浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

「しゃぼん玉」

2017-03-31 23:54:12 | 舞台・イベント
乃南アサの、
巴子ちゃん綾香さんシリーズや、
駆け込み交番シリーズはもとより、
文庫の新刊が発売されたらば、
いち早く買い求め、読みふけるミツコ。

なかでも
「しゃぼん玉」(2004年朝日新聞出版、2008年新潮文庫)は、
別格の作品として、
ずっと胸に残っています。

そ、そそ、その「しゃぼん玉」が、
え、映画化されるというのです。

これは、観に行かねばなりますまい。

ということで~。



やってきました。
銀座シネスイッチ。



荒んだ青年が、
ひょんなことから、山深い土地で、
老婆とともに暮らすうちに、
心身に変化が訪れる・・というお話。



青年役は、林遣都さん。
微細な感情の揺れを、その大きな瞳に映し、
ストーリーの肝を、
十二分に伝えてくださいました。

不健康な若者らしい身体表現も見事で、
一方で、
チャーミングな一面を覗かせ、
なるほど、
これなら、地元の方々に受け入れられるなあという
説得力もあり。



スマ婆さんには、市原悦子さん。

シカァシ。
スクリーンには、確かに、悦子さんがいるんだけれど、
演じてないんです。
ただ、スマ婆がいるだけ。

野良着の似合うこと。よく働くこと。

あの純なまなざしを向けられたら、
そりゃあ、悪いことはできまっせん。
こころの母でっす。

悦子さん宛てのメッセージコーナーにも、
たくさん、寄せられていました。



舞台は、日本三大秘境のひとつ、
宮崎県の椎葉村(しいばそん)。





「ひむか共和国」、
すなわち、
延岡市、日向市、門川町、諸塚村、椎葉村、
三郷町、高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町も、
映画化を支援しているとあって、
オールロケ。



山の稜線、光と影、雲、畑・・・。
どこか懐かしい、日本の原風景です。

平家の落人が逃げのびたという伝説がもとになっている
「平家まつり」の準備や当日の様子も、
あたたかい気持ちにさせてくれました。
エキストラのみなさんの演技も、すばらしかった。



地のものを生かしたお料理も見どころ。
ロビーでは、販売もしていました~。



生産者さんの名前も入っているので、
親近感がわきます。
これがまた、芸名かと思わせる立派な氏名なんです。



椎葉村マスコットキャラクター・おつるちゃん。

・・・おやっ。

なんとなんと、
東伸児監督が、いらっしゃるではありませんか。
ワ~イ、監督、サインくだ・・・あっ。
たいへんです。

当ブログに登場してくだすっているのは、
富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくん。
ご先祖様は、倶利伽羅の戦いで、
平家を脅かしたといわれる火牛なんです。



椎葉村は、平家落人伝説の地。
長い時が流れているとはいえ、だ、だいじょうぶかな~。



ジャーン。
笑顔で、快諾してくださいました~。

東監督、
「しゃぼん玉」を選んでくだすり、
原作の世界を、より以上に昇華させてくださり、
ありがとうございました。



乃南さんのインタビュー。
うんうん、ミツコも、おんなし気持ちでっす。

力のある小説、
力のある役者、
力のある監督がタッグを組むと、無敵だわね。



「しゃぼん玉」
銀座シネスイッチほかで上映中。
日程、時間をお調べの上、
ぜひ、みんな、みんしゃいね~。



明日もがんばるぞ!
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セ・リーグ ファンミーティング2017(まとめ・編)

2017-03-30 21:24:08 | セ・リーグ ファンミーティング
オレガ?オルガ??

「オレが巨人。」
ユニを着て写真を撮る、体験型ブースも大人気。



選手や監督のグッズやサインが当たる大抽選会。









例年、ステージで当選者を決めていましたが、
今回は、プログラム進行中に、
スタッフさんが行ったそうで、
発表が、とてもスムーズでした。

ん?
ミツコは当選したのかって???

