数ヶ月ぶりであろうか。
いつぞや、「更新が途絶えたら、気を込めたフィギュアが拙の寝首を掻いたに違いないと思うべし」などと、血迷ったことを書いたものである。
気の訓練といったものは最近は疲れたのでやっていないので、フィギュアも動かずじまいである。
これだけ読まなくても、一般的に言えば拙は頭のおかしな人であろうが、別にどうということはない。
というのも、自分は正常だ、真理を見出し、それにのっとって生きていこうとしているがゆえに、他のとち狂った凡百の人類なんぞと比するものではない、という風なことを言っているが、実際はその凡百となんら変わりないという、面白くもない人を見てきたものであるからだ。
この理屈から言えば、凡百と同様に自分(上記の内容を語った人物)もとち狂っているのだと言っていることになる。
凡百と違うと思い込んで主張する以外に根拠がないのである。
そういうお前はどうなんだ?と訪ねる向きもあろうが、愚問である。
この世に生を受け、この世のしがらみのうちに有る限り、またその範疇での優劣を語る限りに於いて、誰しもが凡百である。
だから、上記の「面白くもない人」は凡百以外の何者でもなかったし、拙も同列でしかないのである。
などと、久方ぶりに更新したと思ったら、いきなりこんな話である。
更新をサボってはいたが、時々、思い出したかのようにブログの編集画面を開くことはあった。書くためではなく、「どれだけ閲覧者と閲覧数が減ったか」を確認しようとしたのである。
ところがどっこい。閲覧者数は近年の落ち着きどころだったのだが、閲覧数がおかしかった。
八月に入って一度見た時に、何故か数日続けて閲覧数が二百を超えていた。
記録は一週間分残される。全部をパッと見て記憶したわけではないが、ニ、三日そうなっていたことがあったように思う。
記事を更新して、何かの検索だかで見つけてしまった人が読んだ、なら判るが、更新は数ヶ月なかった。
何人いるかしらんが、ちょくちょく読んでいる人がまとめ読みしたのかもしれないし、たまたま来た人がまとめ読みしたのかもしれないが、ここで何を探ろうと思ったのか。これが判らない。
ここには、金持ちになる方法も、異性にもてる方法も、明晰夢を見る方法もない。オーラの見方については、他サイトの引用はしたが、見えたからどうというのはない。
かつては陰謀論の話を書いていたが、陰謀の有無は本質的な問題ではなく、そもそもが己自身の問題であることを自覚せよ、などと言い出す始末。
だから、ここに答えはない。そもそも、人間の理性で答えを出すことなど、根本的には出来ないのである。
その理屈を細かく書くことは、拙には少々無理なので、割愛する。
というわけで、当たり障りのない日常の話を書いて、茶を濁すことにする。
近所に、秋田犬を飼っているところがある。たまに、車の出入り口の門扉裏で寝そべっている。
こうも暑いと、犬にも人にも拷問なので、その犬(名前はさくらちゃんという)は家の中にいることが多いが、その日はたまたま外にいた。
夕方からの出勤で通りかかると、寝そべっている位置ではないところから吠え掛かってくる。そして、車の出入り口の門扉まで走ってきた。
足音で拙が通りかかったとわかったらしく、捲くし立てるように吠えるのである。何ゆえか?
この暑いのに、撫でてほしくてたまらないらしい。これ以前にも暑い日に撫でてやると、息を荒くしながら撫でられていたものである。
その時は仕事の帰りか何かで、帰宅途中だったのでゆっくり撫でていたが、今回は仕事の行きがけ。
余り撫でてくれない気配を感じたのであろう。撫でても黙らなかった。
吠えるさくらちゃんをたしなめに、飼い主さんが勝手口から顔を出したのを確認し、挨拶をして離れた。
ちなみに、飼い主さんとは顔なじみではある。
しばらく、さくらちゃんは吠えていたが、悲しげな鳴き声を最後に上げたかと思うと、それっきり鳴き声は聞こえなくなった。
今度また外にいたら、暑さでまいるまで撫でてやろうかと思うが、それでは動物虐待か。
さて、もう一つ。
先日、朝までゲームをしていた。
財布の中身が乏しいゆえ、外で飲み食いをしないようにするための大義名分として、オンラインゲームを再開したのである。
再開は数ヶ月前となる。掛かりっきりだったから、ブログの更新もなかったというわけである。
ゲームといっても、その時はキャラクターの外見変更をしていた。ゲーム内では「エステ」である。
エステというより、性別以外を全部変えられる(※一部有料)ので、整形である。
それはさておき、少しその整形をしようと(ゲーム内で時折配られる、有料部分を無料で出来るチケットもある)設定画面を開いていた。
専用のBGMが流れるのだが、聞き慣れない音がする。リズムに合っているような合ってないような?
