ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1094、無計画停電

2011年03月16日 | Weblog
14日、15日と東京電力による「計画停電」に振り回されています。
15日はある会議がありましたが、ぎりぎりのところまで待って中止を決定しました。
直前の中止だったので連絡がつかず会場に来る人がいるかも知れないと思い、自転車で会場に行って待っていました。
私の住んでいる地域では12:20pm~16:00pmが計画停電の予定で、東京電力の15日朝の発表では「14日は電力が足りたので少しだけ実施したが、今日は本格的に実施する」、というものでした。
テレビやラジオでも実施の確率は高いと言っていたので、皆そう思っていました。
会場近くの商店街はほとんどの店(90%以上)が12時から4時まで休みでした。
スーパーも12時で閉まるというので、11時50分ごろ弁当を買いに行ったらレジは長蛇の列だったのであきらめました。
たまたま、ラーメン屋が1軒開いていたので入ってラーメンを食べましたが、その間店のラジオも計画停電のニュースを流していました。
1時から会議を行うことになっていたので12時半ごろ会場前に行って、1時半まで待ちましたが、幸い誰も来なかったので帰りました。
結局私の住む地域では停電は起こりませんでした。
帰る道(4キロくらい)には信号機が沢山ありますが全て点いていました。
会議の中止を決めた1番の理由は、信号が点かなくなる恐れがあったからです。
皆車で来るので信号が点かないと危ないと思い、私も自転車で行きました。
「計画停電」ではなく、「行き当たりばったり停電」、「その場しのぎ停電」に変えてほしいくらいです。
これは人々を混乱させ自発的に停電させる、東京電力の作戦的「計画」かも知れません。

被災地の人々の苦労を思えば1日に2時間や3時間の停電は、日本中の人が我慢できます。
我慢できないのは、「やるやる」と言っていてやらなかったり、グループ内でも実施する地域と実施しない地域があることです。
これでは全く計画が立てられません。
素人考えですが電力のプールはできないのかな、と思います。
たとえば、1時から3時までは電力が足りていても停電し、溜めておくとか。
今の状態では電力ではなく、人々のストレスが溜まります。
「オオカミ少年」ではありませんが、人々は「どうせ実施しないだろう」と思うようになって、肝心な時に電力不足になってしまうかも知れません。

以上は私の個人的感想です。
東京電力も福島原発の事故など、混乱の中でベストな電力供給を模索している段階だと思います。
今日(16日)から東北電力も計画停電を開始します。