AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

客とのf/1 (1)

2012-06-08 01:03:57 | 学問のススメの涙



NHK プロフェッショナルで佐藤 卓さんの仕事術を紹介していた。
売れない物は数か月で店頭から消える、ともいわれる今の時代。しかし、卓さんのデザインは10年を超えるロングセラーが多い。その秘けつは、売るためのデザインではなく、日常生活になじむデザインをしているからだ。奇抜なデザインではなく、その商品の本質を引き出すデザイン、使いやすいデザインを追求している。
スパイスの瓶では、ぬれた手でもすべらない円すい形に、片手で開けやすいようキャップの突起も計算し尽くした。
さらに、デザインにちょっとした仕掛けを施すのも佐藤流。写真の猫の口元をよく見ると、一匹一匹の猫が「コ・ロ・ッ・ケ」としゃべっているのが分かる。この物語に気づいた人は、きっと誰かに話したくなるはず。物語と共にデザインが人々の記憶に残る。こうしてデザインへの愛着が生まれ、ロングセラーにつながっていくのだという。


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