まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

168. ハルシュタイン閣下

2012年08月12日 | 日記
 春香の二次創作ネタで、公式に逆輸入されたものです。二次創作サイトによると、春閣下という文言を入れると場が荒れる確率が高く、慎重な扱いが必要とのこと。古参のプロデューサーも極めて慎重です。関連用語に「愚民」があります。
 なぜ荒れるかというと、ゲームの春香は一貫して純真なアイドルなのに、春閣下のバージョンによっては、極悪非道の悪役になっているらしいからです。そう、私はよく知りません。アニメでは劇中劇の扱いにして、トラブル回避を行っているようです。
 そうは言っても、アイマスを愛好する限り、いつかはこの問題にぶち当たってしまうわけで、ここで私の知っていることをまとめておきます。

 まず、アイマス2での春香です。歌が好きなのでアイドルになった、とのこと。なんで765プロにいたかですが、いきなり来訪した春香をピーンと来て引き込んだのなら、社長の功績と言えます。ただし、入社直後はぱっとしない。
 本人はいたってまじめで、趣味らしい趣味は実用を兼ねたお菓子作りくらい。厳しいレッスンもしっかりこなし、アイドルとしての能力は当然、実用水準。主役を含め、どんな役でも自分の演技にしてしまうのは、潜在能力が高い証拠です。
 初代ではゲーム上の能力のバランスで、かなりはっきりした初心者受け入れ要員らしいです。アイマス2でも、一周目の定められた悲劇をストレートに受け止められる、数少ない初心者受け入れ要員です。中盤から、自分の予想を遙かに超えて活躍させてくれるプロデューサーに対して、ほのかな好意を抱き始めますが、単純に春香の才能が開花しただけと考えるPとは、すれ違いを繰り返します。
 アイマス2のステージでの春香、いつでも、どんな状況でもしっかり演技します。声には特徴があります。声質ではなく、独特の音程感で、音楽関係者なら理解の範囲(楽器のような感じ、といえば分かるでしょうか)ですが、知らない人が聞くと、勝手に歌っているように聞こえます。アイマス2ではかなり調整されていますが、それでもどこか気にかかる。容姿が目立ち、他のキャラを喰ってしまいます。衣装は優遇されています。身長は普通の女性ですが、実は、アイマスキャラの中では最も標準体重に近い体格です。

 これらの特性と、開発側から優遇されていることで、春香は765プロの影の支配者の感じがしてしまうようです。特に、ゲームをあまり知らない、しかし、圧倒的多数のギャラリーにはそのように思えてしまうらしく、春閣下はそのような背景の下に生まれたようです。これは、少しでもゲームの経験があるPから見ると、かなり異様な感じです。いつでも中心にいるのは、まじめな春香には当然の地位だと、765アイドルの誰もが認めているためです。春香からすると、いつも中央が空いているので、ここは自分が埋めて、目一杯765プロをアピールしなきゃ、の感覚でしょう。ちなみに、美希・千早の天才組には、中心に誰がいるかはどうでもいい感じ。
 ややこしいのは、初代でも2でも多数派のプロデューサー(私も含む)は春閣下を部分的にでも受け入れてしまうことです。なぜなら、キャラとして見た春香には、この春閣下の存在はむしろプラスになっているように見えるからです。これがないと、歌のお姉さんというか、理想の幼稚園の先生というか、特に波風立たない感じに見えてしまいます。わずかに暗い過去の影があって、時にはかなり強烈な色っぽいそぶりを見せる春香は、ずっと魅力的です。
 これをギャラリー人はアイマスの世界から受け入れられていると勘違いしてしまうので齟齬が生じるのです。春閣下は、あくまでアクセント的な例外扱いです。

 では、具体的にどうすれば良いかですが、これはアイマスの二次創作をあまり知らない私にはアドバイスしにくいです。感覚的には、純真な春香をひいきにしているPがかちんと来る表現は避けた方がよい、ということですが、どこで一線を越えてしまっているかは、判断に迷います。公式のハルシュタイン閣下が登場してしばらく時間が経ちますし、大きな問題になっているようには見えませんので、参考にはなると思います。
 現実の春香は、アニメでの活躍や外伝系などで、もう少し広がりがあるのですが、さらにややこしいので、今回はこの程度の説明で終わりたいと思います。

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