AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

一生のコンセプトを持つこと。

2012-06-04 03:04:25 | ADレナリンのパーセンテージ






新藤兼人監督が老衰で亡くなった。100歳だった。昨年遺作といえる「一枚のハガキ」のメガホンを取り監督業を廃業した。新藤兼人監督くらい「作りたい作品だけのメガホン」をとってきた監督もめずらしいと思う。私がそう思うだけで、本人曰く「そんな事はないよ。」と言うかもしれない。夫婦愛を描いた第一回 監督作品「愛妻物語」そして1952年の「原爆の子」戦後に初めて原爆を直接取り上げた映画とされている。
1953年、カンヌ国際映画祭に出品されるも、米国がこの作品に圧力をかけ、受賞妨害に外務省が工作を試みた。また西ドイツでは反戦映画として軍当局に没収されるなど[要出典]、各国で物議を醸したが"原爆許すまじ"という世界の声に合致し各国で大きな反響を呼び、1954年には第8回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭平和賞、1956年に第10回英国アカデミー賞国連平和賞やポーランドジャーナリスト協会名誉賞など多くの賞を受賞し、世界に於いて反核映画の第1号となった。現在もこの映画はヨーロッパで度々上映されている。アメリカでは1995年にカリフォルニア州の大学の博物館で上映、2011年ニューヨークブルックリン区で上映されることとなった。(ウィキペディアより)
新藤兼人 監督のプロフィールは凄まじいものがある。映画に取り憑かれたようなその勢。監督の「努力する。」と言うコンセプトは、凡人な我々にも希望を与えてくれる。努力すれば「非凡」になれると。映画「愛妻物語」の舞台であった京都 長屋に聞こえてくるコンチキの調べ、、、。この音が何故か好きだ。来月には祇園祭が始まる。
合掌



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