ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1117、究極の節電

2011年04月07日 | Weblog
23、サマータイム」で、最近日本でサマータイム導入についての議論が行われていますが実施されることはまず無いでしょう、と書きました。(4年ほど前)
蓮舫節電担当相が電力不足を補うためサマータイム導入も選択肢の一つ、と発言しています。
日本で何か新しいことを始めようとすると、必ず反対意見がでて実現されることはほとんどありません。
サマータイム導入もその一つで、例年ならまず無いでしょう。
しかし、今年は違います。
計画停電などで電気の無い生活が如何に不便か知りました。
非常事態の今なら国民の理解を得られると思います。
私の住んでいる地域の今日(4月7日)の日の出は5時22分で、5時には明るくなってきます。
5時に起きている人は一部の人を除いてほとんどいません。
夏至のころには4時過ぎぎに明るくなります。
1時間時間を早めれば明るくなると共に起き、夕方も8時ころまで明るいので電気をつける時間も遅くなります。
これぞ、究極の自発的計画停電で日本国中が節電することになります。
でも、やっぱり実施は無理かな?
これができたら菅さん偉い!
フレックスタイム(時差勤務)や、電力を大量に消費する企業が順番で休業するなどの案も考えられますが、要は政府の政治主導です。

私がアメリカにいた頃は4月の第1日曜日から10月の最終日曜日の約6ヶ月半がサマータイムでしたが、2007年からは期間が延長され3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までの8ヶ月近くになりました。
これはそれだけの効果があると認めたからだと思います。
日本では「サマータイムにしても、それほど節電にはならない、タイマー制御されている現代社会ではかえってマイナスだ。」などと言う意見もあります。
効果があるか無いか、やってみなければ分かりません。
夏場の電力不足が心配されています。
非常事態の今年は実施するチャンスです。