「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

CI S2-7「悲しき妄想の果てに」

2015-06-29 17:10:12 | ~CI S2
留置施設(でいいのか?)
ゴーレン ハンナ
手錠で繋がれているハンナ。
しかし、窓越しに、仮釈放手続きをしているサラが見える・・・

「サラは心配ないよ。彼女には、いい弁護士が付いた。
 あの弁護士は、かなりの敏腕弁護士だよ。
 (ゴーレンの話など聞こえない様子で、一心にサラを見つめるハンナ)
 ・・・・君の弁護士から、さっきの説明を受けたかい?
 分離公判についてだが」
「いいえ(やっと、ゴーレンの方を向くハンナ)
 つまり?」
「君らは、別々に裁判を受けることになる。
 (再び、サラを見つめだすハンナ)
 サラの弁護士が、君に殺人罪を着せやすくなるんだよ」

「・・・・サラは、私を裏切らないわ」
「あぁ、多分ね・・・
 だが、いつかの時点で、弁護士の指示に従わざるを得なくなる。
 (周囲に庇われている様なサラ。それを見つめるハンナ)
 ・・・・養子縁組の時も?
 普通、養子縁組仲介所は、兄弟姉妹を一緒にしようとするだろ」
「私は、嫌だったのよ」
「そして君は、子供の倉庫のような養護施設に残った。
 妹に、いい生活をさせるために。
 そんなことを、妹は知っているのかい?
 (大きく頷くハンナ)
 君が、彼女のために何をしたのか?」

「(再び、大きく頷くハンナ)
 私たち、姉妹で幸運だったわ」
「しかし、今は、サラだけが幸運だ。
 (サラに書類の説明をしている風なダベンポート。
  それを一心に見つめるハンナ)
 彼と一緒に居られて・・・・」

手錠に繋がれた手を、必死に振ろうとするハンナ。
それを見てゴーレン、手錠を外す。
両手が自由になり、さらに窓に近づくハンナ。
ゴーレン、ハンナの傍に坐り、同じ情景を見つめて・・・

「・・・・サラに対するダベンポート氏の態度・・・
 ほら、サラへの言葉のかけ方・・・
 何というか、本当の父親のようだ。
 ・・・あの2人は、出会う運命だったようだ」
「私の、紹介よ」
「あぁ、知っているよ」

・・・耐えられないように、顔を窓に付け、必死に見つめつハンナ。
「・・・実に不公平な話だよな。
 君は、ダベンポート氏に近づくために、何でもやったのに・・・。
 初めて見た時、ダベンポート氏は・・・
 ずっと夢で見ていた、実の父親とそっくりだったのかい?」

ゴーレンの言葉に反応するハンナ。ゴーレンの顔を見て
「・・・今、何て?」
「サラに聞いたんだよ」
「ウソよ」
「彼の話も」
「ウソつかないでよ!(叫ぶハンナ)」
「2人を見ろ。
 (サラを見つめ直すハンナ。
  丁度、ダベンポートがサラに上着を着せている様子が見える)
 彼女は、家に帰るんだ。
 そして次は、法廷で、君に不利な証言をする。」
「いいえ!」
「それ以後、サラは君との面会を止められ、
 ダベンポート氏の死んだ娘の後釜に座る。
 ルーシーの、よき相談相手になって・・・君を忘れる・・・・」

立ち去ろうとするサラ。それを追うハンナ
「嫌よ!サラ!!サラ!!サラ!!!」
ハンナの大声に気が付き、振り向くサラ。

サラが自分に気が付いたので、笑顔を見せるハンナ。
そして・・・

「奴らは、ブタよ!!
 私たちを、さげすんだのよ!
 ・・・・全部、教えてあげるわ・・・
 サラは、ベッドでリックを殺すのを、手伝ったのよ。
 アマンダを呼べって言うから、私が電話して・・・
 (サラを指差し)あの子が殺した!
 (立ち去って行くサラに・・・)
 サラ!!サラ!!!!妹を返して!サラを返して!!!」

去っていくサラ。放心の体で座り込むハンナ・・・

「どうやら・・・
 我々の思惑どおり、妹をあきらめたな」
「そうですね。でも憎悪は、残りました」

これ、ラストですが・・・
このゴーレンの作戦、どう思いました?
つまり・・・姉妹を分離して・・・
ゴーレンは、ハンナをターゲットとしている?なぜか?
その前に、ダベンポートに、「後から協力してほしい」等言っていた気が・・・
つまり、サラに優しく接するようにして、それをハンナに見せる作戦で。

ゴーレンは、姉妹が熱望した「父親」をサラだけが得ようとするのを
ハンナが、許さない=サラの罪を言うって図式が成り立つかと。
それを狙ったのか?

これ、ゴーレンがサラをターゲットにしたら?
ハンナが、ダベンポートに優しくされる・・・
サラは、当然自分の罪を軽くしようと(または自分は無実だと言い張るかも)
ハンナのせいにする公算が高い。
そして、ハンナも、全てをサラに被せて自分だけ幸せに・・・?

