AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

アメリカハーフタイムの終焉(2)

2013-07-22 23:46:40 | 世界標準の消費価値









今年のGMのスーパーボールで流されたCMもアメリカを鼓舞する表現でした。アメリカ国民はこうしたアメリカンスピリットを高揚させる表現にのせられてしまうのです。真珠湾攻撃された時既にルーズベルト大統領は、日本の攻撃を知っていたとも報じられております。アメリカと言う国の恐ろしさは、その団結心でしょう。今の日本で阿部首相がいくら騒いでも日本国民は、踊らされません。
震災での「人を思いやる心」が芽生えても、騙されません。それだけ日本国民の方が賢いのです。
巨匠クリント イーストウッド監督の「グラン トリノ」フォード トリノ(イタリアのデトロイトと言われるトリノ市からの所以らしいです。)フォードの自動車工を50年勤めあげたポーランド系米国人コワルスキーは、妻を亡くし、愛車グラン・トリノのみを誇りに、日本車が台頭し東洋人の町となったデトロイトで隠居暮らしを続けていた。頑固さゆえに息子たちにも嫌われ、限られた友人と悪態をつき合うだけであり、亡き妻の頼った神父をも近づけようとしない。コワルスキーを意固地にしたのは朝鮮戦争での己の罪の記憶であった。(Wikipedia グラン トリノより抜粋させて頂きました。)イーストウッドが演じたのは、グラン トリノそのものであり、彼自身「アメリカのハーフタイムの終焉」は解っていたのかも知れません。世界の警察と呼ばれたアメリカの力は、既にハーフタイムで尽きようとしております。言い過ぎかも知れませんが、、、。