半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『1秒先の彼女』を観ました。

2024-01-12 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い。ある日、ハンサムなダンス講師とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。バレンタインが消えてしまった...!? 消えた1日の行方を探しはじめるシャオチー。見覚えのない自分の写真、「038」と書かれた私書箱の鍵、失踪した父親の思い出…謎は一層深まるばかり。どうやら、毎日郵便局にやってくる、人よりワンテンポ遅いバスの運転手・グアタイも手がかりを握っているらしい。そして、そんな彼にはある大きな「秘密」があったー。 失くした「1日」を探す旅でシャオチーが受け取った、思いがけない「大切なもの」とは…!?
(公式サイトより)

 台湾の作品なんて、観た記憶あるかなぁ・・・ 台湾では、いくつもの賞を獲った作品だそうです。
タイトル「1秒先の彼女」というのも意味深でしたが、始まってすぐに分かりますね。
子供の頃、あんな子いたよなぁ・・・何をするにもいつも1テンポ速い子・・・まあ、子供の頃は、「我先に」という意図的な行動でしたが、シャオチーは、意識しなくても、人より早くなっちゃうみたいです。笑いましたね
仕事は淡々と、恋愛はイマイチって感じの彼女・・・ウェンセンに好意を寄せちゃって・・・絶対怪しいって見て分からないのかなぁ・・・
そんな怪しい彼とバレンタインはやばい・・・と思いきや、彼女らしくない「寝坊」・・・そして、何故かバレンタインが終わってる
街の写真屋には、身に覚えのない自分の写真が飾られているし・・・
この謎が後半、どばーーーーっとネタあかしします。
・・・とりあえず、悪い奴(ウェンセン)に捕まらなかったし、バスでも痴漢に会わなかったのは、単純に良かったと思います
そして、「謎の男」グアタイとの過去に気づき、そして再会できたことは、喜ばしい事・・・だと思っておきます。
(ラストの2人の涙を見たら、そりゃそー思うよねぇ・・・)
ただですねぇ・・・それ以上に、一言、「甘い」んです
後半に真相となるバレンタインの日、その設定は、百歩譲ってヨシとしましょう。
ひとより早く時間をとらえているので、「おつり」が来るという理由は、イマイチ分かりませんが・・・
ただ、この1日の数々のシーンが、突っ込みどころが多すぎるんです。
時間が止まり、人々が止まっている状態で、グアタイがとる行動。人々を人形のようにポーズとかを変えて好き勝手にしているし、あんなに車やバイクが渋滞状態になっている道が止まっているのに、バスは何故かスイスイと走ることが可能
そんな設定の違和感に加えて、グアタイの行動。シャオチーを連れまわして、様々なポーズつけて写真をとって、勝手に肩を並べて・・・シャオチーの家まで送って、布団に寝かして・・・って・・・
幾ら好意を持っているからって、ちょっと気持ち悪く感じたんですよね。。。この現象を悪用しているようで・・・
(唇を重ねなかったのは、自身に制御がかかったもの・・・と思いましたが、そんな所でストップするのもねぇ・・・)
台湾というロケーションは興味持ったし、バレンタインが8月にあるっていうのも知りましたけどねぇ・・・ちょっと「甘い」っす。
ちゅうことで、止まる演技を続けた役者さんたちに拍手・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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