・・・・・って、この幸せは、作戦だから・・・ホント昼メロのような虚構の幸せなんだがね。

ハンナは、自分だけ幸せに、なろうとはしない。
それは、常にサラを守って来たから。サラを守るのが、自分の使命だと思っているから。

サラをターゲットにした場合
ハンナが、サラ可愛さに、自分が罪を背負う可能性がある。
そうすると、サラはそれに甘えて・・・ハンナ&サラの人生は、常にそんな感じかと。

そう考えると、
ゴーレンは、姉妹どちらも罪に問うために、ハンナをターゲットにしたとも考えられる。

私・・・ラストのカーバー&ゴーレンの言葉。
この字幕に納得できなかった。
もう一度
字幕
「どうやら・・・
 我々の思惑どおり、妹をあきらめたな」
「そうですね。でも憎悪は、残りました」

ゴーレンの言う「憎悪」・・・憎悪って何よ?
姉妹が、互いに憎悪を抱くってこと?
それは、サラは~は分かるが、ハンナは、サラを憎悪しないでしょ?

はい・・・・調べました・・・もうここまで来ると、執念ですね、私(っここは笑って)

英語表記
「She gave up her sister」
「Gave up. Yes, and no」

「彼女は、妹をあきらめたようだな」
「あきらめた・・・さぁ、どうでしょ」

この「Yes, and no」・・・・どこに憎悪が??
・・・・・・・・私、いま、素晴らしく時間がありませんが・・・・・
そして、もしかしてスパドラさん・・・って、これ他局が先だよね?
その他局に、物申しているか?私??

「さぁ、どうでしょ」「どちらとも言えない」「何とも言えない」
そんなニュアンスだと、思うのですが・・・・

ここで、ゴーレンは、カーバーの言葉に対して、疑問を呈しています。
まぁ、露骨に反対って言っている訳ではありませんがね。

ハンナは、サラをあきらめたようだな=だから、サラの罪を話したのだな
そして、ゴーレンは・・・そうでしょうか、と言っている。

私、このゴーレンの言葉は、大いに納得です。
私は、少なくとも、ハンナはサラに対して、憎しみは持っていないと思います。

では、なぜ、サラの罪を声高に言いだしたのか・・・
私は、ハンナは、サラと離れたくなかったからだと思います。
サラが、独りで幸せになる・・・それでも構わない・・・
そう思ってきたハンナが・・・
もうサラと離れたくなかった・・・

ゴーレンが、ハンナに色々、仕掛け的に話しています。
サラは、父親を手に入れた・・・
私が、見る限りですが・・・この部分には、ハンナはあまり反応していないような?
私は、ゴーレンの「ルーシーの、よき相談相手になって・・・君を忘れる・・・・」
ここに、反応したのでは?と思っています。
サラが、自分を忘れ、ルーシー=新しい姉妹と仲良くする・・・
それは、絶対許されない!それだけは、許さない!!
これが、ハンナの気持ちだったのでは?と思います。

だから、カーバーの「妹をあきらめた」に対し
ゴーレンは「さぁ、どうでしょう」と、疑問符になる。

ハンナは、サラと離れない。例え刑務所でも・・・
一緒に刑務所へ行こう。これが、ハンナの行動の真意だったのでは??

素晴らしく面白かった!
・・・・・・・時間に余裕がある時に、見たかった・・・・(アァ~本音)

ゴーレン&エイムズの、カップル演技も楽しかったし。

そして・・・ハンナ役の方、非常に巧かったですね。
本家にも2度登場・・・私、どちらも覚えています。
どちらもちょっと出演ですが・・・印象に残っていますよ。

そして、笑える「最低の国選弁護士」=スタン・シャテンステイン(笑)
覚えていますよ=====!!!
本家S8-1「スリルを求めて」で、散々マッコイにコケにされた・・・
失礼・・・マッコイの策略に乗せられてしまった・・・・弁護士さんですね。

実は・・・S15-15「作家の美しき妻」にも登場。
ここでは、それ程小馬鹿にされていません。普通です・・・勿体ない(笑)

でね・・・この役者さん、本当に弁護士さんらしいです。
SIG Libowitz、です。
ちょっと日本語情報はありませんが・・・
弁護士、時には役者、そして制作側スタッフ・・・
またまた、幅広く社会的に、様々に活動しているようです・・・
決して「最低の国選弁護士」では・・・笑
で、多分、これで、「ヘェ~」的にファンは楽しんでいるんでしょうネェ。
こんなやり手な人が・・・って感じで(笑)

原題『Tomorrow』もうお分かり、昼メロタイトルから・・・もありですがね。
姉妹は、昼メロ見ながら「明日は・・・」と思っていたのかも~
とも、思いました。

「この昼メロが、彼女たちの台本か」
「2人には、日常が芝居で、これが現実です」

過酷な境遇で、ドラマで夢を見ていた・・・やはり悲しい物語だと思います。


今回、ここまで(ペコリ)
・・・・・・・・・・・・・お願い・・・・週一放映にして~~~~~~~~~~~~!
コメント
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