しんちゃんは、山の家の畑で、
長いもを植えています。
畑の作物は、田んぼと違って、
結構手間が掛かるので、ほとんど作付けしませんが、
この長いもだけは、少し作っています。
長いもはほとんど手間が掛からず、
蔓が伸びる竹だけあれば作れるので・・・。
今の季節、春に植えた種芋が、ちょうど大きくなってきたころです。
今日は天候も良かったので、長いもを掘りました。
パイプを使わず、そのまま畑に植えているので、
自然薯のように、畑の土の中に伸びています。
そのため、曲がりくねっていて、折らずに掘り出すのが大変ですが、
この曲がりながら自然に伸びることにより、粘り気が出てきます。
近年、山の手入れができなくなってきているため、
自然薯など自然の山の幸がなくなってきていますので、
こうして長いもを作って、芋ほりを楽しんでいます。
ここ数日、更新できず・・・。
実は、デジカメが行方不明でした。
今日、あるお客様から、
「お茶の配達いただいた袋に、デジカメが入っていたよ・・・」
とのお電話。
そそっかしいしんちゃんは、お茶の配達途中で、
デジカメをお茶の配達袋に入れてしまった・・・らしい。
早速恐縮しながら、無事回収に伺いました。
ところで、今の時期は、いろいろな畑作物の収穫時期。
しんちゃんは山の畑で、真っ白い豆を作っています。
その名も「たまごまめ」。
この豆は、しんちゃんの山の集落数件だけに、
先祖代々、受け継がれている品種だそうで、
隣の集落や近辺地域では作っていません。
(理由は不明です)
たぶん、古い品種のようで、
収穫量が極端に少なく、翌年の種を保管すると、
自分たちで食べる量は、ごく僅かしか残りません。
しんちゃんの家でも、昔から年に数回程度食べる自家消費と、
特別なお客様が来られたときだけしかお出ししていません。
甘く煮ると、白い色が少し肌色に透き通り、
まるで茹で卵のようなつるつるの輝きが出ます。
この、「たまごまめ」の味は絶品!
いまだに、この豆を超える美味しい豆に出会っていません。
ただ、煮る時に壊れやすく、形よく煮豆を作るのが非常に難しい。
しんちゃんは料理しませんが、女将が姑(しんちゃんの母)から
料理するコツを教わって作れるようになりました。
(しんちゃんは、つくれませんが・・・笑)
不思議なのは、
なぜ、他の集落でも作られなかったのか?
なぜ、収量の少ないこの品種を、しんちゃんの集落だけが作っているのか?
なぜ、先祖代々受け継がれてきたのか?
なで、美味しい豆なのに、改良してでも、普及しなかったのか?
そもそも、この豆・・・品種はなんなのか?
・・・・
子供のころからの不思議で、いまだに分かりませんね。
どなたか、情報ないでしょうか。
しんちゃんが作付けしている山間のコシヒカリ。
今年の食味データで、
総合評価スコア「83・・・A」頂きました。
美味しいお米になっていました。
(米の食味値の参考HP)
しんちゃんは、毎日自分の米を食べていて、
他の米を食べたことがないので、
そんなに違いは感じません(これって贅沢なのかも)が、
毎年買っていただけるお客様からは、
「平坦地の米と全然違う。美味しい!」っと、
お褒めの言葉を頂いています。
なんでも、朝、炊きたてでおにぎりを作って、
そのおにぎりを、お昼に冷めてから食べると、
旨い米か、不味い米かが一目瞭然だそうです。
しんちゃんのお米は、お昼に冷たくなっていても、
美味しくいただける・・・っと言っていました。
しんちゃんは、おにぎりはほとんど食べないので、
なんとも言えませんが・・・・。
まあ、喜んでいただいて光栄の極みです。
今年は、収穫に少し余裕がでましたので、
お店でも直接販売しています(5kg精米、1,800円)が、
余裕分の30~40個限定ですので、
完売で無くなりましたら、ゴメンナサイ。
しんちゃんが作っている「山間のコシヒカリ」。
毎年、個人のお客様からの予約のみで販売しています。
