AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「退化の改新」

2012-12-27 03:27:51 | 学問のススメの涙






大学時代の同期と電話で話をした。彼は来年には定年を迎える。
彼の教育経験も長い。アニメーションを通し、多くの優秀な人材を世に排出してきたが
何しろ忙しいらしい。雑務が多すぎるとのことである。彼から面白い話を聞いた。
彼が依頼されている有名私立大学での助教の先生の面接試験だったらしい。
30代くらいの面接に望む方々が「私はペンシ○べニア大学行ってました。」
「僕もその頃 M○Tに在籍してましたよ。」お二人は大学院に行ってらしたらしい。
面接に受けにきた学部は文学部とのこと。お二人とも全くと言うほど仕事がないとの事だった。米国でもこの経済不況で就職難だが、ここまで酷いとは思えない。そこまで日本の教育はおかしくなっているのだろうか?先日の選挙で田中眞紀子さんが落選した。
文部大臣の時の発言で落選したのなら、可哀想である。民主党も酷かったが、文科省の教育機関への天下りも酷いものである。こんなに大学作ってどうするんだろう。
1学部 教授の募集に有名国公立、市立大学では数百人の応募が殺到していると思う。数百倍である。大学を出ていないと大手企業の就職にエントリー出来ない社会構造もおかしい。企業の人事採用者は、大学よりも出身高校で選ぶところも多い。
米国では、大学に入ったら勉強しないと置いてかれてしまう。大学院等さらに凄い。
文化祭やミス キャンパスなどやっている暇があったら、英語でも学習して欲しいものだ。ある意味 ガラパゴスで進化した日本は、今退化に向かっているのかもしれない。