AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

CMが消えた日(1)

2011-03-24 01:30:41 | CGMの感染力


CMを自粛したのは、もう何回目であろうか。奇しくも3月20日は、あの忌まわしいテロ事件、サリン事件だ。そして今度は 阪神淡路大震災から15年目に起こった大災害である。今も流れているCMはAC(公共広告機構)が主に多い。こんな時にCMを流せば、消費者から抗議も増えるからまず、自粛する。「阪神淡路大震災のためのメッセージをなるべく迅速に伝えたい。そして被災者の人達に団結力を与えたい。」当時マスコミの報道姿勢が問われた時だった。今回の東北関東大震災でも被害者の方に、「今のお気持ちを?」こういう節操の無い質問を投げかける。
これは15年前と変わらない。殺人、大事故、そしてこの大災害。それぞれ違う報道があるのだが、現場で何も考えていないからどれも同じ「今のお気持ちを?」となる。被害者を思う心と被災者を励ます心がジャーナリスト達は忘れているかもしれない。主人公は君達ではないよ。こういう輩が、マスコミをマスゴミにしている。「人を救うのは人しかいない。」ACはこの震災用のキャンペーンに既に動いていることだろう。温かい感性を持って。

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