いいんです。
参加することに意義があるのです。
トホ。



Tigers Girlsのダンス、見応えがありました。
特に2曲目。
トラッキーが、男前に見えました。

さて。
購入したものは、こちら~。





シフォンケーキ(横浜DeNAベイスターズ)



カープの鯉人(広島カープ)



どあらのかお(中日ドラゴンズ)



かれんだーだれんだー2017(ヤクルトスワローズ)

いま、静かなブームの、
水分補給が必須な、あのクッキーは、
売り切れていました~。
ずわんぬえん。

アンケートに回答して、
いただいた卓上カレンダー。





長かったルポも、これにて終了~。

参加されたみなさま、おつかれさまでした~。

読んでくだすったみなさま、ありがとうございました。
1年後、2年後、3年後に読んでも、
参考になる内容になっているかどうか。
何かしらになれば、幸いです。













いよいよ、明日、開幕でっす。
今季も、正々堂々の勝負と、
すばらしいプレーが生まれ、
すばらしい選手が登場することを、ねがいます。



明日もがんばるぞ!
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セ・リーグ ファンミーティング(コロプラのクマ・編)

2017-03-29 23:11:34 | セ・リーグ ファンミーティング


こちらのくまさん、見たことがあるぞ~。

え~と、え~と。

あっ。

入場したら、お出迎えしてくだすったんだ。



クマさん、だそうでっす。





今回、特別協賛の「コロプラ」は、
スマートフォンで野球ゲームができるソフトを
絶賛発売中。

ステージ上でも、
三浦氏と松村さんが対戦し、
ゲームの魅力を伝えました。

クマさん、スタッフのおにぃさん、
写真を撮らせてくれて、ありがとうございました~。

「まとめ・編」へ、くづつ。

明日もがんばるぞ!
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セ・リーグ ファンミーティング2017(OB・編)

2017-03-28 23:46:28 | セ・リーグ ファンミーティング


「レジェンドOBトークショー」

青島健太さんと松村邦洋さんが登場。
プロ野球の知識が豊富な方々による進行は、
安心感があるわね。



テーマごとに、話を展開させていきます。



前田智徳氏。
もうはや、常連さん。



鈴木尚広氏。
引退したばかりなので、初参加。



三浦大輔氏。
同じく、初参加。リーゼントがキマッてます。



岡林洋一氏。
「ひなまつり」の歌でおなじみ。



山本 昌氏。
分厚い肉体の持ち主。

ふ~む。
ふ~む。

聞き入りつつも、ミツコが、気になっていたのは、
いや、実は、
6球団監督トークバトルのときから、
気になっていたのですが・・・。



この飲料。
かわいいくまさんの絵柄でっす。

いったいぜんたい、なんなのだ~!?

「コロプラのクマ・編」に、くづつ。

明日もがんばるぞ!
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セ・リーグ ファンミーティング(甲子園カレー・編)

2017-03-28 14:03:28 | セ・リーグ ファンミーティング
少々、お腹がへってきたので、
飲食コーナーへ。



横浜スタジアムの樽ビール、
バスを改造したブースが、初お目見え。

どの球場も、ながへびの列。



うむむ。

どうしようか~。



どうぞ~。
どうぞ~。

神宮球場グルメのパンフレットを
配布していました。

わ~、これ、いい。
見やすいし、観戦が楽しくなりそう。



今回は、
遠方ゆえ、なかなか行くチャンスがない、
甲子園球場の名物にしました~。



甲子園カレー。

いっただっきま~す。

・・・うむ、うまい、最高!

