閉じています。(6時)
太陽が昇ってくると花が開きます。(8時)
アフリカ原産ということもあって、夏の暑いときによく育ちます。
特に真夏は毎日収穫しないと大きくなりすぎ、固くなってしまいます。
1週間も収穫しなでいると小ぶりのバナナくらいになり、色も黄色っぽくなります。
私はこれをバナナオクラと呼んでいます。
こうなると固くて食べられません。
10月に入って花の数も減り、実もあまり成長しません。(そろそろおしまい)

536、ミニ耕運機」で野菜を直売所に出荷している、と書きましたがオクラは6月から10月まで出荷できます。
私は元来ものぐさなので、1回収穫して終わってしまう野菜は出荷しません。
1度種を播いたら長く収穫できる野菜を栽培しています。
夏はオクラやインゲン、ナス、冬はスティック・ブロッコリーやオータム・ポエム、ナバナなどで、3~5ヶ月くらい収穫できます。
532、ガーデニング」も参照

589、予想通り

2009年10月19日 | Weblog
481、ハイブリッド車」でハイブリッド車は静かすぎて危険と書きました。
先日、テレビでハイブリッド車の音について放送していましたが、目の不自由な方々へのインタビューでは一応に「車が近づいても気が付かないことが多い」と言っていました。
これは健常者も同じで歩行者や自転車の人は「後ろから来た車に気が付かないので怖い」と話していました。
日本では車、自転車、人が同じところを通る道が多く、危険がいっぱいです。
メーカーは「静か」ということを売りにしていた部分もあります。
これに対し、国土交通省の委員会は新車にエンジン音に似た人工音を付けることを義務付けるなどの対策案をまとめましたが、メーカー側は開発には2年ほどかかると言っています。
このまま販売を続けていれば2年後には相当数のハイブリッド車が走り回り、危険が拡大する恐れもあります。
既に販売されている車にも装着を義務付けるのかなど、多くの問題もありますが早急な対策が求められています。

588、今週2度目

2009年10月18日 | Weblog
11日(日)に続いて昨日(17日)もヘイリーを聞きに行ってきました。
「ヘイリー-絆~Promise of Last Christmas」と題するコンサートで、春に続いての全国ツアーです。
会場は「所沢市民センター ミューズアークホール」でした。
これは去年の12月に行われる予定のコンサートが彼女の病気によってキャンセルされ、その振り替えもかねたもので、去年のチケットで入場しました。
359、天使の歌声」を参照
昨日のコンサートも司会者無しで、自ら曲の紹介をしていました。
「ダニーボーイ」は「359、天使の歌声」ではお母さんがよく歌ってくれた曲と言っていましたが、これは祖母が歌い祖父がピアノやアコーディオンの伴奏をしていたそうです。
また、弟や妹と一緒に家族で歌っていた思い出の曲と紹介していました。
ピアノ1台、ヴァイオリン1台のシンプルな伴奏で、彼女の澄んだ声が響きます。
アンコールを含め15曲歌いました。(その他ピアノとヴァイオリンの演奏が3曲)
曲目は当日まで分かりませんでしたが、プログラムを見て驚きました。
曲目の中に「いつも何度でも」があったからです。
私はある合唱団に所属していて、今日この曲を歌うことになっていたからです。
県の合唱際というのがあっていろんな合唱団が出場しそれぞれ2~3曲を歌いますが、私たちはこの「いつも何度でも」と「さんぽ」を歌います。
これらは混声合唱のための「宮崎駿・アニメ映画音楽集」の中に入っている曲です。

587、プロムナード

2009年10月17日 | Weblog
バッテリーパークシティの西側、ハドソン川沿いはプロムナードになっています。
ハドソン川の潮風(この辺りはニューヨーク湾に近い)に吹かれながら散歩し、対岸のニュージャージーを眺めたりします。
私もファイナンシャルセンターで働いていたときは昼休みにノース・コブ(湾)で帆船を眺めたり、プロムナードを散歩したりしました。
コンクリートのプロムナードですが、最南端は砂地になっていてハマナスが咲いていました。(20年前)


586、バッテリーパークシティ

2009年10月16日 | Weblog
West Streetの西はワールド・トレード・センター(WTC)建設の際に出た大量の土砂で埋め立てられた場所で、バッテリーパークシティと呼ばれています。
ワールド・ファイナンシャル・センターの南からバッテリー・パークまでの地域はアパートやマンションなどが並ぶ住宅地です。
ハドソン川沿いの静かなところで緑が多くて環境も良く、学校などの教育施設も整っているのでニューヨーカーに人気です。
図の青丸で囲んだ部分がバッテリーパークシティ、赤丸で囲んだ部分が住宅地です。

585、現在の眺め

2009年10月15日 | Weblog
ハドソン川からワールド・フィナンシャル・センターを見た風景です。
かつてはフィナンシャル・センターの後ろにトレードセンターが聳えていましたが、同時多発テロで崩壊し景色も変わってしまいました。
写真は「581、帆船」とほぼ同じアングルです。

584、トレード・センター略図

2009年10月14日 | Weblog
ワールド・トレード・センターについては何度か書いてきましたが、ここで略図を描いてみます。
トレード・センターというとツインタワーが有名ですが、トレード・センターは7つのビルから成る複合施設で中央に広いプラザ(広場)がありました。
プラザの下はコンコースになっていてサブウエイやパス・トレインの駅があり、地下街が広がっています。
トレード・センターとファイナンシャル・センターはNORTH BRIDGEとSOUTH BRIDGEで繋がっています。

