写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

十勝のガーデンと中札内美術村散歩

2010-07-08 22:50:13 | 写真紀行

十勝のガーデン・中札内美術村

9年振りの中学校同期会が帯広市で行われた翌日、帯広東急インを午前10時にチェックアウト、六花亭まで歩いて奥さんに頼まれていた銘菓「十勝日誌」などの土産を買いました。
東京行きJL1156便の出発時間は15:20で14:30に空港に入れば十分間に合い
4時間の余裕ができました。
知人に連絡して会うことも考えましたが、帯広空港の近くにあって前回行った際にその佇まいが気にっていた中札内美術村と最近話題になっている庭園巡りをすることに決めて六花亭前からTAXIに乗り込みました。

北海道内7か所の庭園が「北海道ガーデン街道」と銘打ってそれぞれ北海道ならではの気候、景観を生かした庭園造りをしています。その中の5か所が十勝・帯広近郊にありました。
今回、真鍋庭園、紫竹ガーデンそれと中札内美術村を訪れました、中札内美術村はお菓子の名店「六花亭」が運営しています。(今回行けなかった六花の森も六花亭の運営でした)

     
六花亭本店、朝早かったせいかお客様はまばらでした、店内は清潔感にあふれ店員さんの対応も親切でした   我が家で大人気のお菓子を詰め合わせた「十勝日誌」

    

真鍋庭園

昭和41年に造園が始められた同園は現在では敷地面積24,000坪に日本庭園、西洋風庭園、風景的庭園が配置されています、特に西洋風庭園はコニファ-や様々な落葉樹が植えられていて森林浴に最適です。(日本初のコニファーガーデンだそうです)

  

  

ゲートをくぐると日本離れした景色が広がります

  
メルヘンチックな赤屋根の家(内部は非公開でした)

  
様々なコニファーが植えられています

紫竹ガーデン
http://www4.ocn.ne.jp/~shichiku/

平成元年に一人の女性(紫竹昭葉さん)が18,000坪の牧草地を購入しガーデン造りを始め、現在の規模(22のゾーン、13のコレクション)までに育てました。
市街地から離れた穀倉地帯の中に造られた広大なガーデンには2,500種の花が咲き乱れていました。
庭園にフェンスは無く、白樺の並木が畑との境界線でした。

紫竹さんは現在83歳、現在でもガーデンを歩いているそうです。


      

  
田園風景が広がる中に紫竹ガーデンがありました

  
広大な敷地に花々が点在していますが柵は無く自由に散策ができます、本州にには無いおおらかさです

  
観光客が少なくのんびりと園内を歩いていましたが、この後、観光バス2台で岡山県からの観光客がドット入園してきました
                          
              ゲート前の道路から畑作地帯を撮りました、十勝は国内有数の穀倉地帯です


中札内美術村

帯広の菓子メーカー六花亭がメセナ活動の一環として運営している美術館です。
http://www.rokkatei.co.jp/facilities/

帯広空港から車で15分、中札内村の穀倉地帯の中に位置しています、うっそうとした柏の樹林の中に3棟の美術館、レストラン、売店が点在しています。
蛇足ですが、六花亭の包装紙(花)は坂本直行さんがデザインしていますが、直行さんは幕末の風雲児坂本龍馬の血筋を引いている人だそうです。

  
 

  
北海道の十名山、ヨーロッパの風景を描いた相原求一朗美術館に続く枕木の木道                              正面ゲート

  
森の中にひっそりと佇む相原求一朗美術館                                    館内には柏の樹林を眺めれる様に全面がガラスで造られ椅子が置かれていました

  
北の大地美術館、この日は池田均の個展が開かれていました                              枕木の道を歩く途中にあった彫刻「二人」    

  
北の大地美術館内にも庭園(林)をガラス越しに見る事が出来ます、柏の林が額縁(ガラス窓)から見え飽きる事がありません、私のお気に入りの場所です

  
京都建仁寺の天井画を描いた小泉淳作美術館、ここにもガラス越しに林が見える様に椅子が置かれていました

     
敷地内にある六花亭のショップ、お菓子以外の小物も置かれていました、少し離れた所に彫刻の「夢想館」、レストラン「ホロジリ」がありました  


  
美術村から見た畑作地帯                                                       敷地内にあった彫刻「鐘を鳴らせ」

コメント (1)
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