これぞ、昔ながらのカレーライス。
あっという間にペロリでっす。

「OB・編」に、くづつ。
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セ・リーグ ファンミーティング2017(監督&ドラ1・編)

2017-03-27 22:20:08 | セ・リーグ ファンミーティング
式次第はこちら~。



司会進行は、
高橋大輔アナウンサー。
前回に引きつづき、安定の腕前でっす。



オープニングでは、
6球団のマスコットがズラリ。

遠方の広島、大阪、名古屋からも
駆けつけてくだすったからこその、
この賑々しさ。

おっ。
司会進行が、青島健太さんに変わり、
「開幕直前 6球団監督トークバトル」がはじまります。

ワ~ワ~、モ~モ~。



広島東洋カープ・緒方監督。



読売ジャイアンツ・高橋監督。



横浜DeNAベイスターズ・ラミレス監督(と通訳さん)。



阪神タイガーズ・金本監督。



ヤクルトスワローズ・真中監督。

・・・なになに!?

やっぱり、昨年の写真を、
使いまわしてるんぢゃ~ないかって???

お疑いのみなさん。
こちらをご覧ください。

今回、初参加となったのは~。





そう。中日ドラゴンズの森監督でっす。

監督も、ズラリ。
うう~ん、かぁっこいい~~~。



特に、金本監督の身体は、
遠目でも、
ひときわ引き締まっているように見えました。

緒方監督はハンサムだし、
高橋監督は笑顔がすてきだし、
ラミレス監督は
(隣に座っていた大学生3人組によると)
とても聞きとりやすい英語で話すし、
真中監督は美声だし、
森監督は迫力があるわ。

球場では、案外、監督の姿は見られないので、
こうして一堂に会する機会は貴重ですね。



現時点でのチームの仕上がり具合、
ファンが選ぶスタメンの結果発表を見ながらの
感想を聞いているうちに、
開幕モードが高まってきました。

そして、ドラフト1位選手の登場でっす。

今回は、ミツコの主観で、
ただ1人を、挙げさせていただきま~す。

さあ、どなたでしょうか~。





中日ドラゴンズ・柳 裕也投手。
大らかで、のびのびした印象を受けました。

6選手とも、それぞれに魅力的。
1軍でプレーする日を待っていま~す。

「甲子園カレー・編」に、くづつ。

明日もがんばるぞ!
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セ・リーグ ファンミーティング2017(パシフィコ横浜・編)

2017-03-27 21:21:39 | セ・リーグ ファンミーティング
「セ・リーグ ファンミーティング」に、
行ってきました~。

会場は、前回と同じ、
トシフィコ・・・ぢゃない、パシフィコ横浜。







今年も、むいさ~。

昨年の写真と、さして変わりませんが、
使い回しぢゃ~ござんせん。









ホールCとDで開催されまっす。





おお~。



おお~。

カープ坊やのアドバルーンが、
目立ちまっす。

第5回目となる「ファンミ」。
すでに、大勢の人々が、入場していました。

「監督&ドラ1・編」に、くづつ。
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南紀の旅(総集編)

2017-03-27 20:23:03 | 2017年 南紀の旅
「2017年 南紀の旅」(全18回)







「旅のルール・編」
「和歌山駅・編」
「紀勢本線・編」
「南部駅・編」
「小目津浜・編」
「小目津公園・編」
「みなべ梅林線・編」
「国道・編」
「うめ振興館・編」
「龍神バス・編」
「備長炭振興館・編」

「紀伊田辺駅・編」



「串本駅・編」
「潮岬・編」
「本州最南端・編」
「串本町コミュニティバス・編」
「和歌山駅へ・編」

「エンディング・編」





これからも、がんばるぞ!
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南紀の旅(エンディング・編)

2017-03-27 09:19:23 | 2017年 南紀の旅
さあ。

「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」、
いかがだったでしょうか。





南部は、
梅干しの里、紀州備長炭の山。




紀州南高梅つぶれ梅(正美商会、南部・中野KK)




農家の梅(大粒)(水本農園)


梅エキス飴(オカザキ紀芳庵)


はちみつ梅干(いなみの里 梅園)


梅けーき(山崎梅栄堂)


炭ちゃん(なかよし福祉会、なかよし作業所)