無料でいじれる部分も多いので、毎日のように入ることもあるのだが、今まで聞き漏らしていたのかな?と最初は思った。
だが、明らかに音楽としては流れていない。そして、イヤホンを外すと、窓から聞こえる。
窓のすぐ向こうから聞こえてくるのである。咄嗟に窓の方を見やると、ベランダの物干しを掛ける部分に、黒い影があった。
なんと、鳥が雨宿りして、雨宿りのクセに、ピッピーと鳴いていたのである。鳩くらいの大きさだったが、鳩ではなかったように思う。
距離にして三メートルも離れてなかったろう。なおかつ、窓は網戸だけの状態で室内側にスダレという、気配がダダもれな状態である。
こちらが鳥の姿を確認したすぐまで、鳴き声を出していたが、スダレの横から顔を覗かせると、目と目が合った。
意外だったのだろう。鳩が豆鉄砲を食らったような顔、というが、そもそも、鳥の表情はいつも同じな気がする、というのは措くとして、ぴたりと鳴くのを止め、こちらも元の位置に座すと、小雨の中を一声あげて、飛び去っていったものである。
どうも、餌を撒いているわけでもないのに、我が家のベランダやその前は鳥が迷い込むらしい。
春には、変な鳴き声を上げながらじゃれる二羽の鳩を見たものである。鳴き声を上げていたのは、一羽のみである。
じゃれついてた鳩と目が合ったら、じゃれつかれてた方が先に逃げたものであった。
すまない。驚かせるつもりはなかったんだ、ではなく、上述の鳥もその時の鳩も「ここで何をしているんだ・・・」と、こちらが驚いたと言いたい所だが、鳥語は大学でも習ったことがないので、伝えようがないのが悲しいところである。
というわけで、このブログに書いてあることが理解できない場合は、鳥に語っているのだと思っていただければ幸いである。
人の言葉を駆使して人に語りかけているつもりだったのだが、通じないことがあったもので、きっと拙は鳥に感化されてしまったのだろうと考えるのである。もしくは鳥インフルエンザ。
では、よき終末を。
いつぞや、「更新が途絶えたら、気を込めたフィギュアが拙の寝首を掻いたに違いないと思うべし」などと、血迷ったことを書いたものである。
気の訓練といったものは最近は疲れたのでやっていないので、フィギュアも動かずじまいである。
これだけ読まなくても、一般的に言えば拙は頭のおかしな人であろうが、別にどうということはない。
というのも、自分は正常だ、真理を見出し、それにのっとって生きていこうとしているがゆえに、他のとち狂った凡百の人類なんぞと比するものではない、という風なことを言っているが、実際はその凡百となんら変わりないという、面白くもない人を見てきたものであるからだ。
この理屈から言えば、凡百と同様に自分(上記の内容を語った人物)もとち狂っているのだと言っていることになる。
凡百と違うと思い込んで主張する以外に根拠がないのである。
そういうお前はどうなんだ?と訪ねる向きもあろうが、愚問である。
この世に生を受け、この世のしがらみのうちに有る限り、またその範疇での優劣を語る限りに於いて、誰しもが凡百である。
だから、上記の「面白くもない人」は凡百以外の何者でもなかったし、拙も同列でしかないのである。
などと、久方ぶりに更新したと思ったら、いきなりこんな話である。
更新をサボってはいたが、時々、思い出したかのようにブログの編集画面を開くことはあった。書くためではなく、「どれだけ閲覧者と閲覧数が減ったか」を確認しようとしたのである。
ところがどっこい。閲覧者数は近年の落ち着きどころだったのだが、閲覧数がおかしかった。
八月に入って一度見た時に、何故か数日続けて閲覧数が二百を超えていた。
記録は一週間分残される。全部をパッと見て記憶したわけではないが、ニ、三日そうなっていたことがあったように思う。
記事を更新して、何かの検索だかで見つけてしまった人が読んだ、なら判るが、更新は数ヶ月なかった。
何人いるかしらんが、ちょくちょく読んでいる人がまとめ読みしたのかもしれないし、たまたま来た人がまとめ読みしたのかもしれないが、ここで何を探ろうと思ったのか。これが判らない。
ここには、金持ちになる方法も、異性にもてる方法も、明晰夢を見る方法もない。オーラの見方については、他サイトの引用はしたが、見えたからどうというのはない。
かつては陰謀論の話を書いていたが、陰謀の有無は本質的な問題ではなく、そもそもが己自身の問題であることを自覚せよ、などと言い出す始末。
だから、ここに答えはない。そもそも、人間の理性で答えを出すことなど、根本的には出来ないのである。
その理屈を細かく書くことは、拙には少々無理なので、割愛する。
というわけで、当たり障りのない日常の話を書いて、茶を濁すことにする。
近所に、秋田犬を飼っているところがある。たまに、車の出入り口の門扉裏で寝そべっている。
こうも暑いと、犬にも人にも拷問なので、その犬(名前はさくらちゃんという)は家の中にいることが多いが、その日はたまたま外にいた。
夕方からの出勤で通りかかると、寝そべっている位置ではないところから吠え掛かってくる。そして、車の出入り口の門扉まで走ってきた。
足音で拙が通りかかったとわかったらしく、捲くし立てるように吠えるのである。何ゆえか?
