goo blog サービス終了のお知らせ 

AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

タレントのリスクとコントラクトに思うこと(2)

2009-09-18 01:56:40 | 出雲のお国その礼儀作法
Leah Dizon Lotte Rich Fruits Chocolate CM


契約書は、共に何か生じた場合、その都度協議すること。基本的に「悪い事はしないだろう。」この観点に立っていた。(今は知りません。)
今回の騒動はそれを逸脱した行為だった。
そこまでリスクをしょってまでタレントを使うべきなのだろうか?
「覚醒剤はやらないだろう」と言う判断が甘いのかも知れない。
タレントは生ものですからして、何をするかは解らないが、真面目なタレント達も同じ目で視られてしまう。芸能界、マスコミは色眼鏡で視られる。大半はちゃんとしているのだが。
タレントを起用すれば「商品が売れる」と言う「幻」はもうやめた方が宜しいかと思う。映画「ローマーの休日」でオードリーの髪型が流行、古いですが、「君の名は」のマチコ巻きが流行った。それは情報がない頃の話のこと。
こうなると全てのタレントの身体検査となる。
モラルをちゃんと持っているタレントさんには、たまったもんではないだろう。
そろそろタレント起用も考える時代になってきている。
商品を伝えるメッセンジャーの役割は既に終わったのだから。

タレントのリスクとコントラクトに思うこと(1)

2009-09-17 04:04:45 | 出雲のお国その礼儀作法
Mariah Carey - Sony Mini Disc commercial


覚醒剤所持で二人のタレントが、朝から晩迄マスコミを騒がしている。
最近のCMは一部の優秀なプランニング集団以外は相変わらず「タレントにおんぶにダッコ」だ。こういう世間を騒がせる犯罪を犯すと、クライアント 広告代理店、全ての関係者に多大の迷惑をかける。全て「オシャカ」になってしまうのだから、膨大な金額は消えてしまう。クライアントは「企業イメージが悪くなる。」代理店もクライアント、タレント事務所と契約書をかわしているから、その損害額もたまったもんではないだろう。海外の有名シンガーや女優、例えばマライアキャリー、シャネルのニコール キッドマン等、日本の契約書の比ではない。
移動の飛行機迄も明確に契約書に明記されているそうだ、例えば、移動は飛行機チャーター便 それも747というふうに。日本のコントラクトは、メデイア中心、クライアントのサイトでの利用とかメディアの多様化で契約書も複雑となり、タレント事務所側は更なる契約金を要求してくる。
但しタレント個人が起こすかもしれない不祥事には触れていないと思う。
現場時代 タレントとの契約書も作成した。 大手菓子メーカー宣伝部長から、当時売れっ子で生意気な歌手の交渉に事務所に行った事がある。その時のマネージャーの話は「何があっても、私どもはコントロール出来ません。それで良ければ契約して下さい。」
今思えば、非常に正直な方だったと思う。