ミュージカル「ジキル&ハイド」(日生劇場)を観てきました。
この作品は初鑑賞。
曲も「ディス・イズ・ザ・モーメント」しか知らない状況でしたので、
ハラハラドキドキ、驚きの連続でした。
善と悪という人間の二面性と、その間で苦しむ良心、
それを通して、人が「人」として「生きる」とはどういうことか、
を問いかける作品ですが、
主演の石丸さんはその両極と葛藤を見事に表現していました。
コーラスやダンスの質も高く、密度の濃い内容でした。
驚いたのは、吉野圭吾さん。
2003年に「レ・ミゼラブル」でアンジョルラスを演じていた頃と、
容姿が変わっていない!いや、むしろ若返っている!
経験に裏づけされた自信も加わり、好演が光りました。
笹本玲奈さんも、同じく「レミゼ」でエポニーヌ役で、初めて見たとき
「恐るべき18歳」が現れたと舌を巻きましたが、
今回も、チャーミングななかに貫録が備わり、
舞台を占めていました。
それにしても・・・。
「白鳥の湖」の悪魔ロットバルト、黒鳥オディールしかり、
「エリザベート」のトートしかり、ハイドしかり。
「悪」の部分には、魅力がありますな。
だから、誑(たぶら)かされたり、戻れなくなったり、
揺れ動いたりするんでしょうね。
そもそも「善」とは?「悪」とは???
・・・いろいろ考えさせられる作品でした。
明日もがんばるぞ!
3月20日は、地下鉄サリン事件の起きた日。
今は当たり前のように、安心して安全に地下鉄に乗っていますが、
当時は、その路線を使っている家族の安否を心配しました。
地下鉄利用者として、忘れてはならない日です。
禍々しい思考と企てに、屈することなく、
時には戦わねばならない。
そんなことを思い出させてくれる大切な日です。
そして、今日は祝日でもあるので、朝のラッシュはなかったものの、
職場の入っている埼玉県の某巨大ショッピングモールは大盛況。
家族連れの隙間をぬって、ヨガのクラスへ。
身体をよく伸ばしてきました。
クラス後。おやおや、何やら人だかりが。
チビッコや、パパ、ママが乗っています。
サバナトレインだそうです。
イオンモール(あ、実名出してしまった・汗)の中を走り抜けます。
乗りたかったかどうかは、伏せておきます(笑)。
日本も、東京も、東京メトロも、がんばってるよ!