半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『バリー・シール アメリカをはめた男』を観ました。

2019-08-28 17:41:58 | えいがかんしょうの部屋
 民間航空会社のパイロットで天才的な操縦技術で知られるバリーはある日、CIAにスカウトされ、偵察機のパイロットに。仕事を通じて伝説的な麻薬王のエスコバルと接触したバリーは運び屋としても才能を見せ始める。ホワイトハウスやCIAの命令に従いながらも、同時に違法な麻薬ビジネスで荒稼ぎする彼の背後には危険が迫っていた。
(MovieWalkerより)

 実話を基にした作品だそうです。T.クルーズさんが実物を演じるのってあまりないですよね
このバリー・シールって人は全く知りませんでした。「アメリカをはめた男」なんてたいそうなサブタイトルがついているので、国相手に、どんなヤバい悪事を働いたのか と興味津々でした。
最初は、優れたパイロットであり、その腕を買われて、CIAの偵察任務で成功をおさめるという話でしたね。
でも、彼の「人脈のつくり方」ってのは独得ですね。知り合った麻薬王の「うまい話」に、しっかり乗ってしまう点、彼には正義に対する執着ってのは無いようで
悪い奴らとの交渉も、とってもテンポが良いし、「負け交渉」にもしていない点、かなりデキる「仕事人」です
どんどんと「お金」が舞い込んでくる・・・羨ましい
でも、彼の決定的な転機は、JBの存在でしょうね。
最初っからなんか嫌な雰囲気を醸し出していたJBですが、彼を邪険に扱うことも出来ないバリー、「仕事」に対してはキッパリしているのに、ココではできないのがもどかしい
案の定、彼はあっさり逮捕されちゃって・・・そこからは、「人生急降下」となります。
あっさりJBは消されるし、CIAも物凄い速さで「証拠隠滅」を図るし。
沢山の組織がバリー確保に走るけど、結局は「アメリカ」の決断で無罪放免。
更に彼をまだ「利用」しようとする国・・・すごい国だ
新たなミッションを得て、なんとか人生をまた取り戻す・・・と思ったら・・・
うーん、バリーは果たして、人生を楽しめたのかなぁ
ちゅうことで、今回のトムさんは、戦闘機ではなく、「遅い飛行機」乗りです・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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