ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1096、悲痛な叫び

2011年03月17日 | Weblog
地震発生から1週間近くたちますが被災地は寒さで悲鳴をあげています。
避難所はストーブなどの暖房設備が不足し、あってもガソリンや灯油などの燃料が無く、暖が取れないところが多くなっています。
雪が降って真冬のような寒さの中で震えています。
道路は寸断され、港は使用できない状態だと思いますが、報道陣や自衛隊などの車両が現地に入っているので、何とかならないものか。
政府の姿が見えません。
政治主導のスローガンを今こそ発揮して、強権を擁してでも物資を運んでもらいたいものです。
作業着姿の総理や閣僚の姿が形だけのように感じます。
避難所で死亡する人もでてきました。

1095、がんばれ日本・東北

2011年03月17日 | Weblog
1092、M9.0」のシカゴの友人のコメントで「近所の人たちも日本がんばれと声をかけてきますよ。」とありましたが、世界中から励ましの声があがっています。

ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏のコラムを掲載し、「阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪が起こらず、支援物資の奪い合いも生じなかった、今回も起きていない。日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だ。」と書いています。

ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は12日、「不屈の日本」と題する社説を掲載し、「日本は経済が低迷し、政治家の失態に国民の大部分は当惑しているが、日本の産業力は依然として偉大だ」と述べています。

英日曜紙「インディペンデント・オン・サンデー」は13日、1面に日の丸のデザインと、「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」と見出しを掲げ、1面から7面までを震災報道に割いています。

14日から2日間パリで開幕していた主要国(G8)外相会議は、結束して支援することを示し、連帯のメッセージを盛り込んだ議長声明をまとめました。
松本外相はパリのホテルで就任後初めてクリントン米国務長官と会談しましたが、長官は「世界が協力して日本助ける」と全面的に支援する考えを表明しました。

スポーツ界、芸能界など、海外の著名人も続々と支援の声を上げています。
オノ・ヨーコさんは自身のブログとツイッターで、故郷・日本への思いを綴り、「お互いに助け合いましょう」と呼び掛けました。
米人気歌手のレディー・ガガは、全額被災者救援に充てるチャリティー用リストバンドの制作・販売を発表し、“日本を救え”と訴えました。
リストバンドには「WE PRAY FOR JAPAN(日本の為に祈りを。)」と記されています。
レッドソックスの松坂、岡島、田沢、正田の日本人選手はヤンキース戦を前にスタジアム前で義援金を募っています。
スペインで行われたサッカーの試合前には「頑張れ、日本! 僕らは君とともにいる。」と横断幕を掲げました。
その他、多くの人が日本・東北にエールを送っています。