半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『LAW&ORDER 陪審評決(全13話)』を観ました。

2015-03-24 21:13:31 | どらまの部屋
 ニューヨーク郡地方検事局のトレイシー・カイバーはタフで頭の切れる敏腕検事補。パートナーのケリー・ガフニーは何事にも動じない肝の座ったクールな女性。そんな完璧コンビの2人の元に、失踪した女優志望の娘を持つ母親が訪ねてきた。事件の鍵を握っているのは、失踪前の娘と関係を持っていた大物ブロードウェイ・プロデューサーのラシャー。彼の運転していた車から娘の血痕が発見されるも、証拠不十分で検挙できず、さらに辣腕の女性弁護士までがついて、事件は複雑な様相を見せていく…。
スーパードラマTV番組紹介より)

 アメリカで20年も続いた、犯罪サスペンスドラマの金字塔「LAW&ORDER」のスピンオフ作品です
ちなみに、俺はシーズン15から20までと、「LAW&ORDER LA」というスピンオフは鑑賞済みです。
この「陪審評決」は、その名の通り、陪審制とか、評決までの間の検察側と弁護士側の駆け引きに重みを置いている展開が多かったです。
いつものシリーズだと、まず事件、そして法廷裁判という流れでしたが、事件そのものとか、捜査には殆ど触れていないのも特徴ですね
なので、激しいシーンは皆無ですが、このシリーズにドンパチとかは基本不要であり、やはり評決に至るまでの静かな争いが充分見れるのがマジ楽しいです
検察側の2人の主人公たる女性、トレイシーとケリーとの間にも、意見の相違があったり、弁護側も、複数の被告が同時発生する事件などの弁護士間のつばぜり合いがあったり、どっちも単純にいかないなぁ・・・と感心しきりです
あと、過去シリーズを見ている人に嬉しい演出がちょっとありましたね。
それは、シリーズに長く出ていたアーサー・ブランチが今回もトレイシーとケリーに色々とアドバイスしているし、何といっても、マッコイさんが出てくれたのは、めちゃ嬉しかったです。
自分が主役のドラマじゃないのに、「(この事件)俺がやろうか」的にノリ気で、アーサーに「君はあれもこれも抱えているから」と制止されちゃってる・・・この掛け合いも、彼らの性格が端的に表れてて、ニンマリしました
スピンオフとはいえ、安定した面白さは、やはり元祖「LAW&ORDER」に通じるものがありました。さすが
ちゅうことで、またいつか、この安定度を味わいたくなる日がくるはず・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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