ウヰスキーのある風景

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表面

2011-07-04 | 雑記
さて、前回のは書きたかったことじゃないが、どうしようもなかったのでつい書いた。まだ言い足りないことがあるような気がするが、思い出すと腹が立つだけなので、なるべく考えないようにする。

とりあえず、書く予定だったことは、これから書くことにする。



唐突だが、台所の醤油や酢、味醂の成分表示を見ていただきたい。

醤油なら、大豆(脱脂なんたら、というのも書いてあったりする)小麦、塩など等の後、こう書かれていないだろうか。

醸造アルコール、と。


醤油も酢も、材料に麹を混ぜて寝かせると、「アルコール発酵」が行われるため、本来は入れる必要がない。が、大量生産の安物は、失礼、粗製乱造した醤油は、手早く仕上げるためにまがい物を作っている、といっても過言ではないだろう。

味醂については、正体不明の「糖類」などというものが添加されている。正体を製造元に伺ったところで、「法律に則った問題ない素材です」としか言わないだろうが。

この糖類というもの、どうも胡散臭いようだ。そもそも、砂糖とは言わずに糖類とはなんぞや?上の糖類、とは違うのかもしれないが、然る甘味成分の異常なところについてはこちらを参考にどうぞ。


というわけで、近所の米屋に、スーパーじゃならんでいないメーカーの醤油が置いてあったなぁと思い出し、ちょっと覗きに行ってきた。あれば、「糖類」のない味醂も欲しかったが、味醂自体なかった。


その醤油は以前、原材料を確認したら、伝統的な材料しか表示していなかった。


で、その日見に行くと、棚の反対側の端にもう一本置いてあった。瓶詰めの醤油で、よく見ると我が故郷からやってきたようだ。

和歌山の湯浅だったか、たまり醤油を昔から作っている地域がある。刺身なんかによく合う。最近は刺身は食べた事がないが。





こいつはまた別の地域の醤油だった。濃い口醤油で、取り替えたものと味もさして違わない気がしたのがちょっと泣ける。


保存料なども入っていないので、開けたら早めに使い切ってくれ、と書かれている。多分、苦くなるまで無くならない。


これで一安心、と思ったらそうでもないのが最近の世の中である。大豆自体も遺伝子組み換えでない、と書かれていても、怪しいのがあるという。STS大豆とかいうのが出回っていて、これの可能性が高い。

そのほかにも、醸造につかう菌が人工のものだったりするのだとか。さすがにそこまでは調べていないので、やはり安心は出来ないのである。まあ、スーパーのよりはマシかもしれないが、はてさて。


そういう話を書いた本の書評もあるので、こちらも併せてご覧ください。


なんというか、特定サイトの宣伝のような気がするが、色々と面白いので、気になる人は紹介したところに限らず、つまみ食いならぬつまみ読みでもするといい。どう思うかは自由に決まっている。


酒飲んで、クレープまで食べてきたようなやつが、健康健康というと悪い冗談でしかないが、少なくともクレープについては辞めようかと考えている次第である。始めたばかりのタバコは辞めない。では、また。

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