ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1122、余震続く

2011年04月12日 | Weblog
東日本大震災の発生から1か月を迎えた11日、地震が起きた午後2時46分に合わせ、各地で黙とうがささげられました。
東北地方では連日余震が続いていて11日、福島県いわき市で震度6弱を観測し2人が死亡しました。
土砂崩れが発生して車が巻き込まれたり、女性が落下したテレビで頭部に負傷するなど、各地でけが人も出ています。
余震の度にあの日の恐怖がよみがえり、避難生活を送る人たちには疲労の色が濃くなっています。
死者・行方不明者は2万7475人に上り、被害の全容はいまだ明らかになっていません。
復興への道のりは遠く、依然15万人近くが避難生活を強いられていますが、再生への道は着実に始まっています。
1121、再生不可能、But」を参照

世界中から応援の声が届いています。
11日終了した、マスターズでは石川遼選手が20位、松山英樹選手は27位と日本の若者2人が大活躍し、被災地への思いを語っています。
石川選手は最近ちょっと低迷していましたが、アメリカ滞在中に地震を知り今季の獲得賞金全額を寄付すると発表しました。
地震が石川選手を目覚めさせたようです。
来年のマスターズ参加資格が得られる16位に1打足りませんでしたが、今季の実績で来年の参加資格を獲得してもらいたいと思います。
そうすれば獲得賞金も増え、寄付も自動的に増えることになります。
松山選手は在学する東北福祉大がある仙台市が甚大な被害を受け、出場辞退も考えたようですが、被災地に勇気を与えたいとの思いで頑張ったそうです。
ベストアマチュアを獲得し、恒例のスピーチでは日本語で「今回マスターズに出場する機会を与えてくださったオーガスタナショナルの皆様、ありがとうございました。被災地はまだ大変な状況ですが、喜びと希望を少しでも与えられたと思っています」と、その想いを世界に発信しました。

1120、19歳の2人健闘中」を参照

来日中の世界的テノール歌手プラシド・ドミンゴさんは10日、東京・渋谷のNHKホールで行われた公演で、哀悼と復興への祈りを込めた1曲「故郷」を日本語で歌いました。
「音楽が心と心を結び、皆で力を合わせて明日につなぐ原動力となれば」とメッセージを送っています。
1118、来日見合わせ」を参照