紀州備長炭(南部川村森林組合)

私たちの健康を支えてくだすっています。
それを、派手派手しく喧伝しない奥ゆかしさ。
地道にコツコツと積み重ねているからこそ、
優れた品々が生産されるのでしょうね。







普段、感じている太陽と、
同じものとは信じられないような、
ドラマティックな夕陽でした。
思い出すだけで、心強くなります。

両日とも、お天気にも恵まれました。

南部のみなさま、ありがとうございました。







旅の神様は、
いつも、すばらしい出会いをプレゼントしてくれます。



串本駅前で、声をかけてくだすった、
タクシー運転手さんの、S田さん。



のちに知ったことなのですが、
オートバイや自転車で、
潮岬のキャンプ場などに訪れた方々の間で、
国籍、人種、年齢を問わず、
とても有名な、
名物運転手さんだったのですね。

納得です。

串本を愛し、仕事に誇りをもち、何事にも熱心に取り組む。

会話を交わしたのは、ほんの数分でしたが、
生き様が伝わってきました。

本州4方位の最端の地、
すなわち、
宮城県宮古市、山口県下関市、和歌山県串本町、青森県大間町による
「本州四端サミット」など、
興味深いことを教えていただきました。



なんといっても、驚いたのは。

昔からの知己ではないし、
タクシーを利用しなかったのに、
なんと、
発車間際に、見送りに来てくださったのです。



・・・ジワ~~~。

こういうことがあるから、
旅はやめられません。

串本は、滞在したとはいえないくらい、駆け足でした。
行きたかった場所がある。
過ごしたかった時間がある。
そういった、小さな悔恨が、
次の旅を用意してくれるのかな。

串本のみなさま、ありがとうございました。



掲載した手書きの地図は、
みなべ町役場、串本町観光協会、和歌山市観光課から、
いただいたものをもとに、作成。
資料の提供を、ありがとうございました。



そして。

移動が多かったにも関わらず、
いつも元気でいてくれました。

富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんたち。
新潟県燕市の観光ナビゲーター・きららん。

おつかれさまでした。
ありがとう。



そして、そして。

テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」、
どうも、すみません。
ありがとうございました。

そして、そして、そして。

なが~いルポを読んでくだすったあなた、
本当にありがとう。





※路線、時刻は、2017年3月15日~16日現在のものです。
コメント (4)
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南紀の旅(和歌山駅へ・編)

2017-03-26 21:36:47 | 2017年 南紀の旅
【2日目】

「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」も、
いよいよクライマックス。



夜も更けてきました。
まもなく、くろしお34号の発車時刻です。





お世話になりました。













定刻どおり、入線し、発車。
この旅、最後の乗り物です。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。
・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

窓の外は、漆黒の闇と、ときどきネオン。

紀伊半島は、大きいなあ。

車内も静まっています。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。
・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

紀伊田辺に停車。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

南部を通過。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

御坊に停車。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

・・・ゴトン・・・ゴトン・・・。

次は~、和歌山、和歌山~。



着いた~!

ゴール!

バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ。



時刻は、夜9時過ぎ。

串本18:43→和歌山21:06(約2時間20分)



「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅 第1弾 和歌山~和歌山」。

成功です!



番組は、ついにエンディングへ!

くづつ。
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南紀の旅(串本町コミュニティバス・編)

