AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

タレントのリスクとコントラクトに思うこと(1)

2009-09-17 04:04:45 | 出雲のお国その礼儀作法
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覚醒剤所持で二人のタレントが、朝から晩迄マスコミを騒がしている。
最近のCMは一部の優秀なプランニング集団以外は相変わらず「タレントにおんぶにダッコ」だ。こういう世間を騒がせる犯罪を犯すと、クライアント 広告代理店、全ての関係者に多大の迷惑をかける。全て「オシャカ」になってしまうのだから、膨大な金額は消えてしまう。クライアントは「企業イメージが悪くなる。」代理店もクライアント、タレント事務所と契約書をかわしているから、その損害額もたまったもんではないだろう。海外の有名シンガーや女優、例えばマライアキャリー、シャネルのニコール キッドマン等、日本の契約書の比ではない。
移動の飛行機迄も明確に契約書に明記されているそうだ、例えば、移動は飛行機チャーター便 それも747というふうに。日本のコントラクトは、メデイア中心、クライアントのサイトでの利用とかメディアの多様化で契約書も複雑となり、タレント事務所側は更なる契約金を要求してくる。
但しタレント個人が起こすかもしれない不祥事には触れていないと思う。
現場時代 タレントとの契約書も作成した。 大手菓子メーカー宣伝部長から、当時売れっ子で生意気な歌手の交渉に事務所に行った事がある。その時のマネージャーの話は「何があっても、私どもはコントロール出来ません。それで良ければ契約して下さい。」
今思えば、非常に正直な方だったと思う。



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