量販店ではノーマルの方のPS4が限定数量に達したみたいです。大幅値下げ品はproのみで、見た目がでかい以外はお買い得と思いますけど、結局数が多いのはライト層という落ちみたいです。
セールはもう少し続くので、再び市場への投入があるかどうかが見所と思います。
それにしても4Kテレビは売れているはずなので、皆さん、何を見ているのかな。地上波放送は無いですし。というか、家電メーカーは頑張って欲しいです。言って悪いかもしれませんが、ゲーム機自体の売り上げは、経済上は大したインパクトではないと思います。
ガロア理論の新刊が出ていたから買ったのですけど、私の数学レベルでは、いわゆる地雷でした。参考書をまとめただけに見えて、途中でやや白けたのが痛い。出てくるところで出て欲しい用語が出てこないし、翻訳でやってはいけない誤訳みたいなのが、日本語ネイティブなのに出てくる。
ええと、どの科学分野でもそうでしょうけど、専門用語ってのがあります。哲学から見たらそれなりでしょうけど(科学はどこまで行っても経験の話)、きちんと定義されていて、日常会話とは区別されていて、定理と同じくらいの重みがあります。ここを説明のための言い回しと混ぜてしまうと限りない混乱に陥る、と思いますが。点Aとか直線ABとか、日常語では無いです。
群論の本は事実の羅列に陥りがちで、鮮やかな定理証明はめったに見ない印象です。だからつまらない(図が綺麗なのが救い)。宣伝みたいですけど、いま翻訳している幾何学の本では、その鮮やかな群論系の結論がいくつか見られます。早く皆様にお届けしたいのですけど、近日中では無いのでここをご覧の皆様も忘れていると思います。だから多少大胆に書けるわけ。
大学に入学した直後の線形代数の講義を思い出しましたです。専門外なので他学部から教授が来るのですが、大真面目な授業で淡々と証明を進めて行くものだから、大半の学生が脱落。最後の方は小さな教室に移動して、受講者は数人だったか。内容は難しくなく、実数範囲の固有値と固有ベクトルが到達目標で、私は計算機の数値計算で結論を知っていましたから(生意気な高校生でした)、情報では無く数学ではこうなっているのか、と多少感動した覚えがあります。
何とか本年も静かなクリスマスだったようです。冬休みなのか、職場の近所の量販店のゲームコーナーには親子連れがちらほらと。覚めた子供にはこちらの方がサンタクロースっぽいかも。ん、ひょっとして差し支えのある表現か。
例の幾何学本の翻訳作業。邦訳はまだまだ前半です。複合多面体の色分けの説明で、とあるドイツの古い知育積み木が出てきて、現在も売られているものの結構なお値段。多分、店頭で見かけたら買ってしまいそうですが、その量販店の一角にあると思っていたヨーロッパの粋なおもちゃを並べていた店は見つかりませんでした。積極的に探す予定も無いので、次はいつになることやら。もちろん、通販ではすぐに見つかります。
正八面体の6つある頂点から辺に沿って(いびつな形の)四面体を切り取って行くと、正二十面体が現れます。といっても、慣れていない方には想像を超えている過程と思います。私はそれを再現するOpenGLのプログラム(某所で公開済み)を持っていますが、本書にはイラストは無く、地の文のみです。元の本があるみたいで、おそらくはそれを参照すれば良いみたいです。
いわゆる変形多面体を創出する操作で、一般的には4次方程式が出てくると私は予想しています。ええ、長大な因数分解になるので私はいったんあきらめてしまいました。数式処理ソフトにぶち込んだら、おそらく答え一発です。ちなみに、世界的にはとっくに解決されている模様。
しかし、正二十面体は対称性が高いためか、二次方程式であっさりと解けてしまい、いわゆる黄金比が出てきます。