咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

消費税8%・・・増税へ

2013-10-03 22:13:31 | 報道・ニュース
 いよいよ、自公政権もアベノミクス効果を見極めながら、前政権から引き継いだ形の消費増税問題について、国家の舵取り役の安倍首相が予定どおり消費税8%アップを決断。その決断は、いずれなされるものと思ってはいたが、いざそうなると重たいものである。

 国会開会中の各種委員会、本会場などで居眠りをしている議員の皆さん、そろそろ引退を考えるとともに痛み分けとして、国会議員の大幅削減と報酬の大幅減額でも決める方向にでも動いたらどうか。国民目線からすると居眠り組にまで、議員バッチを付けて高い報酬を貰ってほしくない。

 居眠り国会議員の最後のご奉公と気概でも見せてもらいたいものである。そうすれば、消費増税も止むなしと多くの国民が賛同すると思うけど・・・ね。

 当方ら庶民にとっては、来るべきものが来た・・・と、いうことであろう。それにしても、年金暮らしの肩身の狭い高齢者にとって、12月から1%の年金ダウン、最終的(2015年4月分まで)には2.5%の年金ダウンになる道筋が設定されており、この度の消費税3%アップの決断はつらいものがある。

 当方らのような年金暮らしの高齢者にとっては、上・下(うえ・した)併せて10.5%の消費税を支払うようなものである。その年金引き下げについては、物価の上下動により支給額も増減する仕組みとか。

 これまで、物価が下落していたにも関わらず年金支給額が据え置きであったから、物価にスライドして引き下げがはじまるとのこと。これは、民主党政権において、決定されたものが動き出すのである。

 さらに悪いことには、円安傾向と原材料の高騰によって、今月から身近な食料品などの値上げ攻勢が行われている。我が家でも毎日飲んでいる牛乳も、1リットルあたり15円アップと配達のお店から「お願い」文が届いていた。

 そのほか、小麦・ごま油・豆腐・日本酒、あるいは、都市ガス4社のガス料金・自動車の保険、海外旅行ツアー料金、外食産業の商品などの値上げ。

 これを契機に今後も、さまざまな分野における値上げラッシュもやってくるものと・・思われる。

 そうそう、高齢者の仲間入りした途端に支払わされている介護保険料、このものも値上げされるとか、そのような話も聞いている。住みにくい世の中になったものである。

 昨日も朝から、畑に出向き秋野菜の苗の植え付けとミニ耕耘機で前日できなかったところを懸命に耕した。これからは、自らが育てた安全で安心できる野菜をつくり、消費増税へのささやかな抵抗、自己防衛をせざるを得ない。

 高齢者の仲間入りの声を聞いた途端、身体の方の動きもなぜか重く感じているこの頃、そのような弱音を吐いてはいられない世の中がやってくる。

 「男というものは、それぞれの身分と暮しに応じ、物を食べ、眠り、かぐわしくもやわらかな女体を抱き・・・こうしたことが、とどこおりなく享受できうれば、それでよい。いかにあがいてみても人は・・・つまるところ男の一生は、それ以上のものではない」(さむらい劇場)

 「人間は死ぬところに向かって生まれた日から進んでいる、それしか分かっていない。あとのことは全部わからない。・・・そのことをよくよくのみ込まないといけない」(男の系譜)

 暮らしにくくなっている平成の時代、まさに池波小説の境地に至りながら、日々を過ごせるよう・・・せめて、第二の人生を心豊かに暮らしたいものである。(夫)


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