555、9年連続200本安打

マリナーズのイチローがついにやりました。
9年連続200本安打以上の前人未到の記録です。
この快挙に敵地ファンもスタンディングオベーションで祝福、これに対し右手でヘルメットを掲げて答えました。
13日（日本時間14日）、敵地（テキサス）でのレンジャーズ戦ダブルヘッダー第2試合の2回にショートへ今年200本目の安打を放ちました。
足で稼いだ内野安打で記録達成は、いかにもイチローらしい決め方です。（200安打のうち55本が内野安打）

今年のイチローは開幕直後の8試合を胃潰瘍で欠場し、8月下旬には右足を痛め同じく8試合を欠場する苦しいシーズンでした。
それでも「やることはやる」イチローです。
9年連続200安打以上は、1894～1901年のウィリー・キーラーの8年連続を更新するものです。
これは100年以上も前のもので、1900年以降の近代野球になると1983～89年にウェード・ボッグス（レッドソックスなど）がマークした7年連続です。
ボッグスは私がアメリカでMLBを見ていた頃活躍していた選手で、広角に打ち分ける左の好打者で首位打者を5回獲得しています。
「192、8年連続200本安打」で2009年には9年連続200本安打のメジャー記録を作ってもらいたい、と書きましたがその通りやりました。