1215、なるほど「ザ・菅ワールド」

菅首相は13日、首相官邸で記者会見し、今後の日本のエネルギー政策について、「計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく。」と、「脱原発」の姿勢を表明しました。
もっともな話で、私もそう思います。
しかし、具体的な方針は全く示されていません。

「高速は無料にする。」
「子ども手当は出す。」
もっともな話で、私もそう思います。
しかし、なかなか思うようにいかないのが現実です。

福島第一原発事故によって日本中が原発アレルギーになっています。
「脱原発」を唱えていれば正義で、原発推進を唱えようものなら袋叩きに合います。
しかし、現在の自然エネルギーによる発電量は全体で見れば僅かで、今後すぐに急拡大は望めません。
菅首相は以前、設置可能な全ての家に太陽光発電パネルを設置すると表明しました。
「1168、1000万戸」を参照
家の屋根に太陽光パネルを設置したら隣にマンションが建って日陰になり、発電できなくなってしまった、というトラブルも起きています。
1000万戸のソーラーパネル実現は？

「1209、何を今さら」でも書きましたが、その場その場で「思いつき発言」をしている感じです。