おかげさまで、「大変美味しい」と言っていただけまして、
昨年も、完売で、まだ足りない状況でした。
今年の収穫は、やや豊作でしたので、
予約のお客様にお渡ししたあと、少し余裕がでました。
先月末から、お店で販売したところ、
お買上げになったお客様からも、大変喜ばれ、
最初に作った20袋が完売となりました。
慌てて、追加販売の準備をすることに。
中身は、精米したお米5kgですので、
そのまま自宅で食することができますが、
「美味しかったので、お世話になった方へのお礼に・・・・」
と言うお客様もご来店いただけました。
余剰部分での販売ですので、
あと40袋(5kg精米入り)程度しかありません。
ご希望の方は、お早めにご来店いただくか、
お電話でのご予約もOKです。
店主自らが作付けし、化学肥料1/3・消毒1/3で育てて、
乾燥から籾摺りまで、一人でしますので、
今話題になっている、偽装や誤表示など一切無し(笑)の
正真正銘の山間のコシヒカリです。
ちょっと小粒ですが、美味しさは折り紙つきです。
年によって、収穫に変動がありますので、
来年も有るとは限りません。
昨日6日は、カニ漁の解禁。
そして今朝が初せりで、市民の食卓にお目見え。
しんちゃんも買ってきました・・・香箱ガニ。
香箱ガニは、ズワイガニのメスです。
しんちゃんとしては、このメスの方が美味しいと思いますが・・・。
女将と二人で、ちょっと贅沢に・・・、
一人2ハイづつで4ハイ買ってきました。
早速女将が茹でます。
カニも、「いい湯だなぁ~」っと気持ちよさそう・・・。
茹で上がったカニは、大皿いっぱいになりました。
「やっぱり初物は、お・い・し・い!」
「初冬の味覚の王様だもの、幸せを感じるわ~!」
二人でたっぷり4ハイを頂きました。
カニ漁は、11月6日から3月20日までですが、
資源保護のため、メスの香箱ガニは、
12月29日までの短期間です。
そのため、香箱ガニは水揚げ量も少なく、
全国に出回らずに、
金沢近辺で消費されてしまうのでしょうかね。
月曜日に、長女の結婚式が横浜で行われました。
若い二人には、これからの人生・・・幸多かれと願うばかり。
しんちゃんは昨日夜、金沢に帰ってきましたが、
今朝は、休むまもなく、お祝いを頂いた親戚に、
婚礼の菓子・・・「五色生菓子」を、赤飯と一緒に配りました。
金沢では、結婚式や祝い事があると、必ずと言っていいほど、
この、「五色生菓子」を配って、お祝いのお礼に伺います。
五色生菓子は、加賀藩2代藩主に徳川2代将軍秀忠の娘(家光の兄妹)
が嫁いできた時に作ったのが始まりだそうです。
この五色には、それぞれの恵みが表されています。
それぞれ、日・月・海・山・里が表されています。
昔は、結婚式が終わった花嫁が、この五色生菓子をお重に入れて、
ご近所に挨拶に回ったそうです。
娘の結婚式のため、3日~5日まで、
臨時休業して、横浜まで出かけていました。
昨日、無事結婚式も終了し、
先ほど金沢に帰ってきました。
二人で計画した披露宴は、
盛大に盛り上がり、二人の思い出になったことでしょう。
二人の幸せを切に願うばかりです。
今回は、車で親戚を乗せて、出かけましたので、
東海北陸道・・・新東名と走り、
往復の総走行距離は、1,100kmちょっとありました。
久しぶりの長距離走行で、ちょっと疲れ気味。
でも、新東名(第二東名)は、
すごく走りやすく、東京方面に直行する方には、おススメです。
しんちゃんのお店は、5日は、臨時休業いたしまして、
皆様にはご不便をおかけいたしまして申し訳ありませんでした。
6日は、通常通りに営業いたしております。
しんちゃんの店は、11月4日(祝)と5日(火)、
臨時休業いたします。
6日(水)から、通常営業いたします。
長女の結婚式が横浜であるため、
家族で出かけております。
皆様にはご不便おかけいたしますが、
なにとぞご理解のほど賜りますよう
お願い申し上げます。