2017-03-26 12:34:17 | 2017年 南紀の旅
【2日目】

・・・ゼエゼエ・・・。

バ、バスは、いました~~~。



一行を待ち構えたかのように、
乗車するやいなや、すぐに出発。

ありがとう、運転手さん。
ありがとう、串本町。

串本町コミュニティバスは、
佐部・上田原線、大島・出雲線、潮岬線、和深線の
4路線が通っています。



トルコ記念館や樫野崎灯台などがある大島、
JR紀勢本線の和深駅、田子駅、田並駅など、
地元のかたにも、旅人にも親切なコースです。

また、すべての路線が、
くしもと町立病院を始点、終点にしているため、
路線図が見やすいんです。

料金は、高校生以上は200円。
なんと、町内在住の中学生以下は、無料です。
障害者手帳をお持ちのかたや、介護者は100円。
回数券、乗継券もあります。

町民に親しまれているバスなんですねえ。

運転手さんは、
ドライビングの腕前もさることながら、
応対も、とても親切。

たいへん、お世話になりました。



それにしても。

時間があれば、こんな夕陽も見られたのに。







紀伊大島へ足を延ばせば、
さまざまな施設も見学できるんですが。








(串本町観光協会のマップより引用)

残念ですが、
これも「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」。

あれ?
そういえば、どこまで行くんでしたっけ?

くろしお34号の出発まで、
約1時間以上あります。

駅まで乗ってもいいけど、
その手前で降りて、散策する時間はありそうですねえ。

運転手さんに教えていただき、
ピンポーン、
この旅最後のバスを下車しました。





串本町コミュニティバス、
本当にありがとうございました~。



潮岬観光タワー17:02→串本町役場17:17(約15分)

ゴールまで、もう一息。

くづつ。
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南紀の旅(本州最南端・編)

2017-03-25 21:35:28 | 2017年 南紀の旅
【2日目】

16:40、串本駅を出発した一行。



終点・潮岬(しおのみさき)観光タワーまで、
約17分の乗車です。

おそらく、いま乗っているバスが、
帰りのバスになるはず。

地元の中学生、高校生、大人たちで、
適度に混雑している車内ですが、
タイミングを見計らって、
運転手さんに確認します。

ふむふむ。

当たっていました。

そこで、
滞在時間5分で、
「本州最南端」の碑の前で写真を撮り、
再び、帰りのバスに乗るつもりという決意を
熱く告げます。

バスは、市街地から高台へ。
カーブが続きます。

おっ。
まもなく、到着です。

着く前ですが、先に表示しておきましょう。
串本駅16:40→潮岬観光タワー16:57(約17分)

・・・どうどう。どうどう。
各馬ゲートイン状態。

乗降口付近で、
手首足首、アキレス腱伸ばしなどをする勢いで、
停車、ドアオープンを待ちます。

この旅、最大の難関。

少しでも、もたついたら、ゴールできません。
発車を待っていただくわけにも、いきません。
コミュニティバスの運転手さん、
利用者さん、串本町のみなさんに、
ご迷惑をおかけするのは、もってのほかです。

素早く、迅速に、スタイリッシュに。

ノンジャンル放送「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」第1弾。
ゴールか、断念か!?
すべてが試される、運命の分かれ道。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

ときはきた!

・・・行け~~~!

バス停から、石碑まで、
約200~300メートル。

転がり出て、一目散に、駆け下ります。

ノーカットで、ご覧ください。





















そして、ついに~。



本、州、最、南、端!

「本州最南端」の石碑で~す。



【チェックポイント・3】
本州最南端・潮岬(串本町)

北緯33度26分、東経135度46分。

来ましたよ!見ましたよ!

さあ、帰りのバスへ、急げ!



















ゼエゼエ。

も、もう一息で、バス停です。







・・・ああっ。

なに、どうした。
果たして、バスに間に合ったのか!?!?!?

くづつ。
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南紀の旅(潮岬・編)

2017-03-24 22:39:36 | 2017年 南紀の旅
【2日目】

「鉄道・路線バス乗り継ぎの旅」のルールを
おさらいしましょう。

【ルール1】
移動は原則として、鉄道、路線バス、コミュニティバスのみ。
タクシー、自転車、ヒッチハイクなど、他の交通機関の利用は禁止。

【ルール2】
ルートは自分で決める。
入念な下調べをし、自作メモ、紙の地図のみ使用可。
案内所や地元のかたからの情報収集もOK。

【ルール3】
1泊2日で目的地にゴールすること。
ただし、チェックポイントには、必ず訪れねばならない。



【ルール2】に則り、
事前に、スケジュールをきちんと決めました。
本州最南端・潮岬(しおのみさき)への行き方も、
綿密に組み立てます。



・・・ムムッ。



串本町コミュニティバスの時刻表。

行き
串本駅16:40→潮岬16:57(正式には「潮岬観光タワー」)

