と思ったら、さっさと解決しました。まるで落語に出てくるお江戸のご近所さんみたいな展開で、前述の通り今は明かせないのでずっと将来に秘話としてどこかで述べるような気がします。つまり一段落。ふう、まったく人騒がせな…。
つまり、私よりもずっと図形を(幾何学的に)頭の中で回転させたり拡大縮小できる人でも、これを線形代数のベクトルと行列の計算(代数的)に持って行くのはなかなか直感が利かなかったみたいです。それで私と揉めてしまった訳。こちらからすると線形代数の基本をすっ飛ばしているような感じだったので、ちょっと、ではなくかなりむっとした、ということ。
私はかつての職場ですが、コンピュータグラフィックスでの表現が必要だったことがあったので、当時のOpenGLあたりの知識は幾何学図形を操作できるほどにはあります。だから、いわゆる線形代数の基礎体力はあったことになります。
今は離れていますが、しかし生物系の統計学は必要で、これには多次元空間での図形(標本(データ)の集合で、銀河系みたいな形をしている)を操作できる方が有利で、そのために基礎体力の維持はしていた、ということ。ただこちらはこちらで、普段の地道な作業をしている優秀な現場スタッフにはなかなか伝わらないです。
ついでに言うと、データベースの分類作業もなかなか伝わらないです。生物学の分類って、現代生活の一部をこれが支えているのですが、種・属を定義し、特定する意義を見いだすのはなかなか困難な模様です。昆虫の図鑑とか植物図鑑とか、とにかく関心のある所で良いし、児童向けので良いので、一般の方も一冊読破しておくと何かと得すると思います。その際はぜひ、巻末の解説もざっと見てみてください。夏休みの自由研究みたいで面白いと思います。
これらは何か行動を選択する場合のベイズ推計に関わっているので、精度は高い方が良いです。…って、立体図形から離れてしまいました。私の関心が続くなら続くと思います。