ウヰスキーのある風景

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引き寄せの黒っぽい鳥

2021-06-16 | 雑記
昨日の夕方、コンビニへタバコの補充に向かった。

ここでたまに話に出る、近所の池のある公園を通った時の事である。

その公園の前辺りで、電線の上でカラスが鳴いているのを見た、かどうかは忘れてしまったが、池の淵に降りていく階段の横を通りかかった時、カラスが舞い降りて階段の手すり辺りにとまった。

その時ふと思い出した。そういえば、たまに池の淵に降りて日光浴がてら読書をしていると、先ほどのカラス同様、手すり辺りをうろついていたのを。

同じカラスなのかは流石に分からないが、何となく氣になったので「元氣そうだなぁ」と低く声をかけておいた。


2ちゃんねるなどの面白い話をまとめたサイトで昔見たものに、カラスに纏わる話があった。

要約すると、いつも見かけるカラスに挨拶していたら、ある日不良に絡まれた時に助けられた、といった具合のものである。
カラスに限った話ではないのだろうが、その脳の容量では考えられないほどの知能がある、という報告もあるという。

その話を読んだせいかは忘れたが、なんでも、カラスの色は真っ黒ではなく、少し青みがかっているというので、いくつか見て回ったこともあった。それとも、日本語訳でどれもカラスになるが、英語では種類を区別していて、それがどう違うかを調べた時だったか。
種類にもよるのかもしれないが、氣になる方はお調べのほどを。


さて。最近、新型コロナのワクチン接種で色々大変なことになっていると騒ぎになっているのだとか。
滅多なことは言えないが、打った後ほどなくして死亡したというのはニュースにもなっているようである。

打った人から妙な化学薬品の匂いがするという話も目にしたが、これはワクチンに限らずある。
影響があるのかないのかまでは分からないが、体調の悪い人が独特の体臭を放つことはよくある。
ましてや現代人。何かの処方薬を飲んで症状を緩和させるというのが大多数であろう。
拙の周りにも、毎日薬品のような匂いを漂わせてる人がいた。身体も大きいが故に目立つのだろう、喘息もちだったり花粉症もあるしで、色々服薬しているせいかと思われる。
体内で普段行われていない化学反応が起きている証拠なのだと言える。
つまり、この点のみで危険だと断定するには判断材料に欠けると思われる。

ただし。体内で普段行われていなかった化学反応という点に注意してもらいたい。その前の体調の悪い人の体臭という点もである。

少なくともそのような状態は平常の身体とは言えない。要するに体調がおかしくなっている。

詳しくは調べていないが、ワクチン接種をした地域で何故か感染が増えた、という報告が出ていたことがある。
真偽のほどはともかくとして、今回のワクチンは遺伝子組み換えだと騒がれるような具合で、ウイルスそのものは入っていないという。ウイルスの遺伝子の一部にある、細胞への取りつき方を司るものを利用したという。
専門的な話は他に譲るとして、それで体内で抗体を作り続けるシステムを構築させるものだとか。

これが危険だ危険ではないと騒がれているのだが、危険でなく効果があるものとして、それと何故接種後に感染が増えたのか、というのも本当の事と仮定して話を続ける。


現代の感染症の定説というのは、パスツールが提唱した「病菌原因説」が根底にあるというのは知る人ぞ知るというところだろうか。

この論を大雑把に言えば、「殺菌すれば病氣にならない」となる。
コロナ以前から殺菌消毒の製品が売られまくっているのがその証左と言えよう。

しかし。ご存じだろうか。食中毒が起りやすい飲食店というのはどういうところか?
汚らしい店だと思われるだろうが、殺菌消毒を徹底している店で発生することが多いという。
その逆の店で起きていたとしても、不真面目なので報告していないだけでは?と言えなくもないが、それなら徹底すれば起きないはず。だが起きている。

これは有名な話かもしれないが、メチシリンという抗生物質がある。
黄色ブドウ球菌という病原菌を殺菌できるというので、その感染症状が現れた際によく使われていた。
だがある時。明らかに黄色ブドウ球菌の猩々、ではなく症状なのにメチシリンが効かないという症例が出始めた。
調べると、黄色ブドウ球菌はメチシリンに耐性を持って逆襲してきたのだという。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、英語の頭文字でMRSAとかそんな名前である。逆襲の黄色ブドウ球菌!

