咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

豪華寝台列車「ななつ星」・・・発進

2013-10-16 21:57:12 | 日記
 我が家では、日曜日になると新聞に掲載されているクロスワードと睨めっこ、縦横のヒントを頼りに言葉を探って書き込んでいる。家内が大好きなもので、テーブルに新聞を広げて解いているが、聞きなれないものとか、難しい問題に手を焼いているようである。

 当方も一緒になって考えるが、うまく答えを導き出せないことが、多くなっている・・・ついには、ネット検索というカンニングをやってしまう。(笑)

 回答が出揃うとクロスワードの答えが完成。これまでも、何度かハガキに書き込むも、当たったためしがないので、ほとんど出すこともない。

 先日の13日(日)、サンケイスポーツ関西版に掲載のクロスワード、“ヨコのカギ”にこのようなものがあった。

 「漫遊旅行。本来は船旅ですが、近頃は乗り物は問いません。国内でもJR九州がどえらく高い豪華寝台列車の旅を企画、大好評とか」

と、いう内容。

 当然のことながら、その答えは、「クルーズ」である。ところが、我が家では、どうしてもその言葉と“高い豪華寝台列車の旅”がしっくりこない。まさに、“近頃は乗り物は問いません”と、いうことらしい・・・けどね。

 そのように思いつつ、その日のクロスワードの一つを解き終えた。隠されていた言葉も意味の分かるものであった。

 昨日、何気なくニュース報道を眺めていたら、10月15日に日本初の豪華寝台列車の旅がスタートしたとのこと。博多駅には多数の報道陣が詰めかけており、出発式の模様がテレビ画面に映し出されていた。その旅行費用を聞いて驚いた。えらく、値段の張るものと思い・・・ビックリ

 当方らも定年退職を記念して、飛鳥2の船旅を楽しんだものであるが、豪華列車の旅で九州を周るとのことには、いささかの違和感が無きにしも非ず・・・である。

 もっとも、物珍しさも手伝ってか、来年の6月出発分まで予約が埋まっているとのこと。今般の長引く不況の中、優雅な旅を楽しまれる方々も多いものと感心しきり。

 今では、すっかり年金生活者の身の上になってしまっている当方ら、あの夢のような豪華客船による船旅が、最初で最後の大きな想い出となっている。

 昨日、年金を受給するも・・・介護保険料、県・市民税、国民健康保険料などを併せると6万円余も支払わなければならない。

 これまで、それほど経済的な面で真剣に考えたこともなかった。予ねて、先輩諸氏から年金生活者とはつらいものと話には聞いていたが、そのことがヒシヒシと身にしみいるこの頃である。日本という国は、案外と高齢者には住みにくい国なのかも知れないと思うようになっている。

 せめて、池波時代小説、池波ワールドを堪能するしかない・・・。如何、いかん、小説の主人公らのように前向きに生きないと。格安航空を利用して、北海道の牧場でも尋ねてみるかな・・来夏あたり。(咲・夫)

[追 記]~国内初のクルーズトレイン出発進行~
 「JR九州の豪華寝台列車『ななつ星in九州』が15日、運行を開始した。高級感ある内外装にこだわり、3泊4日または1泊2日の日程で九州を回る。正午からJR博多駅であった式典で、唐池恒二社長は『最高の空間と時間を用意しています。ご自身の人生を振り返りながら、有意義な時間をお過ごしください』と述べ、日本初のクルーズトレインの門出を祝った。
 第1陣は、博多駅長の出発合図で午後0時47分に同駅を出発した。乗客は3泊4日で九州各地を巡る列車の旅を楽しむ。初日は大分・由布院駅に到着して近くを散策するなどした後、宮崎駅へ向かう予定。
 ななつ星は、機関車と客車7両の計8両編成(定員30人)で、製造費用は新幹線並みの約30億円。スイート12室、デラックススイート2室の計14室あり、旅行代金は1人15万~55万円(来年3月末まで)。
 外装は『古代漆(うるし)』をイメージした光沢のあるえんじ色で、内装は木をふんだんに使った。50代以上を中心にした申し込みが多く、来年6月出発分まで予約が埋まっている」
(出典:Yahoo! ニュース 抜粋)


(出典:msn ニュース 抜粋)

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