咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

小学校長が盗撮・・・女児スカート内

2011-05-17 23:13:31 | 報道・ニュース
  昨日は、風邪気味で薬を飲んで終日横になっていた。

 本を読み、新聞を斜め読みしていたら「小学校長が女児のスカート内を盗撮した」との記事が小さく掲載されていた・・・・またかね。

 定年を目前にしての何とも情けない不祥事を引き起こしたものであるが、案外この人はこのような行為などをスキあらばと・・・・狙って、何度も行っていたのではないかと勘繰りたくなってしまう。

 一種の病気と片付けられない重大な事件である。

 この人は、長い間教育界に在籍し児童・生徒に学校教育を施していたはずであるが、一方でこのような教育者にあるまじき行為に及んでいたのかと思うと児童・生徒を預けている保護者にとっては居たたまれないであろう。
 
 それも管理職である校内のトップの破廉恥行為であり、見方を変えれば在籍中にこのような行為が発覚し厳しい処分が下されることはよかった。

 つまり、学校長であれば、いずれ退職後「公民館長」なり何なりへと天下りして行くであろうから、その行った先でさらなる破廉恥行為に及ぶ前に発覚したもので、地域社会での破廉恥行為防止になっている・・・・・。

 被害者である児童が、これから長い学校生活の中で教師に対する不信感を募らせることは十分にあり得ることである。


 教育者の背信行為は、今までにも多くのメディアで取り上げられているが、戦後の学校教育そのものがここまで地に落ちたものかと、風邪気味で頭が重い中さらに重くなった。

 このような行為を知るにつけ、昨年の先生を尊敬しているかとの報道を思い出した。
 
 「世界20カ国の青少年に“先生を尊敬しているか”と質問したところ、“はい”と答えた割合は、韓国、アメリカ、EU(欧州連合)の80%以上に対して、日本はわずか21%で最下位である。19位の国ですら、70%が“はい”と答えているのに、20位の日本は、恐るべき最下位である。また、“親を尊敬するか”の問いには、世界の平均は83%なのに、なんと日本は25%だ」

 正にこのことは、家庭教育と学校教育の崩壊から来ているのではないだろうかと考えさせられる。

 人を尊敬するとの道徳教育の欠如にも大きな問題もあるのだろうが、その尊敬すべき教育者に今回のような破廉恥な教育者がいることも一因かもしれない。


 さらに昨年の記事には、家庭教育の重要性が説いてあった。
 「最近の研究によると、3歳までの間が脳・神経系や情緒・生活習慣の発達上重要な時期であることが明らかとなった」

 「母親の役割は0歳以前からで、母親がしっかりした人生観を持つことだ」とあった。


 家庭教育を自らの手で見直し、学校教育では歪んだ日教組の思想を吹き込まれないようにしないと・・・あのような破廉恥行為の大人が育つもので。
 

 歪んだ教育界も見直される時期に来ていると思われる。(咲・夫)


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