孔子のある二人の弟子が論争していた。片方は知識がとてもある。片方は知識がとても少ない。知識が多い方がいい少ない方がいいといった具合の論争をしていたそうな。
そして「先生!どちらが正しいでしょうか!?」と判断を仰いだ。
孔子はこう言われたという。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と。

黄色ブドウ球菌に耐性が付いたのは、使い過ぎたからという指摘がなされていたものである。
ちょっと風邪引いたと言っては医者に行くと薬を貰うものだが、それで抗生物質をちょくちょく配っていたというわけである。
だが、これを医者の責任だけに還元することは出来ない。

「風邪ですね。家で寝てください」と言う医者と「では、念のため、お薬出しておきましょう」と言う医者では、後者のほうを信頼してしまう心理があるからである。

話を戻すとして、ワクチンで抗体が出来たであろう人々がまた感染する。

抗体が出来ているなら、かなりの確率で防ぐはずだが、そうはならなかった。もっとも、ワクチンは病気にかからないようにするためだという触れ込みはいつしか軽症にするものだとか、話が二転三転している。インフルエンザなんかはいつの間にかそうなっていた。

これはつまり。体内で出来た抗体というものも身体の一部なわけなら、体調が悪いとまともに働かない。
以前からのワクチンでも打つと体調を崩すという人は少なからずいた。そんな状態では罹るのもおかしくない。
何せ体臭を放つほどの尋常ではない化学反応を体内で起こしているのだから、予想以上に身体は疲れているだろう。
抗体はその病気を防ぐ能力はあるだろうが、その能力を働かせる人体については無視しているのである。
これが西洋医学の伝統とでもいうべきものの見方であることは、ご存知の方もおられるだろう。


この件も何度か触れてきたが、パスツールの同僚で、その説に反対をしていた人物がいた。

彼の主張は、健康を保って免疫を付けろというものである。名前をいつも忘れる癖に調べていない!

二人の論争はパスツールの死の間際まで続き、病床にあったパスツールは最後に説を撤回したと伝わっている。


人のことは言えないのだが、これらの事は人の心理における問題点を示している。

パスツールの理論はつまり、「他のせいにする」である。
彼の同僚の理論はその逆で、「己のせいにする」である。
これは文字数を揃えただけで、深い意味はない。

どちらが楽か?それはもちろん「他のせいにする」である。
医療業界に限って悪く言うなら「己のせいにする」と儲からない。


よく口をついて出る非難の言葉というものがある。

「こんなことをして、死んでしまったらどうしてくれるのだ」などと。

死ぬだと極端だが、怪我したらどうしてくれる、とかいうぐらいでよかろうか。

怪我をしたら治るまで療養するしかないだろう。だが、これは「他のせいにする」が常態化しているが故に飛び出す言葉である。
これを「被害者意識」という。その逆は「当事者意識」とでも言うのかな。


この被害者意識というものは、恐怖心に彩られている。恐らくは、恐怖心が被害者意識を作り出すのだと思われるが、細かい話は措く。

つまりは、何かにつけて原因を外に求めるのが人間の悪い癖なのだと言える。

いつもの道を歩いていたら、暴走した車が突っ込んできた。巻き込まれて怪我をした。その運転手が悪い。

確かにそうではある。だが、果たしてそれだけで片付けられることだろうか?

いつものように怪しげな話に持っていく。

あなたはいつものように起きて準備し、いつもの道をいつもの時間に歩く。

しかし、風邪を引いたわけでもないのに、何か変な氣がする。氣分が悪いというわけでもない。胸騒ぎという奴か?
などと感じたかもしれないが、些少の違和感は夕べの食べ過ぎや飲み過ぎやちょっとした夜更かし等のせいだろうと無視する。
そしてその日その時。上記のような事故に遭う。
そのほんの少しの違和感に耳を傾け、それで数分でも遅れて歩いていたとしたら、事故に遭わなかった可能性もある。
つまりは「己のせい」で事故に遭ったと言えなくもないのである。
これを客観的に証明するのは無理だが、そういう経験をした人もいるだろう。

とはいえ。怪我をしたから嫌な目に遭った、だけとも言えないということも述べておく。

遠方の恋愛成就の神社に参拝した人がいた。そしてその神社から出たら交通事故に遭ったという。旅先で入院することになって、途方に暮れていたが、なんとその世話をしてくれた看護師と結婚することになったという。
まあ、余談である。


話があちこちに飛んでいるが、MRSAの件で思いついたことを書いて終わる。

所謂新型コロナの症状は今まで見たことが無いものだ!肺がおかしくなっている!という報告がある。
肺の細胞が繊維状に変質してしまうとかいう話をどこかで見かけたものである。人工呼吸器が原因だとかなんとか、いろいろ騒がれていた。

MRSAが発生するような西洋医学の流れが今も続いているのなら、新型コロナはどこかの研究所から漏れたものではなく「他のせい」にしてきたツケなのではなかろうか、などと考える。逆襲のコロナかもしれないと。

昨日カラスが近くに舞い降りたと書き始めて、気が付けばこんな話になっていた。
これはきっと「カラスのせい」だろうとしておく。


では、よき終末を。


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