ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1130、地元ファンもビックリ

2011年04月20日 | Weblog
開幕から2連敗していたレッドソックスの松坂は18日(日本時間19日未明)、今季3度目の登板となったブルージェイズ戦で7回を1安打無失点の好投で初勝利を挙げました。
許した走者は初回と2回の2人だけで、3回以降はパーフェクトに抑えています。
開幕2連敗でマイナー降格、トレード話も出ていました。
本人も「これが駄目だったら次はない、という気持ちはあった」と語っていますが、土壇場で踏ん張りました。
この日、マウンドに向かう背番号「18」に対し、4万人近い地元のボストンファンは、ブーイングを浴びせました。

最近の松坂は良い時と悪い時が極端です。
11日のレイズ戦では2回0/3を投げて、8安打7失点と散々でした。
この日はメジャー通算100試合目の先発という区切りの登板でしたが、KOされています。
これでは監督、チームメイトの信頼を失い、ファンはブーイングも浴びせたくなります。
最近の松坂はフォームが安定せず手投げ状態で、以前に比べ腕が下がっているように感じていました。

18日は躍動感ある本来のフォームが戻ってきて、力強いボールを投げていました。
7回を投げ終えたとき、ブーイングは大きな拍手に変わっていました。
5回を投げ終えた時点で、日米通算2000投球回に到達し、記念すべき試合を白星で飾りました。

同じレッドソックスの岡島はメジャー5年目で初めて開幕をマイナーで迎えましたが、3Aで好投しメジャー昇格を決めています。