まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3573. COBOL、続き

2021年11月08日 | 日記

 今は計算機の能力が向上したので、例えば従業員数が数百人で年間売り上げ100億円とかの企業でもRDBで業務をこなすことが出来ると思います。良い時代になったと思います。
 しかし、RDBの効率が悪いのは今もそうみたいです。それと、多分そのCOBOL系データベース(階層型やネットワーク型)がシンプルな構造なので信頼性が高く、障害対策も枯れた技術になっていると想像します。

 シンプルで働き者の安全データベースで、もちろん分かりやすさも抜群。強いて言えば、RDBとは発想が違うのでプログラマの頭の切り替えが必要なくらい。
 こちらがなぜ流行しないのかは業界ではおそらくタブーの話題のようです。
 しかし、さすがに大量のデータを安全確実に高速処理するためには、このレガシーな技術が必要なので、現在困っている、ということ。

 そのネットではついでに組み込みマイコンでは今もC言語が主流との話が出ていました。さらに私の認識ではリレー回路から発達したPLCと呼ばれる産業用装置があって、プログラムの観点からはシーケンサと呼ばれてラダー図という設計方法が話題になっていました。何と懐かしい。

 私も最初の頃、電子計算機を調べていたらラダー図に出会って、何じゃこりゃの感じでした。私の個人的意見では、組み込みマイコンのプログラミングの際にこの知識が役立つと思います。
 というのは普通のC言語の入門書だとおそらくファイルやキーボードからの入力を前提としていて、リモコンみたいに多数のボタンがあって次にどのボタンが押されるか分からない、みたいなときの処理は普通は書いていません。実際には簡単で、安価なチップでも対応できます。この時に古いリレー回路の方法が間接的にですが役立ちます。

 思考実験したいのなら、たとえばエレベータの制御を考えると良いと思います。ユーザーは各階にいて、ランダムにボタンを押します。また、どこにいるかの表示や近づいたときのベルの制御、もちろん肝心のモーターのON/OFFと位置決めのための備え付けスイッチの状態検出など。
 今の快適な制御は難しいと思いますが、安全確実に動作させるだけなら電子計算機では無くリレー回路で組めていた訳で、思考実験するだけなら練習問題として役立つと思います。

コメント
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