ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1220、歓喜

2011年07月19日 | Weblog
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で17日(日本時間18日早朝)決勝が行われ、なでしこジャパンが世界の頂点に立ちました。
今まで24戦して1度も勝てなかった(3分21敗)アメリカ相手に、ワールドカップ決勝の大舞台で勝利しました。
今大会はメダルを期待していましたが、正直優勝するとは思っていませんでした。
決勝トーナメント順々決勝でドイツの3連覇を阻み、準決勝でスウェーデンに快勝、決勝では世界ランク1位のアメリカに2度もリードされながら終了間際に追いつき、PK戦で3-1の勝利でした。(奇跡、執念、歓喜)
優勝を決めたには20歳の熊谷紗希選手で、プレッシャーを感じさせない落ち着いたプレイでした。(下左)
海堀選手のスーパーセーブも勝利の原動力。(下右)
キャプテンの澤穂希選手は通算5得点をあげて得点王(クイーン)に輝き、最高殊勲選手(MVP)に選ばれました。
男子はリードしていても最後に逆転されますが、女子はリードされていても逆転します。


決勝戦はアメリカでも盛り上がったようです。
決勝の相手が日本と決まって、優勝を疑わなかったアメリカ人はがっかり。
ホワイトハウスで観戦したオバマ大統領もがっかりしたようですが、日本の優勝を祝福しました。


シカゴの友人もテレビで観戦したそうです。
メールに「小さい日本人が大きいアメリカ人に堂々とぶつかっていく姿には勇気をもらいました。ほんとによかったです。」と書いてあったので日本を応援していたようです。
彼がアメリカに渡ったのは25歳のころで、アメリカに40年近く住んでいますが、今でも日本人です。
日本は連日猛暑が続いていますが、シカゴも36度の暑さで今週いっぱい続く、と書いてありました。
751、友遠方より来る」を参照

私がアメリカにいた頃は、サッカーはあまり人気のあるスポーツではありませんでした。
男子は、NFL(アメフト)、MLB(大リーグ)、NBA(プロバスケットボール)などが人気で、サッカー少年は少数でした。
最近は女子を中心に競技人口も増え、人気のスポーツになってきました。