①、1ワールド・トレード・センター(110階)
ツインタワーの北側のタワーでノース・タワーと呼ばれていました。
私が働いていたのはここの78階です。
日本人の小児科医も入っていたので長女と次女はここで診てもらいました。
(長女と次女はマンハッタンに住んでいたときに生れ、長男はロングアイランドに引っ越してから生れました。)
同時多発テロで1機目が直撃しました。

②、2ワールド・トレード・センター(100階)
ツインタワーの南側のタワーでサウス・タワーと呼ばれていました。
同時多発テロで2機目が直撃し閃光が走り、この瞬間はテレビで生放送されていたので多くの人が目撃しました。
①、②のツインタワーには日本の会社が沢山入っていました。

③、VISTA INTERNATIONAL HOTEL(22階)
トレード・センター内にあるホテルで、ビジネスマンが多く利用していました。
私が働いていた会社は毎年ここでクリスマス・パーティーを開きました。
79、演奏会やパーティー」を参照

④、SOUTHEAST PLAZA BLDG(9階建てのオフィスビル)

⑤、NORTHEAST PLAZA BLDG(9階建てのオフィスビル)

⑥、合衆国関税局/先物取引場(7階)
私がビジネスをしていたとき日本から輸入した商品を受け取りに行ったことがあります。(トレード・センターで働く以前)

⑦、7ワールド・トレード・センター(47階建てのオフィスビル)
7WTCだけVESEY STの北側にあって、陸橋で繋がっています。

トレード・センターについては以下を参照
7、三大から四大へ
8、2001/9/11
9、テロに遭遇
10、トレード・センターの生き残り
174、歪んだスフィアー
189、9.11から7年
194、完全なスフィアー
541、9.11から8年

583、ミネソタ・ツインズ

2009年10月13日 | Weblog
MLB地区シリーズ(5回戦制)はヤンキースが3連勝でミネソタ・ツインズを破り、リーグ優勝決定シリーズでエンゼルスとワールドシリーズ進出をかけて戦います。
ヤンキースについては何度か書いたので、今回はツインズについて書いてみます。
ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)はミネソタ州ミネアポリスを本拠地とする大リーグのチームです。
前身は1901年のアメリカン・リーグ創設時に発足し、ワシントンD.C.を本拠地としていたワシントン・セネタースです。
1961年にミネアポリスに本拠地を移し、ミネソタ・ツインズと改称しました。
チーム名は本拠地があるミネアポリス市と、ミシシッピ川対岸の州都セントポール市が“ツイン・シティーズ(双子都市)”と呼ばれることに由来しています。
ツインズとしては1987年と1991年にワールドシリーズ優勝を2回を果たしています。
私の中ではこのときの印象が強く、強いチームというイメージがあります。
1991年のワールドシリーズ優勝以降低迷が続いていましたが、2002年から地区3連覇を果たし強豪チームとして復活しました。
今年もアメリカン・リーグ中地区優勝決定戦でタイガースを破り、ポストシーズンに進みましたがヤンキースに3連敗し、2001年以来のワールドシリーズ制覇の夢も消えました。
187、ミネソタ・ファームガール」を参照
野球の試合を見ていてもスタンドには白人の女性が目立ちます。
写真はツインズが敗れた瞬間、がっかりするファンの女性。
昨日ヤンキースとツインズの試合を見ていてミネソタのことを思い出しました。
ミネソタにはアメリカ一周旅行をしていた頃行ったことがあります。
104、ニューヨークの灯台
107、アメリカ旅行の正道
110、大陸横断鉄道」を参照

582、豪華コンサート

2009年10月12日 | Weblog
昨日(11日)、東京国際フォーラム ホールAで行われたコンサートに行ってきました。
“Music in the Air”と題したコンサートで、世界的に活躍する異なったジャンルの女性たちの共演でした。
今回のコンサートはミュージカルや映画音楽を中心としたコンサートで、20曲ほどの歌や演奏がありましたが、どれもなじみの曲ばかりでした。

-ヘイリー・ウエステンラ(ヴォーカル)-
クロスオーバー界のミューズ。
ヘイリーについては何度か書いてきました。以下を参照。
152、ヘイリーと美奈子
359、天使の歌声

-イ・ソジョン(ヴォーカル)-
韓国出身、ミュージカル女優を目指して18歳で渡米。
「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」、「オペラ座の怪人」などを大ヒットさせた世界的プロデューサー、サー・キャメロン・マッキントッシュに見出され「ミス・サイゴン」の主人公キム役に抜擢されました。
韓国人で初めてニューヨークのブロードウエイで主役の座を射止める快挙を成し遂げ、現在活躍の場を世界に広げています。
日本初登場。

-上松美香(アルパ)-
ご存知アルパの第一人者。
2000年にデビューし今年10周年。
上松美香のアルパはCDなどで聞いていましたが、以前から生で聞きたいと思っていました。
You Tube「コーヒールンバ
昨日はレイヴンとのコラボレーションでした。

-レイヴン(弦楽カルテット)-
ヴァイオリン(2本)、ヴィオラ、チェロの女性弦楽カルテット。
2007年結成。
クラシックのレパートリーに独自のエネルギッシュなアレンジを加え、爽快で躍動感ある演奏でイギリスを中心に活躍中。
クラシックのみならず映画音楽をはじめ多方面に活躍の場を広げています。
日本初登場。

コンサートの最後はヘイリーの「アメイジング・グレイス」