半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『50/50』を観ました。

2013-01-06 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 酒もたばこもやらない“普通”の青年アダム(ジョセフ・ゴードン)に突然告げられた病気は“ガン”だった。
27歳という若さで、5年生存率50%のまさかの余命宣告。その日から、アダムの生活環境は一変。よそよそしい会社の同僚たち、看病の重圧に負けそうな恋人、同居を迫る世話焼きの母親…。
病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれない!ただ一人、女好きの親友カイルをのぞいては。
カイルと一緒に病気を“ネタ”にナンパしたり、新米セラピストのキャサリンと手探りのカウンセリングを通して、“ガン”の日々を笑い飛ばそうとするアダム。
しかし刻一刻と進行する病魔に、やがてアダムは平穏を装うことができなくなる・・・。

 ホント、「普通の青年」であるアダムに対する、唐突な「ガン宣告」。
この後の周囲の反応って、なーんか考えさせられちゃいます・・・
急に会社でパーティ開かれたり、その場でも、やたらハグされたり、気遣いの声をかけられたり・・・
まるで、死ぬと決めつけられてて、特別な存在とされちゃってる
生存率50%とはいえ、「ガン」と聞いてしまうと、もしかしたら、自分もこの「周囲の人」と同じ気持ちや行動をとってしまう と、何度も自問自答しました
彼女の行動も、人によっては「許せない」と思うかも知れないけど、決して一方的に責められませんもん
そんな中、スケベでずぼらで、ゲスな親友・カイルの存在が、最初はどーも受け入れたくない奴なんだけど、なんだかんだ言って、彼が一番、アダムに「いい接し方」をしてたってのが、嬉しくなりました
そんなカイルも、好転しない病状に、案の定、若干の自暴自棄になりかけたけど、カイルの存在(裏の気遣いも含めて)もあるし、本人の性格もとっても前向きというか、病気と正面から向き合うというか・・・自分から歩き出すタイプなんで、見事、ガンを治してしまいました
そんなカイルには、キャサリンという「最高のご褒美」が待ってましたね
決して、悪い人ってのは一人もいなかったし、前向きだし、ハッピーエンドだし、観終わって暖かくなった作品でした
ちゅうことで、アナ・ケンドリックなら、カウンセリングして欲しいで80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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