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鉄塔更新工事に係る物輸(2020年5月1日その1)

2020年09月10日 06時46分32秒 | 航空機
高度成長期からはや50年。
あちこちで行われている送電鉄塔更新工事。
各電力会社の頭の痛いところだろう。
一言で建て替えと言っても、既存線を生かすか殺すか、土地の確保等で工法も変わる。
場合によっては並走しているのを1本にまとめてしまうことも。
考えるのも大変だろうな。

お隣さんから作業が行われていると前日に連絡をもらい、無理矢理半休を取る。
周りの環境もあるが鉄塔工事の場合はたいてい9時17時だ。
スマキ解除から撮影なら普通に家を出れば十分間に合うな。

現地に到着すると近隣マニアが大集合。
ここ、そんなにマニアっていたかな(笑)


何となくばらした重機が見える。


8:12 スマキも解除されており、いつでもスタート準備よし。


 現場監督からのGOサインが出たところで機長がスタンバイ。
 あら、結構早く始めるのね。



8:17 電源入れるよ。


8:18 NO.1エンジンスタート。


回して~


大丈夫かな?


関係者が見守る。重機メーカーさんが来ているのは初めて見る。


8:20 朝一点検中かな?


型番から検索すると標準で運転重量は7.5tonくらい。


 これをバラさずに持って行けるのは日本の民間会社には無いな~。
 チヌークの民間型を導入する日本企業はないかな?



8:21 NO.2スタート。


8:23 フック開閉OK!


8:24 上がるよ~


離陸。


この距離でピューマのダウンウォッシュは最高。


ゆっくりと上昇中。


8:25 まずはモッコから。


8:26 どうも重機の部品類みたい


8:28 降ろす場所に苦労したのか、すぐに戻ってこなかった。


8:30 場外にアプローチ。近いね~。


フックにワイヤーを装着。


まずはアームから。


8:33 こんなバラシ方は初めて見た。2トンは超えないようにしているのかな。


ここからは千畳敷カールが良く見える。


8:39 JA9965 AS332L1 中日本航空  次はどれかな~


8:41 荷下ろし場所は乾燥しているようで砂ぼこりがすごい。


横っ飛びで反転して


既存線を飛び越えたら降下。


8:42 フレアをかけて減速。


8:44 今度はブーム。


8:46 ここらはこれから田植え。もう少し風が弱かったらな~。


8:56 お。こいつは…


赤色のカニとは(笑) これが上がると休憩の合図みたいな感じ。約2トン。


8:57 これで組立ができる。


8:58 場外へとアプローチ、フック確保。


8:59 そのまま降ろして~


着陸よし。小休止へ。



続きます。
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2 コメント

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Unknown (めだか)
2020-09-10 07:55:42
 どんな険しい山中にも、すっくと立っている鉄塔だから、建て替えるとなると本当に大変だということが良く分かります。
 その当時の苦労も大いにしのばれますが、今の時代での作業も大変だと思います。

 ヘリは空輸できる便利さはあるけれど、風圧との戦いもすごいから、そばの田んぼの方も心配です。

 風といえば、台風10号の風ですが、益田市は強風ですみました。
 団地に住んでいたときは、コンクリートで安心感がありましたが、今は瓦が飛ばないことを祈るばかりです。(その内、コンクリートの一戸建ての家が流行ったりするかも)
 
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Unknown (batils)
2020-09-16 21:53:44
>めだかさん
返信遅れました。

大正時代とかの鉄塔を見ると本当にどうやってこれら資材を運んだのだろうと思います。
ただ、昔の鉄塔は小さいので解体はまだ楽なようです。

ダウンウォッシュの影響を受けないように耕作地には風軽減のネットが張ってあります。
大丈夫です!

こちらは思ったよりも大雨が続き、土砂災害が心配でした。
結果、何もなかったからよかったです。
確かに、コンクリートであれば風に対しての安心感はありますね。
学生時代にコンクリ4階建ての寮に住んでいたのでわかります。
ただ、熱を蓄えてしまう為、真夏は大変でした。
エアコンはついておらず、雷等で窓を全部閉めるとサウナ状態でした。
なので北側にある玄関扉はたいてい皆開けっ放しでした(笑)
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