帰り
潮岬 17:02→串本駅17:19

ううむ。
滞在時間5分。
チェックポイントに到着した証拠写真も
撮らねばなりません。
バス停から、石碑までの距離も不明です。
果たして、うまく乗り継げるだろうか。

では、帰りのバスを、1本遅らせたらどうなるか。
最終便になりますが、バスはまだあります。

潮岬 19:17→串本駅19:34



うぬぬぬ。

そうなると、くろしお34号、
串本18:34→和歌山21:06には、
間に合いません。

特急ではない紀勢本線、
串本20:20→和歌山23:44には、
乗れそうですが、
夜11:44に着くとなると・・・。

【ルール3】
1泊2日で目的地にゴールすること。

ギリギリですねえ。
ましてや、
魔の2日目ともなれば、
時間に余裕を残しておきたいものです。

さあ、どうする!?



何度見ても、
一行の都合に合わせた時刻に変わるわけでは
ありません。

あっ。

タワー!
タワーの営業時間は!?

3月~11月 8:30~16:30

・・・。
すでに、閉まっています。
19:17まで、あてどなく、
潮岬で待つのも、不用心ですよねえ。

あっ。

レンタサイクル!
レンタサイクルなら、自由に移動できるぞ!

【ルール1】
移動は原則として、鉄道、路線バス、コミュニティバスのみ。
タクシー、自転車、ヒッチハイクなど、他の交通機関の利用は禁止。



自転車は、ルール違反になってしまうし、
そもそも、返却場所の多くは、潮岬付近。
駅の近くの観光協会に返すこともできますが、
営業時間は、17:00まで。

う~ん。

う~ん。

やっぱり、この方法かなあ。

串本駅16:40→潮岬16:57
潮岬で5分
潮岬 17:02→串本駅17:19
串本駅付近で1時間15分
串本18:34→和歌山21:06

時間配分はアンバランスですが、
1番、安全なようです。

これでいきましょう。

ただ、
この判断が、後で響かなければいいのですが。



さすが、本州最南端ともなると、
一筋縄ではいきません。

そんな思いを噛みしめつつ、
定刻どおり出発の
串本町コミュニティバス・潮岬線に
乗りこむ一行。



さあ。
無事に、写真を撮り、帰りのバスに乗れるのか!?!?!?

くづつ。
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南紀の旅(串本駅・編)

2017-03-24 10:15:45 | 2017年 南紀の旅
【2日目】







定刻どおり入線してきた、
くろしお13号に乗車する一行。



スタッフA)何やってるんだ、まっくろじゃないか!
スタッフB)いっけねえ。
スタッフA)早くしないと、発車するぞ。
スタッフB)ええと、こっちに立って、ああして、こうして。

パチリ。



ピリリリリ!



・・・セーフ!

新宮まで、主に海沿いを走る紀勢本線には、
緊急時、列車を降りる際の注意書きがあります。





そうそう。
大切なことですねえ。



雄大な景色が、車窓に広がります。
微妙に角度を変えていく太陽の光と、太平洋と、岩。
本州最南端に近づいている感覚が、
増してきました。

紀伊田辺15:24→串本16:31(約1時間)





串本町は、
面積約136平方キロメートル、
人口約17,000人、
町の花は、スイセンでっす。













2015年に公開された
映画「海難1890」(主演:内野聖陽、監督:田中光敏)を
ご覧になったかたも多いことでしょう。

明治23年(1890年)、台風の夜、
トルコの軍艦エルトゥールル号の遭難者を、
紀伊大島の人々が、救出、看護。
悲しいことに、命を散らした方々も、
丁寧に埋葬をしたそうです。

