AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

紫煙・分煙・禁煙・卒煙(3)

2011-11-19 00:13:03 | アイディアのIdentity
古今東西の昔から、タバコをやめたい愛煙家がどれだけいただろうか?
1609年には早くも、徳川幕府から禁煙令が出されている。
「元来、喫煙は百害あって一利ない。
 さらに、煙草を栽培するために、田んぼが犠牲になることは、財政の基礎を
 危くし、食糧問題にも発展しかねない」
この禁煙令によって、喫煙者のみならず、煙草の栽培者まで処罰されたらしい。
煙草を吸う方と吸わない方を分ける分煙化の店が多くなったが、禁煙広告にも主流煙と副流煙を意識した表現があった。




S>uicideとHomicideと書かれたタバコ。煙草を吸うと言う自殺行為と副流煙で死に至らせる行為。
「喫煙家が禁煙家にかける迷惑は肉体的なものであるが、禁煙家が喫煙家にかける迷惑は精神的なものである。」中華民国の文学者・言語学者・評論家の林語堂の言葉だ。
喫煙家の形見は狭いどころか、猫の額もないだろう。