ミリオンライブ・シアターデイズで何かあったようです。しかし、私は全く気付かなかったので、情報収集中です。何か言った方が良い状況になったら言います。
もともとデジタルシーケンサはアナログシンセサイザーなどでCMなどの商用音楽を作成するためのものだったと思います。General MIDIの楽器音セットはその後のもので、しかし、私が2000年頃に買った(物理的)シーケンサにはGM系の音源が入っていて、すでにその頃には、ピアノやオルガンやギターやドラムスを演奏して、たとえばアマチュアバンドの伴奏をさせるような使い方になっていたと思います。リズムマシーンの発展系と考えるとしっくりくると思います。
ですから、MIDI編集ソフトのDominoをmicroKORG XLに接続するのは本来に近い使い方だと思います。ですが、どうやらGeneral MIDIに慣れてしまっていたようで、思い出すのに数日かかりました。
まず、グローバルとかプログラムとか、何を指すのかをすっかり忘れていました。グローバルは楽器としてのシンセサイザーの設定で、つまりA=440Hzなどの設定を指し、プログラムは個々の音色セットに(独自)音色をセットすることです。
今はお手軽キーボードでもGMの音色セットが入っていて、ピアノやギターやドラムスなど128種ほどの(固定)音色が選べると思います。
microKORG XLにもプリセット音色が128種入っていて、個々に編集する、つまり別の音色にすることが出来て、本体のつまみで設定することも出来ますし、音色編集のためのパソコン用のソフトが発売元から配布されています。
この128音色はmicroKORG XLの大きなダイヤルで選択します。しかし、GMの音色の配列とは全く異なります。MIDI信号では同じプログラムチェンジと呼ばれる信号で選択しますから、ここで私は多少混乱した、ということ。
ややこしかったのは、microKORG XLでは同時2音色(ティンバー)が選択できて、しかし、それはプログラムごとに単音色か2音色かを決めます。単音色の場合はMIDIチャンネル1でMIDI信号を送信し、第2音色がある場合はそちらはCH9に割り当てられます。こんな簡単なことを思い出すのに数日を要した、ということ、ふう。