さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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生きてきて良かった(笑)「LifeWear Day Tokyo」

2019年10月18日 23時11分00秒 | テニス
生きているうちに、ナマで観ることはきっと叶わないだろう。
ついでに言うと、死んでも観られない(笑)
・・・思っていた、ロジャー・フェデラーをこの目で見てきました。😆

まさに
「今日まで生きてきて本当に良かった(byアンドレ)」
という気持ちです。

すったもんだのあげく、ユニクロがようやく対戦相手を発表したのが10日。
対戦相手は世界ランキング17位、最速253キロのサーブを持つ、ジョン・イズナー選手。
修造でもマイケル・チャンでもありませんでした。
錦織くんの怪我による、フェデラーの対戦相手の代役ということで、
奥さんが出産前だというのに、急遽来日してくれたイズナー。
本当に感謝しかありません。
おかげで素晴らしい試合が見られました。

しかし、決定後に台風19号が襲撃・・・。
各地で豪雨災害が相次ぎ、新幹線が動くかどうかもわからず、
イベントがあるかどうかも前日夕方までわからず・・・。
被災された方々のことを思うと、
イベントの有無を気にしていられる自分は贅沢この上ないのはわかっているのですが、
それでも、こんな機会はもうきっと訪れないだろうから
どうしてもどうしても見たい!!

そんなこんなをクリアして、ようやく初の有明コロシアムにたどり着きました。



初のテニス観戦でフェデラーを見たという運の良い人は、そうワタクシです。😝
一生分とまでは言わないけれど、今年一年の運は使い切った!と思います。
何しろ、フェデラーの来日は13年ぶり。
この間、日本のフェデラーファンは生観戦したければ海外に行くしかなかったわけです。
しかし、テニスの試合というのは、チケット発売は半年前ぐらいなのに、試合のスケジュールが決まるのは前日夜。
そして、負けたら当たり前だけど終わり。
もう、その選手は見られません。
一番近いところで上海に行くとして、確実に見られる初戦のチケットを抑えるとすると、
二日間、昼夜のチケット、計4回分を購入する必要があるのです。
(上海はガラガラだから、行ってからでも買えそうですがね。)
そして、怪我等で大会直前に選手が棄権することもあり・・・。
海外に行かなきゃ見られない。
しかし、海外に行っても見れる保証はない。
という、目当ての選手を見るには極めてハイリスクな競技なのです。
そんなこんなをクリアできた、運のいい方だけが、目当ての選手の試合が見られるというわけです。

さて、と。

開場の2時前には並んでいたのに、
ラインチケットの方が多かったせいか入場に時間がかかり
その後の物販列も、これまた長蛇の列。
9500人収容の会場で、物販のレジ6台は少なすぎるでしょ、ユニクロよ・・・。
3時半からの開始に少し遅れて会場に。
入ったらば、錦織くんがそこにもういました。


わーっ、ナマ錦織だっ!!
母に見せてあげたい。(母は錦織ファン)

まず最初はキッズクリニックということで、錦織くんが子どもたちとテニスもどきをやっていたら
フェデラーがひょいっと現れました。

ぎゃぁぁぁぁー
フェデラーだぁ
私、夢見てないよね???
現実だよね????
というか、勝手に飛び入り参加したのかもしれないけど
もうちょっと勿体つけて出てきてちょうだい。
心の準備ってものがあるのよ。
彼は双子二組、四児の父なので、お子ちゃまの相手がお上手。

その後、子どもたちと写真撮影。
この写真のありがたみは大人になってから気づくと思います。(笑)


その後、フェデラーとイズナーの公開練習。

うぁぁぁぁ、動いてるよ。
ボール、打ってるよ。
美しい、華麗。
ああ、これぞ、動く芸術品。

その後、車いすテニス練習に合流する形で
車いすテニスの新ミックスダブルスが実現。
ロジャー・フェデラー&国枝慎吾ペアvsジョン・イズナ&ゴートン・リードペア。
国枝さんがめちゃくちゃ嬉しそうな顔をしてやっていたのが印象的でした。

テニス選手すら(テニス選手だからこそ?)憧れてしまうのがロジャー・フェデラーです。



その後、ユニクロアンバサダーである、アダム・スコットと平野歩夢くんも出てきて
みんなで記念撮影。

平野くんから
『僕はなんでここにいるんだろう???』
がオーラが滲み出てました。←思い込み?😅
ちょっと一人だけ競技が違いすぎて気の毒でしたね。
(アダムスコットはぎりぎり、同じ球技だ)

そして、いよいよ、エキシビジョンマッチの始まりです。
エキシビでリラックスしているのか、前週の上海と比べられないほど
キレキレの動きで、スーパーショットが出まくり。

生観戦のフェデラーは、全ての動きが美しい。
どこを切り取っても完璧なフォルムなのです。
初テニス観戦、初フェデラーだというのに、今年一年分の運を使い切った私は割と前方席だったので、
私の大好きなフェデラーの肩から背中のラインを堪能できました。
バックハンドが本当に美しいのです。
この背中が好き。




試合後のインタビューでは、大方の予想通り、東京オリンピック出るよ、との発言が。
テニスファンは概ね語学力が高いので、通訳が訳す前に会場が大盛り上がりでした。

喜んだけれども。
オリンピックのチケットは持ってないし、手に入るとも思えない。(笑)

というか、酷暑の日本の夏。
炎天下に何時間も走り回るテニスは、マラソン、競歩並にやばいと思うので
日本に来てくれるのは嬉しいけれど、来てくれるのも微妙な気分。
選手生命が縮まったら困りますもん。
(すでに十分長いというツッコミはさておき)

ただ、オリンピック出場を発表した10月14日はほぼ終日ボイドタイムだったので
今のところ、実現するかどうか微妙な気はします。

ボイドタイムでの決定や発表したことは
何かしら問題が出てきたり、中止になったりするものなのです。
あと、よく言われるのが、ボイドタイムに電化製品を買うとすぐ壊れる。

ボイドタイムの話になってしまいましたが。
仮に、ベンチッチとのミックスダブルスに出るということがあるとして、
これをボイドタイムを外して発表。
・・・なんてことになったら、やっぱり来るかな。

来年も全仏には出る予定らしいので、
5/24から全仏2週間
6/15からハレ1週間
6/29からウィンブルドン2週間
7/25からオリンピック
8/31から全米
・・・だと、スケジュールがきつすぎるので、
(だって、来年は39歳です。)
いっそ、全米をスキップするのもありでは?なーんて考えたりしますが。

どう転んだとしても、もう決して長くはない現役生活。
悔いのないように、やりたいことは全部やってほしいものです。

とまぁ、最後はオリンピックとボイドタイムの話になっちゃいましたが。

生観戦のフェデラーはテレビよりもずっとかっこよくて、強くて、華やかで、オーラがありました。
フェデラーをこの目で見られたら、いつ死んでも悔いはない。
つまり、これは冥土の土産。
なーんて、見る前は思っていたけれど。
彼のプレーは美しすぎて、まるで麻薬。
ああ、また、見たいなぁ。
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