それ以来、串本とトルコは、
離れていても、いつでも友達なんですねえ。


ポーチ(株式会社KCR)



さあ。
3つ目のチェックポイント、
本州最南端・潮岬を目指しましょう。



え~っと、
串本町のコミュニティバスだったわね。

バス停、バス停・・・。
あった、あった。
すでに、数名、並んでいるので、
すぐに見つかりました。

駅を出て、左手。
串本町観光協会の案内所も近いので、
安心ですねえ。



時刻は、16:35。
もう夕方といっていい時間帯です。

早朝からの移動、見学で、
知らず知らずのうちに、
気力も体力も、消耗しているはず。

今から、潮岬へ行き、串本駅に戻り、
さらに、
今日中に和歌山に着くことはできるのでしょうか!?

くづつ。
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南紀の旅(紀伊田辺駅・編)

2017-03-23 21:12:00 | 2017年 南紀の旅
【2日目】





石倉(13:26)→紀伊田辺(14:21)(約1時間)





龍神バスで南下し、海沿いの紀伊田辺駅へ。
全国の田辺さん、お元気ですか~!?



ここには、
テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第21弾」で、
大阪・堺から三重・鳥羽へ向かう途中、
太川さんと蛭子さん、マドンナの高橋ひとみさんが
立ち寄りました。

なんと、チェックポイントは、この旅と同じ「潮岬」。
奇遇ですねえ。

本家「バス旅」では、
紀伊田辺駅→本宮大社前→新宮前→潮岬と、
5時間以上かけて行きましたが、
こちらの「鉄道バスの旅」は、
鉄道を使っていいので、
くろしお13号に乗車して、串本を目指します。



現在、14:30。
発車予定時刻は、15:24です。
約50分の待ち時間、無駄にはできません。

さっそく、観光案内所へ向かう一行。



あのぅ、もしもし。
「ローカル路線バスの旅」で太川さんたちが
訪れた場所は、ここですろうか?

何を確認するかと思いきや・・・。

熊野古道を目的にしたような
トレッキング姿の人々で賑わっている案内所で、
スタッフさんのお手間をとらせてしまいました。



ほうら。
武蔵坊弁慶も、睨みをきかせていますよ~。

さて。
発車まで、あと40分。
お茶でも飲む?
いい雰囲気の喫茶店がありました。



「珈琲専科・べる・かんと」。
偶然にも、
本家「バス旅」で一行が立ち寄り、
それがゆえに、明暗を分けた喫茶店です。
本格派コーヒー、味わってみたいですよねえ。





当分の間、休業するとのお知らせ。
残念なことです。

気を取り直して、お菓子屋さんへ。
またしても、たまたま、
本家「バス旅」で、軽食を買い求めていたお店でした。

「三万五千石本舗 EH製菓」







マドレーヌ、クッキーなどを購入。

時刻は14:00。
そういえば、お昼ごはんがまだですねえ。

紀伊田辺は、
魚介類、熊野牛、梅鶏、梅干しなど、
おいしいものが豊富なまち。
なかでも「あがら丼」は、名物の1つです。
「あがら」すなわち「私たち」による、
旬の食材を自由に使ったオリジナルのどんぶり料理が、
話題を集めています。

というのに、なんですか、
荷物を、ひも解き始めましたよ~。



本日の昼食。
南部駅前・イングランドのパンと、
国道424号線沿いで、ヤクルトレディーさんから購入したジョア。

あっという間に、平らげました。

そうこうしているうちに、
出発の時間です。











15:24、紀伊田辺から、新宮行きの、くろしお13号に乗り、
一路、串本へ。

チェックポイントは、あと1つ。
今日中に、ゴールの和歌山まで、
たどり着けるのか!?

後半へ、くづつ。
コメント
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