六義園
元禄期、館林藩藩主から第五代将軍になった徳川綱吉の厚い信任を受けて小納戸―側用人ー老中格ー大老格と、幕閣の出世コースを歩んだ川越藩主柳沢吉保の江戸下屋敷跡です、元々加賀藩の旧下屋敷であった跡地を幕府から拝領して吉保が約7年をかけて造園した回遊式山泉水庭園です、庭園は江戸時代を代表する大名庭園と言われ、将軍綱吉が58回訪れたという記録が残されています。
江戸幕府が崩壊した明治になって三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎が購入、維新で荒廃していた庭園を整備しました、その後、関東大震災時も大きな被害を受けず昭和13年に東京市に寄贈されました。
昭和20年の東京大空襲でも被害を受けず、造園時の姿をそのまま残す貴重な庭園で、国の特別名勝に指定されています。
さくらが満開になった3月30日、多くの花見客が訪れていました こぶしの大木
吟花亭跡近くの枝垂れ桜
吹上茶屋前の桜が満開でした
中の島にある築山「妹山・背山」(立ち入り禁止です)
千鳥橋越しに見た吹上茶屋 石灯籠も時代を感じさせる
出汐湊からの眺め
大泉水越しにみた枝垂れ桜 滝見茶屋脇の水分石と可愛い滝
藤代峠から見た庭園内 お化け灯篭
大泉水から見た蓬莱島 中の島
茶室・心泉亭 竹林に咲くにほんすみれ
竹林 竹林越しに見た枝垂れ桜
竹と桜
六義園の春の顔、樹齢70年の枝垂れ桜
高さ15m、枝幅20mあります
すでに一部の花が散り始めていました