半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『Dr.パルナサスの鏡』を観ました。

2011-03-12 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 2007年、ロンドン。パルナサス博士(クリストファー・プラマー)が率いる旅芸人の一座が、街にやってきた。博士の出し物は、人が密かに心に隠し持つ欲望の世界を、鏡の向こうで形にして見せる「イマジナリウム」。博士の鏡をくぐりぬけると、そこにはどんな願いも叶う摩訶不思議な迷宮が待っている。
公式サイトより)

とにかく、監督のテリー・ギリアム(「未来世紀ブラジル」)の世界だ
なーんて感想を述べてる人がとっても多いんですが、私はそんなに彼の作品を観てないので、分かりません。。。
しかし、この作品の「イマジナリウム」、鏡の中の世界は、まあ圧巻ですね
「CGがすごい」「壮大な物語」とかいう圧巻ではなく・・何て言ったらいいのか・・・どれもこれもちっちゃい世界なんだけど、「よくもまあこんな世界考えるなぁ」と思ってばっかりでした
チープな世界あり、ブラックユーモア満載の世界あり・・・物語そっちのけで、楽しんでしまいました。
ヒース・レジャーが撮影途中で急死してしまい、この世界が日の目をみることが無くなりかけてましたが、そこから参加した俳優さんたちが豪華なこと
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル・・・タイプが全く違う彼らが、一人の男を演じてますが、鏡の中の世界なんで、違和感は無いです。
(ただ、この背景を知らないと、変に思うかな??)
ちゅうことで、テリー・ギリアム界を、役者さんで何とか公開に辿りつけた・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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