さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

恐るべし、花總まりの天中殺

2005年10月28日 14時48分33秒 | 宝塚
先日、宙組トップの和央ようかさんの退団が発表になりました。
大概のヅカファンなら「ようやく」という気持ちで、「もう!?」と思った方は少なかろうかと思います。←タカコさんファンの方、申し訳ありません。
しかし、和央さんは早かれ遅かれ、いつか辞めるとは思ってました。
問題は、去就のはっきりしない、相手役の花總まり。
娘役なので、後で発表されるかという考えもあるでしょうが、私は彼女は辞めないだろうと思ってます。

ご存知ない方のために簡単に申し上げると、彼女は今から12年前に今東宝ミュージカル『エリザベート』でエリザベート役をしている一路真輝さんの相手役としてトップ娘役に就任。以後5人相手役をかえながら、いまだにトップ娘役の座に君臨というか執着してる方です。
娘役は就任が早いので男役よりは任期の長いことがありますが、それでも常識的には5年ぐらいが限度。
それに、宝塚というところは「時分の花」を咲かせるところ。
トップになれば、必ず退団していかなければならないのです。退団と就任を繰り返すことで、今日にいたっているのです。
なのに、いつまでも居座りつづける花總まり。
かつては、私も彼女のことが好きでした。
今までのトップ娘役の中では一番好きだなあと思ったことも。
しかし、新陳代謝をしなければいけないヅカで居座りつづけられると、歪みが生じてきます。
彼女の異常に長い任期のせいで、トップにならずに去っていった娘役が少なくとも2人はいると思います。
そんなわけで、いつしか私は彼女のことを好きだと思う気持ちはなくなってしまいました。

と、前置きが長くなりました。
彼女の占いを占星術でしてみると、太陽ー土星ー海王星のTスクエアを持っています。簡単にいうと、魚座の太陽ですから、感受性がとても強く、幻想の世界で遊ぶ人であり、現実的な認識が甘いということになるかと思います。
ただ、占星術でみると彼女はさほど運も強くないし、在位の長さは説明できないのですが、算命学では見事に説明できました。
算命学をやっているゆかりちゃんに教えてもらったのですが、彼女は12歳から32才まで大運天中殺だったのです。
天中殺というのは新しいことを始めるには不向きなときなのですけれども、大運は20年続くだけに、その間限定であれば、本人の資質とかけ離れたところでの成功も期待できます。
16歳で宝塚に入団した彼女はまさしくこの大運天中殺を使ってヅカの世界で成功したのですね。
しかも、この20年間は部下中殺といって、部下に天中殺の影響がいくというものだったのです。
宙組の下級生たちが「動く大道具」といわれたのも、つぎづぎに有望な子が退団していったのも納得。
トップ間近だったはずのかなみちゃんが足踏みしてしまったのも、ミズさんが宙組にきて失速してしまったのも、この天中殺のせいでしょう。
実は、ミズさんは占星術でみていたら、2002年か03年にはトップになれるはずだったのですね。
それをぶちこわしたのが花總まりの部下中殺。

ということで、恐るべし、花總まり、なのです。

しかし、彼女の大運天中殺は今年の彼女の誕生日(2月)であけてしまいました。
彼女の天中殺は部下中殺でありましたが、同時に伝達本能中殺でもありました。つまり、彼女は本来あまり表現力がなかったかもしれないのに実力以上の表現力が出せて、観客を魅了できたということになります。
が、これも終わってしまいました。
大運天中殺に始めたことは大運天中殺中に終わらせないと後でさしさわりがでますし、また大運中はバブルのようなものなので、大運のあける5年前ぐらいから徐々に運気を元に戻しておかないと、あけたときの反動がきつくなるといいます。
ですから、去年のうちに退団しておかなければならなかったのです。
終わらせることも運気を落とすこともしなかった花總まりさん。
この後はどうなるのでしょう。
ちょっと興味しんしんです。

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