この暑いのに、撫でてほしくてたまらないらしい。これ以前にも暑い日に撫でてやると、息を荒くしながら撫でられていたものである。
その時は仕事の帰りか何かで、帰宅途中だったのでゆっくり撫でていたが、今回は仕事の行きがけ。
余り撫でてくれない気配を感じたのであろう。撫でても黙らなかった。
吠えるさくらちゃんをたしなめに、飼い主さんが勝手口から顔を出したのを確認し、挨拶をして離れた。
ちなみに、飼い主さんとは顔なじみではある。
しばらく、さくらちゃんは吠えていたが、悲しげな鳴き声を最後に上げたかと思うと、それっきり鳴き声は聞こえなくなった。
今度また外にいたら、暑さでまいるまで撫でてやろうかと思うが、それでは動物虐待か。
さて、もう一つ。
先日、朝までゲームをしていた。
財布の中身が乏しいゆえ、外で飲み食いをしないようにするための大義名分として、オンラインゲームを再開したのである。
再開は数ヶ月前となる。掛かりっきりだったから、ブログの更新もなかったというわけである。
ゲームといっても、その時はキャラクターの外見変更をしていた。ゲーム内では「エステ」である。
エステというより、性別以外を全部変えられる(※一部有料)ので、整形である。
それはさておき、少しその整形をしようと(ゲーム内で時折配られる、有料部分を無料で出来るチケットもある)設定画面を開いていた。
専用のBGMが流れるのだが、聞き慣れない音がする。リズムに合っているような合ってないような?
無料でいじれる部分も多いので、毎日のように入ることもあるのだが、今まで聞き漏らしていたのかな?と最初は思った。
だが、明らかに音楽としては流れていない。そして、イヤホンを外すと、窓から聞こえる。
窓のすぐ向こうから聞こえてくるのである。咄嗟に窓の方を見やると、ベランダの物干しを掛ける部分に、黒い影があった。
なんと、鳥が雨宿りして、雨宿りのクセに、ピッピーと鳴いていたのである。鳩くらいの大きさだったが、鳩ではなかったように思う。
距離にして三メートルも離れてなかったろう。なおかつ、窓は網戸だけの状態で室内側にスダレという、気配がダダもれな状態である。
こちらが鳥の姿を確認したすぐまで、鳴き声を出していたが、スダレの横から顔を覗かせると、目と目が合った。
意外だったのだろう。鳩が豆鉄砲を食らったような顔、というが、そもそも、鳥の表情はいつも同じな気がする、というのは措くとして、ぴたりと鳴くのを止め、こちらも元の位置に座すと、小雨の中を一声あげて、飛び去っていったものである。
どうも、餌を撒いているわけでもないのに、我が家のベランダやその前は鳥が迷い込むらしい。
春には、変な鳴き声を上げながらじゃれる二羽の鳩を見たものである。鳴き声を上げていたのは、一羽のみである。
じゃれついてた鳩と目が合ったら、じゃれつかれてた方が先に逃げたものであった。
すまない。驚かせるつもりはなかったんだ、ではなく、上述の鳥もその時の鳩も「ここで何をしているんだ・・・」と、こちらが驚いたと言いたい所だが、鳥語は大学でも習ったことがないので、伝えようがないのが悲しいところである。
というわけで、このブログに書いてあることが理解できない場合は、鳥に語っているのだと思っていただければ幸いである。
人の言葉を駆使して人に語りかけているつもりだったのだが、通じないことがあったもので、きっと拙は鳥に感化されてしまったのだろうと考えるのである。もしくは鳥インフルエンザ。
では、よき終末を。
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