原題『Anti-Thesis』=アンチテーゼ
対照、正反対って意味ですね。
これはもう、ゴーレンとニコールを指しているかと。
えっと、私はニコール・ウォレスは・・・『~CI』ではお初です。
字幕では、ワレスと書かれていましたが・・・・ウォレスでもイイよね。
『Jo』最終話で拝見・・・・今回「若ッ!」と言うのが第一印象で(笑)
名高いニコールさんですが・・・・
捕まらない方、ということで。
こういう犯罪者、他のドラマでも登場しますし
『L&O』本家&スピンオフでも、時々登場します。
しかし『CI』では、ゴーレンが「分かってしまう」ので・・・
だからこそ、宿敵として登場するのでしょうね。
しかし~ファンも、この2人の関係を楽しむのは道理と思いますが
その代り、ドラマの内容が・・・・
もうゴーレンVSニコールさえ見れれば満足よ、状態になっちまうかと。
今回も、事件は、いつもの調子とは異なって~という印象でした。
まぁ、ニコールが、全てを巻き込んで、自分の意図で動かすってことになるから
どんなに事件を上々に仕上げようとも~なんでしょうネェ。
ゴーレンVSニコール
互いの傷に塩を塗り合う様な駆け引きで。
ゴーレンが、結構素直にニコールに返答するのがポイント。
こういう方々(どう言えばいいんだ?笑)は
相手のウソが分かってしまうので・・・
自分が(ある意味)誠実になって、相手への誠実さを期待する。
そうしないと、自分も「本当のこと」は言わない&察せられないようにする。
まぁ、これを総じて、心理戦と言うのでしょうが・・・・(ペコリ)
有名映画レクター博士の『羊たちの沈黙』
あぁ、今はレクター博士と言えば、『ハンニバル』のマッツ・ミケルセンですね。
私が、今言おうとしているのは
『羊たちの沈黙』でアンソニー・ポプキンズ演じたレクターのことです。
新人FBI捜査員のクラリスが、事件の助言を得るべく
精神病院(それも多分犯罪者やかなり危なげな方々がいる)へ。
そこでレクターと話すのだが
レクターは、クラリスに興味を持ち、
彼女の過去話と引き換えに、犯罪者の情報を与えると言う。
この時、レクターは、クラリスに誤魔化しやウソを許さない。
真実を、と。
ゴーレンとニコールの会話から、この映画を思い出しましたよ。
で、ゴーレンの生年月日や母親のこと等々・・・
ニコールの少女時代やその後の生き様等々・・・
互いが互いを・・・な関係。
えっと、ゴーレンがシャーロック・ホームズなら
ニコールは、モリアーティ教授、でよろしいのかしらね
(と言いつつ、小説も映画も見ていません、私・・・笑)
多くのファンが、ニコールの登場を待っていたでしょうし
またゴーレンとのやり取りを、食い入るように御覧になっていたかと。
これ~って書いたら怒られるのか??(苦笑)
この2人のやり取りを「来た!来た!!」と熱烈大歓迎するか!
または「また始まったわ~」と拝聴しましょうモードになるのか!
以前にも書きましたが・・・
私は、『L&O』本家&スピンオフの中で、『CI』が最も分かる、と思っています。
これは、ゴーレンというキャラを見ていれば、ドラマが分かる、という点もありますが
(これは、多くの方々が、そう思っているかと。だから人気があるのだと思う)
その他に・・・・「次は、こうだろ」ってことが、何となく浮かんで・・・ってこともあります。
いやいや、勿論「これは意外だったわ」もありますよ。
しかし、今の所、まぁ大体は・・・
だから(と言っていいのか?)
ニコールとの駆け引き=傷の舐め合い=傷口に塩の塗り合いは・・・
「そうなるでしょうネェ」・・・・・ということでして(ペコリペコリ)
今回、ニコールの登場!に注目すると同時に
事件&人物は、まぁ蔑ろですかぁ~という思いがしました。
多分、ニコールが出演するエピは、こういう状態なんでしょうネェ。
しかし!
何度も言いますように、『CI』というのは、そういうドラマなんで・・・
だから、間違ってはいないと思います。というか、『CI』的には王道かと。
ゴーレンという、超強力キャラに、天敵を配して・・・
それも、女性・・・・これは、キャラとして大いに魅力あるかと。
全く関係ありませんが
『Jo』出演時には、それほど強力ではありませんでしたよ。
まぁ、ゲストですし、ドラマとして御馴染みキャラでもありませんし。
勿論、御存知のファンは、あぁ~!と喜ばれたでしょうが、ね。
その時は、色濃い印象は残したものの
他を圧倒するようなキャラでは・・・・というドラマの作りなんでしょうがね。
それに比べたら、今回は・・・・・でした。
まぁ、初登場ですし、ライバルですものねェ・・・
さてと!
靴店で、なぜ夫婦の演出を?な刑事コンビ。
一応エイムズがデレデレとしている風ですが・・・
これ、何か意味があるの??(笑)
警察として聞きに行けば良いのでは?・・・・ファンサービス、有り難う御座います(笑)
ココは、笑った~。
で、ニコールは、オーストラリアから~でしたが
メルボルン警察・・・って・・・・
メルボルンって、ビクトリア州で・・・
ビクトリア州管轄じゃないかと・・・・と思っておりますが。
ゴーレン、メルボルン警察って言っていたから・・・・違ったかなぁ??
と、ちょっとンン?となっておりました。
「ちょっと~リィンさ~ん~
せっかくニコール登場なのに・・・面白いって言ってよォ」
と、御不満タラタラな方、居られましたら申し訳ありません(ペコリ)
私が思ったのは・・・
ニコールが出て来たら、もう事件やドラマ等々は御勘弁ってことで
この2人のやり取り&心理戦&ゴーレンの苦悩(でイイのか?)を
見ることが重点となる、ってことなんですよ。
だから「それでいいわ。それが、面白いのよ」なら、それで良いし。
「あぁ、そういう展開ね~」と、ちょっと醒めた(ゴメン)視線なら、それも在ろうてことで。
そういうことを、言いたかったんですよ(ペコリ)
あぁ、長くなっちまったぜ・・・・・・!