ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1227、3万年に1度

2011年07月26日 | Weblog
先日行われた女子ゴルフの「スタンレーレディス」で、有村智恵選手が同一ラウンドでアルバトロスとホールインワンの両方を達成しました。(15日)
過去10年のデータを計算した日本女子プロゴルフ協会によると、二つの離れ業を同一ラウンドで出す確率は約1000万回に1度で、毎日1ラウンド回っても約3万年かかる天文学的な数字だそうです。
それが公式戦ででるところがすごい。
私が生きているうちには2度と無いでしょう。
でも案外、起こったりするのが数字のマジックです。
ホールインワンは一生に何度もないショットで、604ラウンドで1度の確率。
アルバトロスは更に難しく、17896ラウンドに1度の確率。
これを同一ラウンドで達成した有村選手は「あり得ないことが起きすぎて、一日で運を使い果たしてしまうのじゃないかと、ちょっと怖かった」とビックリ。
上の写真左はアルバトロスのカップイン瞬間、右はカップ内のボールを取り出す有村選手。
もちろん、国内では男女を通じて初。
米男子ツアーでは2009年に例があるそうです。
有村選手は2009年の「フジサンケイレディス」でもアルバトロスを達成していて、自身2度目の快挙です。

*アルバトロスは「アホウドリ」の英名で、アホウドリが翼と風を巧みに利用することで長距離を飛ぶのでこの名がつけられたそうです。
アホウドリは乱獲などによって絶滅危惧種に指定されていていますが、ゴルフのアルバトロスもめったに見られないものです。
パーよりも3打少ない数字で、パー5の第2打目が直接カップインするときに言われ、正確なショットと飛距離が要求されます。
ホールインワンは素人でも達成することがありますが、アルバトロスは素人には無理でしょう。
ちなみに、パー4の第1打目を直接カップイン(ホールインワン)してもアルバトロスと呼ぶそうですが、これは無いでしょう。
アホウドリのさらに上がいて、パー6を2打で入れることを「コンドル」と呼ぶそうです。

「アルバトロス」で思い出すのはニューヨークにあったカラオケバーです。
バブルのころ日本はカラオケがブームでしたが、ニューヨークでもカラオケバーが幾つもできました。
その一つに「アルバトロス」という店がマンハッタンにありました。
日本人駐在員が仕事の後行ったり、日本から来た客を接待する場として利用されていました。
あの店はまだあるのかな?
281、徹子さん」を参照