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コロナ共存の広告表現の近未来観

コロナ禍のクルシミマスの名作達⑶

2020-12-14 20:25:07 | アイディアのIdentity

 

 

 

 

The show must go on

 

 

バレエクラスの年末公演の主役に抜擢された黒人のバレリーナ。家族も大喜びなのですが、すぐにコロナで学校が全国的に閉鎖するというニュースが。リモートで公演の準備をする少女。家の中や、近所で、練習に励みます。しかし、ある日、一通の手紙が…。なんとバレエの公演がキャンセルになったとの知らせ。ショックを受けて落ち込む少女。しかし、妹があることを思いつきます。手作りでポスターを一生懸命に作る妹。ミシンで娘のバレエの衣装を作る母親。妹は、手作りのお知らせを近所の家に配ります。おそらく、バレリーナの少女に思いを寄せている近所の少年にもその知らせが届きます。アマゾンで懐中電灯のようなものを注文する少年。アマゾンの箱からずっしりとしたライトを取り出します。そして、公演の当日。雪の降る中で、少女はソロでバレエを。少年がアマゾンで購入したライトがスポットライトとなって少女を浮き上がらせます。そして"The Show Must Go On"という文字、雪の中にアマゾンのロゴ。

 

"The Show Must Go On"というのは、1991年の10月14日にQueenがリリースした曲。

 

Queen - The Show Must Go On (Official Video)


すでにエイズが悪化していたフレディ・マーキュリーが、エイズに蝕まれようとショーは続けないといけないという渾身の思いを込めて歌い上げた名曲。この曲がリリースされた次の年の11月24日にフレディー・マーキュリーは亡くなります。コマーシャルを通して静かに流れている旋律は、実はこの曲です。何か聞いたことのあるメロディーだなと思っていたのですが、最後にそれがQueenのその曲だったとわかります。雪の中のバレエ公演のクライマックスで、この曲が流れるところが感動的だ。(https://blog.goo.ne.jp/singaporesling55/e/f023b92ca6683fc26cdd8a56cf0df193から引用させていただきました。)

 



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